劇場公開日 2020年2月28日

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「春のジェイミー・フォックス祭り③」黒い司法 0%からの奇跡 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0春のジェイミー・フォックス祭り③

2021年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

そろそろ、過去の憎しみを掘り返す様な差別的作品も少なくなって来たかな。と思ったらコレ。

1980年代、差別的罪で刑務所送りされた黒人達の無罪を勝ち取ろうとした黒人弁護士ブライアン・スティーブンソンの実話を映画化。

序盤から勧善懲悪のストーリー展開と主人公も半沢直樹の様に正義貫き真相究明型で、その他役者達も台詞が多く分かりやすい。

台詞が多く分かりやすい=誘導され易い展開だけに、話をただ受け入れるだけの鑑賞者なら良いが、途中で内容を考えたり想いにふけったり、判断したりするのが好きな私としては、少し物足りない。

また、物足りない理由も主要役者以外が物語上どうなるか読めてしまうのもあるのかと。

黒人、白人、ほぼ二極化で展開する善悪設定も気に入らないかな。当時の年代、地域性の絡みもあるから仕方ないと言われるとそれまでですがね。

自分のテンション低いまま、映画が終わりました💧
無理矢理感動に持ち込まれる様な映画。
グリーンマイルが嫌いな私。そこに似ている。

巫女雷男