ジョーカーのレビュー・感想・評価
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バットマンの知識が全くない状態で見ましたが、十二分に楽しめました。確かにカップルや子供が見る映画ではないが、そこまで鬱じゃない。
おいら的にはハッピーエンドだった。
精神障碍の方が人の真似をやめて、社会を巻き込みながら本当の自分になると言う感じ。
文字にすると何か凄いインパクトだけど、それ以上に面白い。
あと泣けるようになって本当に良かった、あの涙の痕が何とも悲しいハッピーエンドを誘ってました。
joker、ジョーカー。ホラー映画としては。
予告編を見て。
恐々。こわごわ。
見終わった感想はそこまでではなかったような。
コメディアンを目指しながら、いまいちな日々の中での、津々浦々。
そこから、はじまって。
ちょこちょこちょこ。
最後は、バーーッと。
まあまあまあ。
アクションとかあまりなくて。
ホラーより。
怖さときもきもな感じで。
まあまあまあ。
アクションシーンがもっと欲しかったような。
もっと、スカッとしたシーンが少なくて。
まあ、こんなもんかなと。
ダークナイトの印象が強すぎたのか..
地球の真実?
映画が終わって劇場を出る時、半端ない重苦しさに気分が悪くなりそうであった。ジョーカーの悲惨な生き様は余りにも悲しい。その悲しいジョーカーを今の社会システムでは、おそらく救いきれない残酷さがある。その残酷さにこのサイコパスは何故か飄々と立ち向かって行く。そのパワーは人間が持ち合わせている悪魔の力が表出しているかのようだ。
しかし、この悪魔の力も、地球を牛耳っている金融システムをつかさどるわずかの人間に対しては、正義になることもある。
私たちはその操っている側の人間にも、時にはしぶとく立ち向かわないとやられてしまうことがあるから気をつけなければならない。
いずれにしても世界でたった6%の人間が全世界の富の59%を所有し、その6%がアメリカ国籍の人間であり、80%の人間は標準以下の居住環境を余儀なくされ、
70%の人間は文字が読めません。50%の人間は栄養失調に苦しみ、1%の人間が瀕死の状態にあることを、忘れてはいけないのである。
この作品は復讐心が殺人引き起こすという意味では、自らの宿命の改善には何も役に立っていません。むしろジョーカーはただの悪党です。
ただ、私たちにはジョーカーの不幸から見えてくる、社会システムの悪と戦う必要性は多分にあると考えます。
たった今、観てきました・・・でも何にも言えないし、言いたくない。重...
狂気のための狂喜!
作品としては良しなのですが、気に食わないのは
ウェイン一家襲撃事件。
あそこまで暴動起きてるのにアルフレッド以下、
ガードは何をしてるの?
わざわざあんな裏道行く?
殺されに行ってる様なあの描写はストーリー感じない。
美しくも無いし、喜劇でも無い。バッドマン最高の見せ場の一つが簡単すぎる!
どーやって今後、ブルースと対峙して最大のビィランになるんだよ。暴漢にやられただけ? はい??
キャットは? 将来が読み取れない。
散々さげすまれ、蹴られ、肉親からも裏切られて
底辺まで堕ちた時に人は変わる……
正に暗部のDC!
ただ、もっと華麗に魅せてほしい。音楽と神と
リンクして欲しかった。音楽が最高点来た時に
彼の言うアートがより昇華する。
狂気しかかんじない。
階段でのステップなんて見せ所なのに
そうする事で、もっと怖い
ブラックヒーローになれたと思う。
ハーレクインは完全にポップな感じで良いけど、
ジョーカー はもっと気高く描いても良かったのでは?
エンディング個人的にはバッドダンスで良いだろ。
ショータイムなんだから。
R指定何だから徹底的に狂気と美と喜劇を
創り出してほしかった。
やっぱりjokerよりpenguinのほうが好きだな
知られざるジョーカーの過去が明らかに
やはりジョーカーも最初から悪者ではなかった。
周囲の環境や人々により誕生した。これにともなう背景などがしっかりと描かれているので映画の雰囲気にあっという間に吸い込まれる。
バットマンは観たことがないけど
正真正銘の傑作。
相模原殺傷事件も、京アニの事件も、仕事柄「私が犯人でもおかしくなかったな」と思っているのだけど、この映画はそれを裏付けてくれたような気がする。
誰がああなってもおかしくないのでは。
苦しいときにサポートもなく、自力で這い上がるすべがなく、追い打ちをかけるような出来事が次々と起きたら。
音楽もいいし映像の雰囲気もいい。途中で妄想と現実の区別がなくなっていることをきちんと描くことで、今まで観ていたものももしかして本当のことではないのかな?と思わせるし、じゃあ本当のことって何なのかな?とも思う。何よりジョーカーの目の演技がいい。
車のボンネットの上で無理矢理笑顔を作るジョーカー。沢山の人が自分を見てくれて嬉しい、でも寂しくて悲しくて後悔もしてる、けど楽しい気もするし誇らしい気もする。相反する感情があらわれているのは、全編を通して彼にとっての笑顔、笑いを描いてきたからだと思う。
欲しかったのはハグとキスだけって言うのが一番胸にくる感じがした。
あまり感想をまとめられない映画。
やるせない気持ちになるけど、観てよかったなと思った。
これを分からない、つまらないと言える人生でありたかった。
マスクは禁止にしちゃうぞ!
