赤い闇 スターリンの冷たい大地でのレビュー・感想・評価
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映画ってやっぱりいい!
嗚呼、映画ってやっぱりいい!
3月からずっと行ってなかった映画。
先日ちょっとした用事のついでに一本見て、錆び付いていた映画モードギアに油が刺されたのですが、まだまだ全開でなく、映画に行くか、家でダラダラするか、で迷うと結局家を選択していました。
今朝も、行こうかなと頭をよぎりながら、やっぱ寝ようかなと思って、ボンヤリFB眺めていたら、ある人がアメリカでバノン(トランプの盟友)逮捕について、彼はレーニン主義者と自らを呼んでいた、ということから極右とスターリン共産主義の関連を書いている記事を読んで、これはやはりちょっと行っておくかなと思って行ってみたところ、嗚呼、やはり映画って、ホント、いい!!!
これ実話に基づいてるんですね。
赤い闇って、これ、スターリン独裁下のソ連の話って単純な話じゃないんですよ。誰がスターリンを支えてたのかってことなんですね。
この映画はすべてのジャーナリストはマスト・シーでしょうね。特に若手とこれからなろうという人たちは。
安倍の取り巻きは、これを見ても、なに青臭い、相手の懐深く入ってこそ、とかしたり顔でいうんでしょうけどね。まあ、そんなのはどーでもいいです。無私の人間がいて、それを紙一重のところで支える人もいる。そこに人間の希望を見ます。
良い映画って、やはりメチャメチャいろんな刺激を与えてくれますよね。
そしてダラケた気分の私をシャキッとさせる。
で、家に帰ってきて、長年積読だったanimal farm、ええ、私読んでなかったんです、なんか内容が想像できる気がして、後回しになり続けていた、しかも私の記憶ではペンギンペーパーバックで持ってたはず、だった…が、探せど探せどなかった。結局買ってもいなかったんですね。これを機会に買って読むことにします。
そうです、映画の狂言回しにはジョージ・オウエルが出てくるのです。
この映画がポーランド映画だということは極めて本質的にこの映画の内容と結びついていることだと思います。第二次世界大戦でポーランドがどうなったのか!ナチスとソ連に侵略された。確かに。では、それはなぜ可能だったのか…
この前NHKでやっていたアウシュビッツの話の中に、虐殺が起きていることを西側諸国に知らせたけれど、無視された!という話がありました。それに相通じるのですね。
国とはなにを守るものなのか?単純な話ではないですが、人々の生活と、それを生み出す権力と、それを激しく見せつける映画です。
たった2時間で人をそこに連れて行き、考えさせて、その後にもズーンと響く。それが1200円。やっぱりすごいわ、映画!
補足、他の人のレビュー見たら、退屈というのが結構あって驚いた。全く私は違ったので。しかも映画の語法で、物語をうまく膨らませてるというか、色々その当時の世界のありようを想像させるようにもできていると思ったので!
ジョージ・オーウェルこんな人なんだろうなあと
動物農場のジョージ・オーウェルの視点から物語が始まるんです。
つまりこの映画はとある実験の映画なんですよと冒頭から諭されるんです。その実験が人知れず実行されていて、その実験を不可思議に思う人が気づいて、現場を見て、その成果を隠そうとする。。。という一連の流れがあったことを告発する映画なんです。
これ今の日本じゃん!
スターリン is back!!
