「小さな親切が集まって大きな助けになるという」ニューヨーク 親切なロシア料理店 raumerさんの映画レビュー(感想・評価)
小さな親切が集まって大きな助けになるという
銀座のシネスイッチ、3~4年に1回くらい行きますが「マダム・イン・ニューヨーク」(インド)、「すれ違いのダイアリーズ」(タイ)どちらも良作でした。本作は、ほとんどホームレスになっている主人公ですが、彼女が出会う人たちがみんなちょっとだけ助けてくれます。べつに私財を投げ打って助けなくても、みんながほんのちょっとだけ力を貸してくれれば困っている人には大きな力になるんですね。あらすじや予告編を見ると予想ができるイベントが実際に起こる訳なんですが(笑)、その描き方が意外と淡々としているんですね。無理にドラマチックにしないというか。でもそれが逆にじわじわと胸に浸みます。こういう作り方があるのかと感心をして監督を調べたら「人生はシネマティック!」の監督ですか。なるほど
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