劇場公開日 2019年10月4日

ジョーカーのレビュー・感想・評価

全1541件中、1041~1060件目を表示

3.0悪のカリスマ誕生

2019年10月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

生まれてからずっと辛い目にあってきた中年男性。追い打ちをかけて不運が重なり、ついに悪へと目覚めるというようなストーリー。

まぁ2時間暗いです。
唯一良かったと思われた事も、実は妄想だったとか…
もう救いようがない。

こんな映画は観たくないが、この後どんな展開が待っているのかは気になる。
ってゆーか、今回怪演したホアキン・フェニックスが再びジョーカーを演じるかも気になるな…
もう、やらなそうだけど…

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n.yamada

4.5こういうのをピカレスクといいのか?

2019年10月11日
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悲しい

怖い

凄い作品という、一言。久しぶりにパンフレットを購入した。
悪漢映画をピカレスクと言うんだろと思うが、この映画はピカレスク作品だろう。ウェイン一家との関わり合いも出てくるが、私の見ていた昔のバットマン作品の内容とは違うようだ。昔のバットマンとは別の作品と思った方が良い。

物語の彼の絶望に、共感する部分があり、作品後半の暴動を納得してしまう人も多いだろう。
ただ最後のシーンを見ると、ここまで描いていた物語は何だったのか、と思ってしまった。どう捉えれば良いのだろう。

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myzkk

5.0バットマンの宿敵の哀しき誕生譚

2019年10月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

試写会のTwitterなどでの事前評価が高かったので、かなりの期待をして、滋賀県草津市のイオンシネマ草津に公開初日に鑑賞に出向きましたが、その予想をも遙かに超えた凄い作品でした。

アメコミヒーロー・バットマンの宿敵として有名なジョーカーの誕生譚として、一体どの様に生まれたのかを、原作コミックにはない独自の視点と解釈で描いた作品ですが、一切のエンタメ的な虚飾を排除した容赦ない描写で綴っていました。
これまでアメコミの悪役(ヴィラン)の誕生秘話を描いた作品も多くありますが、そういった作品とは全く異質な衝撃作と言って良いでしょうし、今年、いや2010年代を代表する映画のひとつと言って過言ではない傑作でした。

バットマンの単なるスピンオフ映画を超えた独立した作品としても、結実していました。

映画は大道芸人のアーサー(ホアキン・フェニックス)の辛い日々を積み重ねていきます。
アーサーは、バットマンの舞台でお馴染みのゴッサム・シティで年老いた母親と暮らす、孤独で心優しい青年でした。彼は「笑顔で他人を和ませなさい」という母の言葉に従って、ピエロとして生計を支え、コメディアンを目指して必死に生きてきた。
しかし、街では少年達にからかわれ暴行を受け、職場では上司にさげすまされ、帰宅すると精神を病んだ母親が待っている。同じアパートの住人の女性とのささやかな交流はあるものの、アーサーの心は社会から孤立し、次第に悪に染まっていくのでした。

時代は1981年に舞台設定されてはいますが、そこで社会問題になっている格差社会による貧富の差は、むしろ現代社会を色濃く反映しているようでもありました。

アーサーは、のちにバットマンとなるブルース・ウェイン少年の父トーマス・ウェインが経営する大企業のエリート証券マン達を思わず射殺してしまうのですが、そんなアーサーを、社会に不満を持つ分子達がピエロ姿の男を勝手にヒーローとして祭り上げるのでした。

反体制・暴力的な作風が、60~70年代のアメリカン・ニューシネマっぽい作品を彷彿させる中、その象徴的な作品のひとつ『タクシードライバー』(1976年)で狂気の主人公トラヴィス役を演じた、ロバート・デ・ニーロも本作品に重要な役どころで出演しており、心の病に罹っているところなど、ところどころにアーサーが『タクシードライバー』の主人公トラヴィスとも重なって映っていました。

次第にどこからがアーサーの妄想なのか分からなくなる脚本も心憎く、映像も、劇伴もクリームやフランク・シナトラの楽曲を使用するなど気の利いた作りとなっていて、とても素晴らしかったです。

しかしながら、この作品の最大の見どころは、ホアキン・フェニックスの怪演の一語に尽きますね。
かなりの減量をしたであろう肉体改造にも驚かされましたが、怒りと悲しみが同居した、泣きながら笑っているような病的な表情、笑い声に心が奪われてしまいました。
アーサーが解き放たれた後の、大階段を下る恍惚のダンスシーンが忘れ難いですね。

『ダークナイト』(2008年)と、故ヒース・レジャーが、史上最高のバットマン映画とジョーカーだという人も多いとは思いますが、私にとっても、故ヒース・レジャーのジョーカーは永遠の存在ですが、本作品のホアキン・フェニックスはその彼とはまた違ったジョーカー像を呈示してくれて、その怪演ぶりは余裕で肩を並べられるほどだと実感しました。

殺人犯アーサーへの同情心や共感をいざない、凶悪なジョーカーになるのも無理は無いと思わせる点で、その悪影響を懸念し危惧する声もあるそうですが、この映画がこの時代に作られたその意味でしょうね。

心優しき道化師を悪の化身にしたものは何なのか?

