「インパクトがあるタイトルにはリスクもある」“隠れビッチ”やってました。 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
インパクトがあるタイトルにはリスクもある
2020年映画館鑑賞13作品目
原作未読
佐久間由衣の声が大き過ぎる
吉田鋼太郎とは全く違うタイプの大声
舞台のような演出に辟易
こっちがなぜか恥ずかしくなる
映画は比較的観るがあまり舞台の方はあまり観にいかない理由がここにある
だがゲイとヤリマンと隠れビッチの共同生活は絵的にも面白い
ヒロインに共感できるかどうかは女じゃないので重要だと感じた事は一度もないから気にならない
自分はこの作品のヒロインがもし唐田えりかだったらどうなっていただろうかと観ながら想像した
DVの父の遺伝で娘がキレやすい暴力的な人間になる
呪われた血筋だ
あれだけ自由に生きてストレスがあまりなさそうなのに酒豪酒乱って最悪
こういうダメな父親がよく似合う光石研
冒頭のエンドロールの後におまけあるよというお知らせは嬉しい
はじめからないとわかればガラガラならエンドロールの途中でトイレに行ってもいいんだから
でも観る側の想像に任せます的なモヤモヤした終わり方には苦笑い
子役だった大後寿々花がいい感じでいい女になっている
少女の日々よサヨウナラありがとう大人の寿々花
森山未來
名前だけでは男が女かわからない中性的なイケメンを想像するがはっきりいってブサイクというギャップがある
でもダンスはキレキレでどの作品でもそれを披露できるわけではないのが残念
本編とは関係ないがイタリア映画を観た直後にこの作品を観たがやっぱり日本の作品の方が好き
外国の作品だって傑作は傑作なんだけど
あとこれも関係ないがここの劇場は雑居ビルの二階なんだがここのスクリーンの上がちょうどカラオケボックスがあり雑音が混じっていた
最初はヒロインの自宅のすぐ隣がスナックなのかなと思っていたが違った
映画館のすぐ上がカラオケボックスで防音がいまいちってあり得ないので映画館の従業員に報告したが改善されるだろうか
一日も早くカラオケボックスが潰れてエステ屋さんか耳かき屋さんでもできればいい