飢餓状態で映る木の皮と動物の肉片の見た目が同じなのは悲惨すぎる。。。
王様のブランチのグルメリポートで紹介してほしいよ。。。
「本当のことを伝えているのは誰か」を見極める
たとえば、身近に大事件があったとする。現場を見たのはA、B、Cの3人しかいない(なかには本当は見ていない人もいるかもしれない)。3人の主張は食い違っており、誰が真実を語っているか不明だ。
そんな時どうしたらよいか。
ともすれば、私たちは自分にとって都合の良い話を受け入れやすい。わかりやすい話にも飛びつきやすい。
「なぜこの人はこういう主張をしているのか」、「彼にとって都合の良い主張ではないか」、「前に言っていた彼の話は真実だったか(そもそも信用できる人か)」、「相手にとって都合の悪い話でも誠実に話してくれているか」、など自分自身で整理して(誰が正しいかを)判断すべきだ。
真実を見極めるのは本当に難しい。主張している人が自分の利益のためにウソを吐きすぎて何が真実か分からなくなり、本人も分からなくなってしまうこともある。
王様のたくさんの家来の前で、「王様はハダカだ!」と主張することは並大抵の出来ることではない。ウソつき呼ばわりされても動じずに真実を伝え続けることができるか。
見つかれば殺されるなかで、「封印」された土地に潜入し、帰国してただ1人真実を告発するGareth Jonesの真のジャーナリストとしての勇気を讃えたい。
くしくもHolodomorから約25年後に同じ共産国の中国において再び人為的な大飢饉で数千万とも言われる犠牲者を出してしてしまったことは、天国のGareth Jonesもやり切れないことだろう。
作品に関しては、とても秀悦なテーマ設定だったにもかかわらず、ストーリー展開が単調かつ冗長だったことが残念。
ジェームズ・ノートンがいい!
1930年代、ヒトラーの台頭を恐れたイギリスは、スターリンのソ連に近づいていた。恐慌後で世界中が不景気の時にソ連だけ国家予算が多く、不可思議に思った青年は、外交顧問をクビになったのを機に、ジャーナリストを装ってモスクワに行き、さらにウクライナに潜りこむ。そこでは飢餓に苦しみ、生きるために人肉でさえ口にする子どもがいた。しかしそれは、ソ連と手を組もうとするイギリス政府にとって握りつぶしたい真実であった。
単にストーリーを追うだけなら本を読めば良いと思う。映画の特長は、演者の魅力にもある。この主演ジェームズ・ノートンも、この映画をより魅力的にしている。
スターリンのソ連と言うよりジャーナリストの物語
今でも良くあること北朝鮮潜入取材の様なお話スターリンが金将軍とタブるが対話シーンばかりでテンポも遅く前半からちょっと退屈衝撃の場面もワンカットずつでイマイチ緊張感が伝わらず物足りなさも❗
ジャーナリズムについて
真実は一つかどうかはよくわからない。
しかし、公式な真実だけが真実ではない。
スターリン政権下、1930年代のウクライナの飢饉のことを初めて知ったのはソルジェニーツィンの著書だったと思う。
スターリンお前もか。
ここ数年「ヒトラーの・・・」というタイトルの映画たくさんあったけどヒトラーはほとんど出てこない。この映画もスターリンと名はついてはいるが「ウクライナの飢餓なんか知ったことか」と指示するスターリン出るかなと思ったけどやはり出なかった。真実を探るためとはいえ単身ウクライナに乗り込むってまるで007。ジャーナリストも命懸け。モスクワの繁栄はウクライナを始め地方の犠牲の基にあったのか。
こんな国、今でもけっこうあるかもね。
人為的につくられた情勢だからね…
元英国首相の外交顧問でヒトラーにインタビューをしたこともある、フリージャーナリストのガレス・ジョーンズが1933年にウクライナを訪れてソ連の闇をみてきた話。
