ジョーカーのレビュー・感想・評価
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この3.5はホアキン・フェニックスの鬼才に捧ぐ
全く共感できなかったのはホアキン・フェニックスの大胆かつ奇妙な演技のせいか、私が幸せな人間だからなのか…。共感は出来ないけどアーサーの感情はきっと間違いではないと思うから、最後にはあの道化くさい笑いではなく心から笑えていてよかったと思う。
これが人生。嘘みたいだけど、夢を踏みつけて小躍りする人もいる。
ジョーカーがなぜいい人から悪になったのかその真相がわかる映画でもありました。
ジョーカーが悪になる前の人間としての生活をしていた姿が明かされました。
まず。いい人でもあり性格が優しくて。気難しい人でもあったのに
そんな彼がなぜ悪みたいな人物になったのかがすごくわかりました。
てか理解するぐらいにわかってしまったことが
正直驚くようにびっくりしかありませんでした。
ジョーカーの本名がアーサーという名前でしたアーサーの職業がピエロでもあり
母親のためにも稼がなきゃいけない時期でもあり
凄く困難と精神に病んでいた人でもありました。
特に笑いが止まらなくなる時があり必ず笑ってしまうと収まらない症状でもありました。
それを治したいからこそ精神病院に通いながら過ごしていたのかもしれません
そしてアーサー事態が自分の本当の悪を生み出す存在になった人とか
職場も失って
どれだけの苦しみを味わってきたのかもそこでわかるようになります。
そんな人間の内なる憎みとか悪意がいつしか犯罪を犯してしまう人間になるのかも知れません。
そんな人間が一番怖いと僕は感じてしまいましたね
なぜ人間が怖いのかといいますと
人間には心も体も優しくて幸せになりたいという夢があるのに
その幸せを邪魔したり
幸せを奪ったり
夢が夢じゃなくなるほど
悪意が広がるという存在でもあり
そんな人間がいつしか恐ろしくなるという恐怖でもあることを
この映画では知らせたいと感じました。
特にアーサーが悪になるきっかけもそのことがあったからではないかと思いますし
悪に染まった人間はいつしか取り戻せなくなる存在でもあり
幸せではいられない状況でもあるので
人間が人間じゃない何者かのモンスターになるという存在でもあります
例えば人格が適合して新しい何者かが生まれる場合でもあるし
その人格がいつしか犯罪を犯してしまうきっかけにもなるかと感じます。
それぐらいに犯罪は犯してはいけないし
幸せな街にはいつしか犯罪の世界に陥る場所でもあるので
世の中が変わらなければこの世界も変わらないと僕は感じました
なのでこの映画を見て僕が思ったことが
犯罪をなくすためにはどうしたらいいのか
どうすれば犯罪がなくせる世界になるのか
それを思いながら見ていたのと
ジョーカー誕生の秘話が明かされたとき
人々は悪の組織とも呼ばれるジョーカーに
支配されるのであろうかと僕は思いました。
それがいつしかバットマンに倒される日が来るのが
訪れるということは
僕もすぐにわかりましたね
それぐらいにこの作品のキーパーソンでもある
ジョーカーの正体が知れて
よかったと感じました!