今のこの世も、誰もがジョーカーになり得るのである。

特に、心の病に罹った事のある私のような者や、格差社会における貧富の差に苦しんでいる者から観れば、かなり本作『ジョーカー』の主人公アーサーに同情的になってしまう部分も大きいとも感じられました。
かといって、主人公アーサーがジョーカーへと変貌を遂げる事を肯定は出来ないですが、否定することも出来ないでしょう。主人公は、自ら悪の道を選んだわけではない。
悪にしか生きる選択肢がなかったのである。生きるために悪に辿り着いただけであり、それ程に、主人公アーサーの受難は、壮絶であって救いがないものであるのでした。

この様なアメコミ映画のリアル路線は、今に始まった訳ではないですが、ここまで社会系の人間ドラマ仕立てのシリアスなドラマになると、エンタメ路線を期待する原作コミックファンの心境はいかほどでしょうね(苦笑)。
実際に、アメコミファンの中には酷評している映画評も一部で散見はしているようですが、概ね、ホアキン・フェニックスのジョーカーの怪演を絶賛する映画評が多く、先頃に開催されたベネチア国際映画祭の最高賞の金獅子賞を受賞したのも頷ける快作。

ホアキン・フェニックスのジョーカーは、来年のアカデミー賞の主演男優賞にも当然ノミネートされ、受賞を本命視されることでしょうね。

『ハングオーバー』3部作シリーズなどのコメディを撮ってきたトッド・フィリップスだけに喜劇のもつもうひとつのシリアスな哀しい顔も熟知しているのでしょうね。

香港当局が香港での市民の暴動を鎮圧させるべく「マスク禁止令」を発令し、その禁止令に反対する反体制派の市民が、この『ジョーカー』を真似てピエロのマスクを被っているらしく、まさしく映画を先取りしているのか、それとも時代を先取りしているのか、実に面白い。

また、ハリウッドでは、『タクシードライバー』などを撮った巨匠のマーティン・スコセッシ監督が「(MCUなどの)アメコミ映画は映画ではない。」と発言し波紋を呼んでいるみたいですが、そんなアメコミが原点の映画でも、こんなにも凄い演技力で魅了する映画があるのかと、私は驚愕した次第です。

私的な評価としましては、
今年、いや2010年代を代表する映画のひとつと言っても過言ではない傑作と思いましたので、五つ星評価的にも、★が足りないくらいに文句なしの★★★★★の満点評価の作品だと思いました。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』と本作品では、方向性は180度違いますが、両作品が今年の双璧をなす作品だと思いました次第です。
この両作品に、更に、『スター・ウォーズ:エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』が面白い出来映えで、食い込んで来てくれたら今年はもう御の字です。

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HALU

4.0完璧だけど

2019年10月11日
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完璧にできてると思うけど?個人的にはもう少し知的なところとジョーカーに近付いていく独特な音響場面が多く欲しかった!あのままじゃジョーカーとして弱すぎる!

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シゲゾ〜

2.5完成度の高い映画だが…

2019年10月11日
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ウビバ

4.5業の深さ

2019年10月11日
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まずホアキン・フェニックスの人間的な奥行きに驚かされます、演技から垣間見れる業の深さとでもいいましょうか。何故なら、貧困や狂気を実際に生きた経験がないと醸し出せない演技をするからです。
物語はというと、世の下位層の不満を代弁したかのようです。そういうと大袈裟かもしれませんが、少なくとも富裕層は冷や汗を掻くことになるでしょう。まるで恵まれない人間への鎮魂歌の様でもあります。
日本には天は人の上に人を作らずという言葉があります。しかし、それは、まやかしで実際には人の上に人はいます。それどころか弱者であるほど搾取され、あらゆる悪条件を飲まされ選択の余地を奪われてしまいます。
この映画の残酷なところは、何かの歯車一つでジョーカーが幸せに暮らしたり、夢を叶えたりするもう一つの現実が見え隠れするところです。その幸せな世界からは、ことごとく分断され、梯子は外され足枷を外すことができません。それでも人生を喜劇と捉える主人公が痛々しくてなりません。
その様子に私達は、心を締め付けられることになります。