母親がウクライナ出身で自身はウェールズ出身の主人公が、世界的恐慌の中でルーブルが値崩れしていないことからスターリンと組むべきだと主張し巻き起こっていく。
訪れたモスクワで、赤組特有の監視と行動制限、及び、飼いならされた外国人記者やエンジニアをみると共に、友人の記者に起きた不穏な出来事を知り…訪れたウクライナはホロドモール下で、結構ショッキングな内容もあるけれど、1エピソードを除いてはあまり凄惨さは感じず物足りない。
ホロドモールを直接見せる映画をみるのは初めてだったから期待したんだけどね。
とはいえ、この主人公のことは知らなかったし、帰国後の苦悩や結末、字幕処理だけど主人公の顛末まで、非常に興味深いものだった。
淡々と進むモノクロ?映画
終始モノクロ基調の薄暗い画面と、やたらアップの描写ばかりで、いまいち何がどうなっているのか分からなく見る者の想像力でストーリーは淡々と進んでいく。
歴史のお勉強をしようとトライしたが芸術的センスに欠けるオイラには正直つまらんかった。
唯一バネッサカービー(出てること知らんかった)を惚れ惚れ見てた感じで終了。
内政干渉
『ジョーンの秘密』をみた後に、第二次世界大戦でのソ連を始めとする各国の死者数を調べて色々と考えさせられました。
この映画では欧米の国家間の力関係や忖度が複雑なことを改めて教えていただきました。
台頭するヒトラーとナチスへの危機感。
力関係のバランスを取るために、たぶんソ連のナチスへの牽制効果への期待や配慮から、スターリン体制への批判を差し控える政治判断(その後の冷戦構造のことまでは、誰も予見できなかった、ということですね)。
政治や歴史についての専門家でないので、よく分かりませんが、ひとつだけハッキリと言えるのは、
内政干渉するな❗️
とトップが声高に言ってる政府や企業やなにがしかの組織があったとしたら、それは自国民や自社の労働者や組織の構成員に対して、堂々と説明できないことがたくさんある、ということだと思います。
ホロドモール
ヴァネッサカービィが見たくて行ったら、あれ、大虐殺ですか。ホロドモールはwikiしてもらうとして、なかなか見ごたえ有りました。
ジャックアンドベテイ初めてだけど良い小屋ですね。
ただこの人のmi6は見たくないなぁ
ちょっと様子がおかしいくらいに前のめりな姿に共感する
全編通してジャーナリスト、ジョーンズの信念で成り立っている。
国家レベルの隠ぺいをありのまま伝え様とするジョーンズ。
特殊能力のあるスーパーヒーローでもないのに、一個人が国家に立ち向かうのだから、頭のネジが一本や二本外れてると思ってしまう。
そんな無謀すぎるジョーンズの姿に最後まで引っ張られた。
美女を目の前に、取材の事しか考えない彼に可愛らしささえ感じでしまった。
ジャーナリズム腐敗への警鐘
イギリス人ジャーナリストが見た、ソ連の「ホロドモール」って映画。
陰鬱な内容。
日本ではあまり知られていないが、ドイツのホロコーストと並んで世界では有名な「20世紀の最大の悲劇」の一つに数えられる非道な話。
(20世紀の虐殺にはほかにも、前述のホロコースト、オスマン帝国のアルメニア人虐殺、ポル・ポト派による虐殺、ルワンダ虐殺等、数々の大虐殺事件があるけど)
告発したこのジャーナリストが、嘘つき呼ばわりされる展開は辛かった。
この映画はソ連時代の悪政を批判するだけでなく、今の時代だからこそ作られたように思いました。
フェイクニュースにあふれ、取材先と癒着し、政権におもねって大本営発表にかまけ、ジャーナリズムの尊厳をないがしろにした結果は、数百万人、数千万人の死に直結すると言いたかったのではないのか。
そんな気がしました。
((((;゚Д゚)))))))ウクライナ飢饉報道の実話
世界恐慌下でのソ連繁栄に疑問を持った記者の話。
疑問を持ちソ連へ、、、決死の覚悟でウクライナを取材、、、そこで見たものは!