連日ニュースで届けられる香港のデモ。二日前には覆面禁止法なるわけのわからぬ法律が施行され、デモ隊の逮捕者が続出。そんな法律作られたらジョーカーが誕生しないじゃん!などと『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005)まで思い出してしまいました。ピエロの化粧を施すのと仮面を被ることは同じ意味なのでしょうが、殺人鬼であるジョーカーを称え、市民が蜂起(とまではいかない暴動程度)するシーンは身震いしてしまいました。
これというのも貧富の差がゴッサムシティにも広がってるためであり、Vフォー・ヴェンデッタと雰囲気も似ています。現実問題でもある香港においては、民主主義を守るための抗議です。この香港情勢からも目が離せません。
さて、ジョーカーことアーサーですが、笑い病?をずっと患ってるようで、しかもワンテンポ遅れて笑ってしまう病気です。これじゃ吉本新喜劇じゃあーりませんか!たしか内場さんが得意だったハズ。しかし、ジョーカーのこの病気は笑えるどころか不気味です。それでもコメディアンになろうとしてるんだから、まずは吉本に入って腕を磨いてください!とツッコミたくなります。
ロバート・デ・ニーロもよかったし、ホアキンも良かった。オスカーノミネートも確実なのでしょう。ブルースの両親もやられちゃいましたが、こうやってバットマンとジョーカーの因縁も誕生してたのですね。詳しくないのでよくわかりませんが。
哀れ悲しい暗い面白い。
いやはや、なんとも不幸なついてない
しかもハンデのある、ど貧乏な主人公。見ていて悲しくて哀れな暗い気分になります。さらに仕事はピエロ。笑いながら泣くピエロ。
自分の妄想にちょっとだけ救われたりしますが、結局は暗い世界に飲み込まれてしまいます。
が、しかし、ゴッサムシティではひとりではありませんでした。みんながピエロ。みんながジョーカー。みんなが哀れな悲しいゴミみたいな泥だらけの人生を歩んでたのでした。あんただけじゃない!みんなも全員同じ気分だぜ!これが唯一の救い。ダークピエロ、ダークヒーロージョーカーの誕生でした。
日本でも、世界でも今はまさに同じですよね。一部の権力者、大金持ち、成功者、元助役、電気会社のお偉いさん達、どっかの国の偉い元首が素晴らしく成熟した、まっかな果実を独り占めする社会、世界。残った者はひたすら泥水をすする。負ける奴はひたすらに負け続け、助けの声は捨ておかれ にげまわりとばされたりかき消されたりする。一部の富裕層が連続で勝ち続けるシステムがすでに昔から完成されています。これをド派手に破壊し黄金の金庫から光り輝く金貨をざくざく横取りするしか、システムを破壊して新しい社会を作ることはできなくなっています。犯罪はダメですが、結局何も変わらない何もよくならないまま時間は過ぎていく。潜在的にはまさにジョーカーの登場を皆さん待ち望んでいるのでは?と言うのがほんまに恐ろしいテロ多発時代!まさしく今が、そうなのかもしれませんね。
ジョーカーが泣きながら笑い軽快にダンスする。あなたも、その軽快な姿にある意味憧れているのかもしれませんね。ジョーカー万歳!
