「【躍動する自由】」イン・ザ・ハイツ ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【躍動する自由】
もし、可能だったら、Dolby Atmosで観てください。
ちょっとお高いけど、停電を思わせる真っ暗になる場面、あのDolby Atmosの本物の”黒”の効果が絶大な力を発揮します。
「現在の境遇を嘆くより、自分は旗を上げる」
このラテン系住民が多く暮らすワシントン・ハイツに、ある日、突然訪れる停電。
これは、きっと彼等の閉塞感のメタファーだ。
しかし、暗闇は、他の余計なものを見せないことで、たとえ、その中の僅かな光でも、きっと進むべき本来の道を照らすのだ。
友人や仲間、家族の成功を祈り、同じところにとどまらず、背中を押す友情や愛情。
そして、見出す自分の道。
暗闇を照らす本当の光は、実は、自由ではないのか。
旗を上げること自体が目標であるのではない。
たとえ、アイデンティティであっても、それ自体が目的である必要はなく、何をするかは自分の選択なのだ。
自由であることは、光であり、道標でもある。
何ものにも縛られず、自由に自分の将来を見出し、目標や希望に向かって努力し、未来に向かって進むこと。
「イン・ザ・ハイツ」は、マイノリティの置かれた状況は状況として、ワシントン・ハイツの人々が前向きに生きていることを、躍動感溢れる歌とダンスで表して見せ、自由であることを讃えた作品だと思う。
プールで肩関節を外して踊る人にギョッとしたけど、なんか楽しかった。
Dolby Atmos効果もあり、パーフェクトスコアです。
アイスランドのミステリーは、作家名がアーナルデュル・インドリダソンです。
第一作「湿地」は映画にもなってるようです。
今、日本語訳は5作目まで出ていて、創元推理文庫が4作目まで。
読み始めたら止まらないんですわ〜。
今、4作目に突入したところです。
ワンコさん、コメントありがとうございました!Dolby Atmosで観ればよかったとワンコさんのレビューみて後悔、、、笑
“映画.comの謎”おっしゃりたい事、よ〜く分かりますよ!笑