「肩に力が入り過ぎ」ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
肩に力が入り過ぎ
すごく楽しみにしていた映画である。マーゴット・ロビーがブレイクした役所だけに本人も思い入れたっぷりでプロデュースもしているのだがちょっと頑張りすぎている感が出て残念。キャシー・ヤンという無名のアジア系女性監督の起用もそうだが、配役もあまりにダイバーシティというか「ポリコレのための映画」になってしまっていて不自然なのだ。確かにこれまでハリウッドを牛耳ってきたセクハラパワハラの男どもをぶちのめしたい気持ちも良くわかるが、観客が期待しているものと少しズレているのでは無かろうか?もっと肩の力を抜いて気楽にはっちゃけたおバカアクションが観たい。目当てのマーゴット・ロビーが少し期待外れな中で、脇役のボウガンの殺し屋ハントレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が強くて可笑しくてカッコ良くて救われました。
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