実際 外貨獲得のためウクライナの農民を軍隊で囲み強制労働まがいなことをやっていたんあだとさ。凶作でも強引に小麦を搾取して餓死者が600万人だと。
スターリンがやった事。世界で人殺しナンバー1は?スターリンか毛沢東ですってよ。
ヒトラーなんて子供みたいなもんで、この2人は凶悪すぎ。
これをジョーンズという若手記者が暴くのですが、、、、。
作中、〝平等主義はていのいい詐欺〟とセリフ。これが全てでしょう。
共産主義は奴隷制度と同じなのです。共産主義という隠れ蓑を被った独裁主義と言った方がいいかもしれません。
皆平等というのですが労働者を管理・監視する存在が現れ次第に主従関係となる。
人の性格とか特性とか失われ、人が機械的な存在なってしまう世の中。
世界にそんな国がまだまだあるのが本当に恐ろしい事です。あの国とあの国は要警戒です。
退廃的な記者達のパーティーシーンや飢餓農村で子供達との食事シーン。
映像的に印象的な撮り方をしていてこの監督の他の映画も見たくなりました。
【”飢えと寒さが家の中を満たし、正気を失い・・”哀しき唄が雪原に響く。「ホロドモール」の事実を暴こうとしたフリーランスジャーナリストが寒き国で見たモノ。背筋が寒くなります・・。】
ー「ホロドモール」1932年~1933年にかけて肥沃な筈のウクライナ地方で起きた”人為的な”大飢饉。-
・イギリスの政治家、ロイド・ジョージの外交顧問を務めその後ヒトラーへのインタビューも行ったガレス・ジョーンズ(ジェームズ・ノートン)はフリーランス記者として、ソビエトの経済繁栄に疑問を持ち、モスクワに乗り込む。
■怖ろしく、印象的なシーン
1.モスクワで出会った、ニューヨーク・タイムズ支局長デュランティ(ピーター・サースガード:怪演である・・)。(デュランティはピューリッツァー賞受賞者でもある。)にパーティに誘われるシーン。
裸女が多数踊り、アヘンの煙漂い、麻薬を打つ女性がソファーでひっくり返っている・・。デュランティは全裸で裸女と戯れている・・。驚くガレス。
ー徐々に明らかになるが、デュランティはスターリンの経済実験の実態を知っていたが、命を守るためなのか、真実を明らかにしていない・・。ソビエトに染まったのか?
きっと、自身の精神バランスを何とか保つための奇行であろうと推測。ー
2.同じく、タイムズ紙の女性記者エイダ(ヴァネッサ・カービー)はガレスと同じ思いでモスクワに来た友人の死の真相や”ウクライナに謎が・・”と執拗に粘るガレスに漏らす・・。
ー彼女なりの、記者魂を示そうとしたのだろう・・。ガレスに対する記者としての熱き思いに折れたのではないか・・。-
3.ソ連当局の目を欺いて漸く乗った列車の中で、エイダから貰った果物を食べるガレス。異様な目付きで見る薄汚れた人々。そして、ガレスが食べ終わった皮を列車の床に捨てると、争って奪い合う人々の姿。驚きを隠しきれないガレスの表情。
4.列車から飛び降り、雪中行軍の後、たどり着いた村で”穀物のたっぷり詰まった袋”を地元民に交じって運ぶ際の”これは、どこに運ばれるのか・・””モスクワだ・・”
雪が降る中、無言で荷物を運ぶ人々。
一人の女性がガレスに囁く・・。”男たちがきて、自然の法則を変えると・・”憲兵らしき男たちに連れて行かれる女性。逃げ出すガレスに向けて、無数の発砲音が響く。
ー真実が明らかになる、ショッキングなシーン。人々の虚ろな表情・・。-
5.漸くある寒村にたどり着いたガレス。幼い男の子と女の子に出会い、家に・・。そこで、振舞われたスープ。少し年上の女の子が無表情でスープを温め、肉片を刃の先に一片だけ突き刺しスープの入った椀に入れ、幼き二人とガレスに差し出す。
無表情で小さな肉片を口にする少女。ガレスが”何の肉?”と聞いても答えない・・。スープをよそってくれた女の子が”兄・・”と口にし、驚愕したガレスが裏口に行って見たもの・・。激しく嘔吐するガレス・・。
-武田泰淳の”ひかりごけ”を思い出す・・。-
6.デュランティがエイダに対して、ある文章をタイプライターで打たせるシーン。
-エイダの抵抗・・。職が無くなるのに、立派である・・。-
