ジョーカーのレビュー・感想・評価
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狂気=ジョーカー
子供の頃からバットマン(ジャック・ニコルソンがジョーカーをやってた時代)からシーサイド・スクワット以外は全てのジョーカーを見てきましたが、これは新しいジョーカー役の誕生です!
正直、ヒース・レジャーのイメージが強すぎて、ジャレット・レトのジョーカーは見る気がなかったのですが、今回は全米公開で鑑賞するのに仮装禁止やら警戒態勢やら、公開前に話題になってたので楽しみにしてました。予告編見てもホアキン・フェニックスが役にはまりきってそうだったのも相まって期待はしてました!
見た結果…最高でした!
音楽や映像は70年代、80年代を彷彿させる感じやし、ストーリーも世の中の理不尽さに人が狂気に落ちていく様がわかりやすく表現されてました。(全米で警戒態勢になると報道された理由がよくわかる)
バットマンストーリーとの関係も含まっててこれもわかりやすかったです。
ダークナイトシリーズを見たときはこれからのジョーカーはヒース・レジャー!と思ってて悲報を知ったときはほんまにショックでした。
この映画を見て次のジョーカーはホアキン・フェニックス!と思ってます!
(映画を見てないのでなんとも言えへんけど、ジャレット・レトごめんなさい!)
昔からのバットマンファンの方はぜひ観てみてください!
ホアキンが好きだから、
ジョーカーだからギリギリセーフ
タイトルなし
年齢が違うような気がするが
ハッピーとかラッキーって呼ばれている人って、実は色々抱えているのかな、なんて考えたりしました
妄想と現実とが繊細な頭の中で、抑圧され爆発したとき、物凄い力がでる
そして初めて自分に賛同してくれたものが群衆だとしたら
それは今も言える
ゴッサムシティまだ暗くはなかったのだな
バットマンの頃は暗いイメージでしたが
馴染めなかった
かなりメンタルにくる作品。
世の中に「善」がなくなったら、っていう世界を描いてる。
失業して、大切な人の裏切りにあって、望み通りの人生にならない。
そんな不満を社会に抱き、「絶望」しか見えないとき、国民は悪党を求める。
この不公平で不平等な世界を崩壊させる、大悪党を。
ジョーカー、バットマン、ゴッサムシティ
とても良かったです。感想が難しい映画ですが、とりあえずジョーカー、背徳の街ゴッサム・シティ、バットマンの生い立ちは分かりました笑。
貧困、偏見、差別が狂気の悪役ジョーカーを創造する。そしてゴッサム・シティは炎上する。DCコミックの世界観の枠内だから面白いって作りで、たぶんリアルな世界観で見ると単なるサイコパスみたいになっちゃってモラル的に許せないキャラになっちゃう。ネガティブな評価をする人はそこに引っかかっちゃうんじゃないのかな。いいですか?ゴッサムシティの話なんですよ?わかってますか?だったらそれはそれでいいけど、DCの架空の世界だから、と思うと私には「許せ方(ジョーカーへのシンパシー)」が違うんです。うーん。結構奥深い映画だなあ。
どうでもいい英語のうんちくを言わせてもらうと、最初の方でジョークを書き溜めたノートに出てくる「I hope my death makes more cents than my life.」(字幕は「勝ちを生む」と「価値を生む」の駄洒落にしてたかな。苦しいけど頑張ったね)はmake cents(金を稼ぐ) とmake sense(意味がある)の駄洒落なんです。senseのネイティブの発音はセンツみたいになるからほぼ同じ発音なんですね。senseの’nse’の部分はnの発音で舌が歯の裏にくっつくのでsの音がツみたいに破裂する。onceがワンツ、princeがプリンツみたいな発音になるのと同様。
ホアキン・フェニックスは名優ですが「これが代表作!」ってのがなかった気がします。これからはJOKERが代表作になりますね!ピンチョン好きの私には「インヒアレントヴァイス」が断然代表作なんですが、映画自体あまり知ってる人がいません( ノД`)シクシク…
まさに狂気の傑作!
如何にして悪魔の「ジョーカー」が誕生したのかというストーリー。
あまりにも強烈で、ショッキングで、恐ろしさを秘めた映画で、2019年公開の中では最高傑作との声も多い作品です。
「本当の恐怖は、笑いの中にある……」
人間が壊れていく様が まざまざと映し出され、同時にこれは世界中の誰にでも起こりえる事だという恐怖感に身震いをします。
(((; ゚д゚)))
ダークナイトのジョーカーが素晴らし過ぎた為、今回演じたホアキン・フェニックスは相当のプレッシャーだったようですが、見事な演技によりアカデミー賞の主演男優賞を獲得!
作品も世界中で数々の賞を受賞✨
「必ず観なくてはならない、歴史に残る1作」とまで言われる程になりました。
ダークナイトのシリーズを観てからがベストではありますが、観ていなくてもこの映画だけでサスペンススリラーとして十分に楽しめます。
ついに一線を超えた傑作‼️
弱者のアイデンティティ
近年多発している「ジョーカー」と呼ばれる社会的弱者の凶行を生み出した問題作、とされている映画。
人は誰しも、誰かに認められたい、と願っている。家族や恋人、職場関係の人々から認められることによって自己を確立しているといえる。
しかしこの映画の主人公のアーサーのように職を失い、家族や友人関係も上手くいかず、周囲から軽んじられる社会的弱者は、社会との繋がりから自分の価値を見出せず、ついには凶行に走ってしまう。
犯罪行為をして、世間に自分の存在を刻めるならなら、ひとつのアイデンティティを獲得した、といえるからである。
社会的影響を懸念して、この映画は規制されてしまい賛否両論あるようだが、社会的弱者にひとつの解答を示してしまった側面もあるといえる。
作品内でもジョーカーの信者たちが暴徒化していたが、現実世界での模倣犯の誕生によって、真の意味でこの映画は「完成」してしまったのかもしれない。
切なかった
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