「邦画タイトルが0点、の良い映画です」ニューヨーク 親切なロシア料理店 SkyLockさんの映画レビュー(感想・評価)
邦画タイトルが0点、の良い映画です
邦題「ニューヨーク親切なロシア料理店」が、よろしくない。フライヤーに記載されてる内容もしかり。デザインも。
原題の「The Kindness of Strangers」
の複数形のStrangers。が、伝わってないです。当然、Kindnessもね。
作品の一場面、教会の中で開かれているサークルで、リーダーが諭す一言「思いやり」が全てを繋いでいる映画です。
NYにいるであろう多くの弱者、見知らぬ人たちの献身で、綴られています。
あわせて、女性監督ならではの、母親の描き方が、心を揺さぶります。
年末に見たのですが、今年(コロナ禍)見るべき映画だったように思え、この出会いに感謝し、さらに良かったです。
途中、東京にもたくさんいるシングルマザーの実情も、NYと大して変わらないのでは、と心が苦しいです。
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