ちょっとだけ、バットマン的な人が出てきますねー。ちょっとね。ちびっとね。
才能に目覚めちゃう
これでこそジョーカー
何が真実で何が虚構なのか。
謎に包まれていたジョーカーの生い立ち。
見たいような見たくないような…と思っていましたが、この映画を観終わってホッとしました。
何者にでもなれるからこそのジョーカー。
みんながそれぞれ
理想のジョーカー像を思い描き、築けばいいのだと。
益々ジョーカーの事が好きになりました。
救いようがない
期待通りの作品でした。が、見終わった後はそこまで絶賛されるほどか?という気もしましたが、楽しめました。
自分はとにかくホアキンフェニックスの演技と、徐々に変わっていきジョーカーらしい歩き方や踊りになっていくとこが良かった。
全編通して希望からの絶望、正気からの狂気へと変わっていくアーサーがよく描かれているなと思います。
あの時、拳銃を貰っていなかったら…。
あの時、母親の手紙を見ていなかった…。
あの時、番組に自分のスタンドアップショーを取り上げられていなかったら…。
そう考えずにはいられない。
ジョーカーはそこにいる
ピカレスクというものが苦手だ。
ぬくぬくとした人生を送っているので、理不尽な悪意というものが苦手だし、善人が止むに止まれず堕ちていくのをみるのは、胸が詰まってしまう。
でも『ジョーカー』は違った。
抑圧され鬱屈したアーサーがジョーカーとして花開くとき、アーサーの魂の解放を感じ、むしろほっとしたような気持ちになった。背徳的な快感があった。異様な高揚感があった。ジョーカーという好きなヴィランの物語であるのも大きいと思う。
暴力に賛成するわけではない。
でも、満員電車に乗って潰されそうなとき、つまらない仕事を淡々とこなすとき、大きな声に自分の意見をかき消されると思うとき、自分の中にジョーカーが燻っているのを感じる。
精神的に"ジョーカー病"に感染させるウイルス
トッド・フィリップス監督作品は「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」 のみ観賞済。
DC作品は、バットマン~バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲、ダークナイト三部作、ウォッチメン、DCEUの各作品、レゴバットマン、ニンジャバットマン観賞済。
バットマンアーカムシリーズ4作品プレイ済。
公開前から各地でスタンディングオベーションを受け、名作と言われているのを聞き、ハードルが上がりに上がった中での日本公開に、どんなストーリーなのかと早速観に行ってみた。
観る前に"気持ちが落ち込んでいる時は観るべきではない"との書き込みを見ていたので構えていたはずなのに、上映後は素晴らしい出来であるにも関わらずスタッフロールが終わるまで、終わってからも心にもやもやとした霧が立ち込めているような気分のまま劇場を出た。
それはこの作品はヴィランが主役の作品でありつつヴィランのジョーカーは基本虐げられる側で、"実際のヴィラン"が上流階級である政府(市長)やトーマス・ウェイン、上級国民であるって構図が今の日本と重なるところがあったからだと思う。
映画はその時に作られる理由がある、その時の政治状況を描き出す作品が多く本編に含めそういう見方もしてしまうので、アメリカ本国では公開初日に厳重警備が敷かれたらしいけど、日本で同じ処置をしない事がアメリカよりも問題を問題とも思わない、より重大な段階にいるように感じる。
前半の鬱屈とした日常の中で昇っていく階段は、背景の黒さも相まってまるで死刑台に昇っていく囚人に見えたけれど、ジョーカーになって階段を降りていく様は背景も明るく、最悪な状況とは打って変わって人生最良の日に見える良い比較のシーンだったと思う。
ジョーカーの造形としては、DCオリジンとは境遇が違うにも関わらず、シーンによってジャック・ニコルソンや故ヒース・レジャー、ジェレッド・レトなど各ジョーカーとダブって見えてしまう程の見事なジョーカーで、且つ地下鉄の殺人後のトイレでのダンスはホアキン・フェニックスのジョーカーと言えばでこれから例えられていくんだろうなと思わせる鳥肌の立つ素晴らしい演技だった。
ジョーカーのオリジンに関してはMARVELがマルチバースを扱ってるのと同じくDCもマルチバースなので、これが正史ってよりもある世界軸のゴッサムシティではこんなジョーカーもいたのかも知れない…位の認識だった。
アーサー(ジョーカー)がブルース(バットマン)と兄弟+αって設定は今までの作品内では光と影の様な存在としての描かれ方はあったもののこの設定は新鮮で、且つこの設定なら後々の二人の関係性が強固になる、今まで見たDCの映像化作品の中で「ダークナイト」や「レゴバットマン」と一二を争うほど素晴らしい設定だった。
劇中でチャーリー・チャップリンの「モダン・タイムス」や、その中で使用されている「Smile」を引用しているのを見て調べてみると、80年近くも経っているのに関わらずテーマ性は重なる部分が多く「Smile」の歌詞もまるでジョーカーの為に作られたんじゃないかと思うほどピッタリなことが、人類が同じ過ちを今この瞬間も繰り返していると感じさせる。
観終わって一週間経った今も、ふとした瞬間に「Smile」が頭の中で流れ、ふとした瞬間にアーサーの特徴的なダンスの様な動きをしそうになる自分に気付くと自分がジョーカー的思想に頭の中を侵食されていく様に感じる。
この危機感を持てている今はまだ大丈夫だと思う反面、この危機感の無いままにジョーカー的思想に染まってしまう事が恐ろしいのと、その光景をジョーカーが"HAHAHA!!"と遠くから見ているような幻想に襲われそうになる。
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