「実話だからなぁ」屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
実話だからなぁ
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この手の映画はたまに観る。猟奇的なことへの抵抗はそれほどないのだが、この作品はわたしには無理だった。
なぜかと考えてみると、実話なだけに美学みたいなものが感じられなかったからかも。
犯人は酒浸りで醜い容姿、女なら誰でもよくて酒で釣れる女をお持ち帰り。自分の欲望を満たすためだけに行動している。殺人も気がついたら殺してて、バラバラにしてトランクに入る分は捨てに行きあとは自宅にかくす。それは異臭を放ち、自分で吐く位臭いのだ。そこにこだわりや美学はなく、正直気持ち悪い感じだった。
ただ、実話なだけに、現実はこうだとしらされた感じもあった。殺人に美学とかはなくて、孤独な男が欲望のままに動きあっけなく捕まって終わる。あんだけ行き当たりばったりなら捕まるよね。
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