7.何とか、イギリスに帰ってからも、ソ連に人質に取られた技師たちを案じて、ロイド・ジョージ含めた政治関係者は彼を責める・・。
無念の涙に暮れる彼を子供たちもからかう・・。
根拠は、デュランティがニューヨーク・タイムズに寄稿した”彼の言っていることは、嘘。スターリンの実験は多少の犠牲を払っているが・・”という記事。
-デュランティ!お前、ピューリッツァー賞受賞者ではないのか! 政治関係者の判断は、当時の政局を考えれば、そうなるか・・。はあ・・。-
8.そして、漸く真実が記事になり・・
◆今作品では、冒頭、中間、ラストでジョージ・オーウェルが彼の代表作の一つである、「動物農場」をタイプし、モノローグで文節が流れる。これが、何を暗喩しているかは一目瞭然であろう・・。
<黒い大地と呼ばれた豊饒な土地を持つ、ウクライナ地方で僅か90年ほど前に起きた出来事を、モノトーンに近い色合いで寒々しく描き出した作品。
ウクライナ紛争の起因になっている「ホロドモール」の実態を明らかにした意義ある作品。
だが、”エンドロールで流れた言葉”に、戦慄と怒りを覚えた作品でもある。>
全体的にスマートで、映像もいい
一度予告を見ただけで、前知識なしで見たら大正解だった。実話を元にしているのだけども、話運びはスマートで、私には2時間あっという間だった。また、美しい光景はないのだけど、細かな工夫もあり映像が絵として素晴らしかった。
正にプロのジャーナリスト
事実を基にした作品のためそれなりに見応えはあるのだが、個人的にはあまり合わない作品だった。
まぁあの時代の腐った世の中を作品と言えども見るのはやはり気分が良くないと言うこともあるんだろうが、加えて最初から最後までダーティに、淡々と作品が進んでいくため途中で飽きてきてしまった。
ただガレスのような真実を追求するジャーナリストの姿には心は打たれる。
似たような仕事を人からの視点ではどういう感想を抱くのか気になるものだ。
ある意味、真実だから凄い内容
久しぶりに、会場での「試写会」が映画を見てきました!
会場を待って、映画が始まり、大興奮でした。
毎年、夏になると、ここ数年、ヨーロッパの戦争と言うか、第二次世界大戦のドイツモノなどが公開され、知らない歴史に触れられる事を楽しみにしていて、本作品も、今回大変に楽しみにしていました。
本作品、まずは、日本人には、予め予習と言うか、この頃のヨーロッパの事情を知ってから臨むと良いかな・・・・
正直、当時のヨーロッパの事情が分からないと少し難解かな・・・・・
本作品のお話が、実話と聞いて、本当にびっくり、「誰かの洒落た靴の下で、どれだけの人が涙をながしているのか(THE MODSの歌詞から引用)」
怒りというより、呆れてしまう・・・しかし、本作品の内容ですが、今でも現実に同じような事が行われているんじゃない、同国では、相手は○○だけどね・・・・・正直、何時も思うけど、大変に汚い国だな・・・・・
本作品より1週間先い公開されるジュディ・デンチ主演「ジョーンの秘密」を後で見ると良いらしいね。
ある意味、話が続くと言うか・・・・
本作品の監督のアグニェシュカ・ホランドって社会派の映画を作れるしエンターテインメント作品も作れるし、非常に器用な方ですが、本作品も、結構映像に凝っていて、カラーからモノクロ(シルバーカラーかも)になったり、要所要所にシュールに撮られている。
内容にメリハリがある意味、無いと言うか、淡々と話が進むので、出来れば、予習して見た方が良いかな・・・
しかし、この作品が実話と言う事で、主人公の方を考えると少し虚しくなるな・・・・・
良い映画でした。
衝撃の実話
命懸けのジャーナリズム。韓国映画「タクシー運転手」に描かれた、光州事件に乗り込んだドイツ人記者のことが思い出されました。ウクライナの惨状をポリフオニーで歌い上げる子供たちの合唱が悲しく響く、雪のシーンが印象的。悲しいけど実話なのですね。「タクシー運転手」のように歴史の知られざる一面を知ることが出来るタイプの映画が好きな人にはオススメです!
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