あぁ。
駄作だね。
気張ってimaxで観ちゃったよ。でもimaxで観る意味無かった。だって,アクションシーンほぼ0。
ストーリーは...ひたすら退屈。
ジョーカーをこんなに人間くさく描く時点で萎えてしまうよ。..無いね。
まったく私の感性と相反する。
ドーランの下に涙の喜劇人
あのロバート・デニーロも出演しているこの映画は、『タクシードライバー』、『キング・オブ・コメディ』に影響を受けて製作されたらしい。
笑いに自分の居場所を見つけ出した主人公が、心ない人々から蔑まれ、罵られ、踏み付けられて、悪の権化ジョーカーに変貌していく。
後半のジョーカーに変貌してからの展開に驚愕した。ああそこまでしてしまうのか、ああそうなってしまうのかという疾風怒濤のストーリーに息を呑む。
主人公は「ドーランの下に涙の喜劇人」という言葉がよく似合う。
なんか日本にもごろごろといそうな人達の話だった
見た感想を一言で言うと、「本当にこんな作品が大ヒットしたのか?」ってことです。自分にとってジョーカーとは、ジャック・ニコルソンの演じていた紫のスーツがよく似合い貫禄がある悪の帝王のような存在をイメージしてしまうんですが。この映画のジョーカーはそれとは正反対のクソダサい絵にかいたような底辺の精神病のおっさんでした。こんなジョーカーじゃあ悪の組織でも馬鹿にされるだけで使いっぱしりで終わりですわ。ダサい。ダサすぎる。いくらスピンオフ作品とはいえもうちょっと他になかったのか?是非ジャック・ニコルソンのようなジョーカーも作るべきですわ。
賢くあってほしかった
ジョーカーにコメディの才能がないことが悲しかった。狂気だけでなく、賢さも兼ね備えていて欲しかった。カリスマ性があるように描かれてないし。自称プロがこの映画をむりやり持ち上げてるコメントが不思議。この映画を否定するやつは無粋。という空気感。
私にはよさがわからなかったです
基本的に、流行ったもののよさがわからないタイプなので、私の意見は少数派だと思っています。
バッドマンの前知識のなさも原因かもしれません。
演技はよかったんだと思います。嫌いなタイプの主人公でした。
期待したが。
都会の猥雑と孤独、ブラウン管の狂気、喜劇の悲劇ならキャストも被る原典「キングオブコメディ」に軍配。
ホアキン・フェニックス評判の身体芸の凄味は買うが、本作で最も活きたかは疑問。
有名な前日譚ゆえ想定内なのは仕方ないか。
期待したが。
今やジョーカーの称号はこの手に…?
バットマンあってのジョーカーではない、社会の歪みが生み出した怪物ジョーカーを描く作品で、公開当時のダークナイトのようにアメコミ映画の枠をぶち破る作品なのではないでしょうか。
なによりもホアキン・フェニックスの演技が絶品で本当に存在する人物のような気さえしてしまいます。
派手さがない分演技力・ストーリーで十分に補われていて、見ていて飽きが来ません。
ただ、前評判ほど面白いかと聞かれると...
蛇足
昨年劇場で鑑賞、昨日改めてwowowで視聴しました。
二度とも、映画自体の出来は大変良いと感じました。隙のない作りこみの施された労作であることは間違いないと思います。
しかし点数を低くつけざるを得ないのは、この映画の構想そのものが蛇足に思えるから。
傑作『ダークナイト』でのジョーカーの破格の存在感は、彼が決して凡人には共感も理解もできないところから生まれ、想像もできないような異質な内面世界を生きているという、圧倒的な断絶を見せつけるところから生まれていたと思う。ジョーカーの持つ破壊衝動や憎しみを、我々凡人は「動機」などというこの社会の言葉で理解したり表現したりすることは決してできない。その完全な異質さこそが、彼の恐ろしさでもあったはず。
けれども、この映画はそもそもジョーカーを我々の理解できる存在として描こうとしてしまった。いわく、社会不適合者ではあるけれど根は善人である彼が、自分ではどうすることもできない不遇の連続の中で、社会に対する敵意をふくらませていったのです、彼が今の彼のようになったことは、我々にも十分共感できることです、何なら私達一人一人だってその責任の一端を負っているのじゃありませんか、と。そういう説明じみた背景譚が、果たしてこの一連のシリーズの中で果たして描かれる必要があったのだろうか、疑問しか感じない。
彼がジョーカーへと変貌する過程のエピソード自体が虚構をはらんだメタレベルのフィクションだという理解もあるようだが、そんなことはどうでもいい。たとえそうだとしても、この映画はそもそもの成り立ちからして、ジョーカーを庶民の手の届く・共感できる存在に貶めてしまうものだったのだから。
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