「泣ける、悲しいの他に怒れるって印象ほしい…」黒い司法 0%からの奇跡 ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
泣ける、悲しいの他に怒れるって印象ほしい…
自分の年とか性別とかキャラとかのせいか、最近職場の同僚達にナメられてんな〜って思うこと多くなったけど、黒人系の人達は生まれながらにナメられてんだろうなぁと、この手の映画を観るたびにいつも思う。
大学の英語の授業で、白人ネイティブの先生がしみじみ言ってた。「白人だと仕事探すの苦労しない…黒人だと大変、日本でも黒人差別ある」と。
つい30年そこそこ前の事実とつい最近釈放された人の、長きに渡る屈辱的な日々を思うと、苦しくて胸が張り裂けそうになる。死刑執行のシーン、証言が覆ったり、息子まで手錠をかけられたり、泣けるシーンのオンパレードだったけど、やっと最後に嬉し泣きできた。
こないだ観たグリーンブックやドリームのように、最高に知的で品格のある黒人達でさえも、外見で差別されたり、屈辱を味わったりするシーンを見ると、何が自由の国アメリカだよ!o(`ω´ )oと思うけど、ウチらもどこかで差別してないか省みたい。
弁護士のブライアンが最高にかっこよくて、あんな風に冷静に、知的に、品性と情熱を失うことなく、希望を持って生きていきたいとつくづく思った。
時々今の職場が辛すぎて、何もかも投げ出したくなるけど、ちゃんと神様が最後まで諦めるなよ、ってメッセージくれたんだなと、頑張る力をもらえた、素晴らしい作品だった。
Don chan さん、こちらこそコメントありがとうございました。
海外にいると、なんだかんだで差別される側なんで、最近は日本にいる外国人に思いを馳せますね。もっと腹割って話したいけど、なかなか英語が出てきませんwww😂
ゆ〜きちさん、コメントありがとうございます😊
原題の意味を汲み取るのは、ネイティブじゃない人間にとっては難しいですね💦
翻訳ってとどのつまり日本語への置き換え作業なので、本来の言葉が持つ細かい意味までは訳すことが出来ないですし。
ここのJustを形容詞としてとらえれば、「公正な〜」とか「正しい〜」とかになるのではないかと考えました🙌
実話ものって、よくエンドロールでご本人のその後的な映像が出るけど、ちゃんと本人に忠実な役作りで、そこも感心ポイント。
でも今回は、ジョニーDの最期の様子とか、あの人がいつ釈放されたとか、最後の最後まで切なくなるポイントてんこ盛り…。
普通に暮らせることは何て幸せなことだろう!