点数を付けるのも野暮ですが、本作に92点を付けたい。ビューティフル・デイは78点くらい。

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3.5純心

2019年10月11日
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痩せこけた背中。ホアキンフェニックスの圧倒的な演技がストーリーを引っ張っていく。ひとつひとつ安全装置を解除されていくようなスリルあるシナリオ。剥ぎ取られ、ジョーカーへと変貌する。
しかし、ジョーカーの行動原理を理解するには至らなかったというのが率直な感想。心象に寄り添うような描写であるが、客観的に見てしまう。微細な仕草や発言に傷つくのではなく、明らかに虐げられる。こちらが共感するには、事象が振りきれていたからかもしれない。
描き方として特徴的だったのは、アウトローが現れない点である。社会から虐げられた結果、法外の受け皿としてアウトローに保護と連帯を求めるのが定石かと思う。彼の心から芽生えた悪と、それに惹きつけられる群衆の流れは、ジョーカーの純粋さを引き立てるものであった。他方、踊らされる群衆の姿は、アウトローな連帯すら持ちえない現在社会の断絶を象徴しているように思えた。

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Kj

5.0至極丁寧なつくりに驚嘆

2019年10月11日
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泣ける

悲しい

怖い

他の多くの話題作とは異なり、エンタテイメント性や笑える要素はほぼありません。
終始漂う空気は重く、悲しく憤りを覚える瞬間が何度も何度もあり、明らかになる真実が気持ちに更に追い討ちをかけます。

展開は暗い、はずが、物語が進むほどに流れる空気やアーサーの足取りは軽く、、当方もどんよりと重い気分から解放されていることに気付いて絶句。
様々な感情に向き合い考えざるを得ません。
映画として割り切って観ることのできない怖さがあります。

鑑賞中は決して感じさせませんが、非常に細かく丁寧に作り込まれた作品。
最後のシーンの印象深さといったら。傑作だと思います。

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manen

4.0カタルシスもない、感動もない、ただ圧倒された

2019年10月11日
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 善悪は、主観でしかない。綻びや歪みが生じている社会において、この命題が正義の鎧を覆うと人間は暴走する。
 そのことをホアキンの怪演に圧倒されながら思った。

 あまりにも重すぎて、しばらくは見る気になれない。

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bion

4.0どエグい悲劇を喜劇でお届け

2019年10月11日
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たくぼっくす

5.0存在感を焼き付ける

2019年10月11日
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悲しい

興奮

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nakadakan

3.0退屈

2019年10月10日
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もっと迫力ある面白い映画だとよかったんだけど。暗くて退屈。
途中眠くなりましたが勿体ないので我慢したけど!
まず、ピエロで看板奪われるシーンからすでに、どうしてそこまで追いかける~!から始まって、なんで銃を・・とか、説明ないし、次から次へと病んでいくところが共感できないからまったく面白くない!病んでるだけで狂ってない!妄想と現実が分かり難い!どこまで現実なの?彼女のことも、せっかくいいと思ったのに~!最後もあっさりで。バットマンのジョーカーと思えないほど魅力ない。この映画が絶賛されることが私には理解できなくて、予告に惑わされた感ありあり。ジョーカーになることは初めから分かっているのだからもっと最後はインパクトが欲しい。悪くはないけど普通の映画と思う。ブルースと会うシーンと、あともう1シーンだけジョーカーのいい面が見れてよかった。

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Liz

0.5金を払ってまで精神疾患を移される恐怖

2019年10月10日
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金を払ったのに気持ち悪くなり変な精神疾患を移されそうな気分になった。
この映画が良いとか言っている人たち、既に精神病になっているんじゃ?

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ジョニ

3.0ジョーカーって残酷

2019年10月10日
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映画評論家の町山さんによれば、主役のフォアキンは、かなりの異端、変人だそうだ。変人も言うより精神的に壊れてる⁈かも。
本当かどうかわからないが、精神的に壊れてるいるひとが、精神疾患のある役。ふーむ、なんだかなぁ。
彼は、部屋にいる時は大抵裸で、奇妙な骨格、左肩甲骨が変で、肋骨が異様に出ている。減量したんだろうが、骨格がホントに奇妙なのが気になった。
主人公が、悪ガキらにいたぶられる場面は容赦なくて、倒れた人間を蹴り尽くすシーンはとても残忍。そういう暴力的で人でなし場面が多いので、いたたまれなくなる。
彼の頭の中出来事なのか?と好意的に見てたが、どうも違うらしい。
悪のカリスマって、こんな風に人をおとしめて行くのか・・・この手の怖さの映画はちょっと苦手なので、私にとってはイマイチ。

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はなも

5.0可哀想な人生

2019年10月10日
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ジョーカーがいかに誕生したか、そのバックグラウンドを描いてました。

賛否両論はあるけど、同情できる点があればできない点もありました。

なので、点数は付けられないです。

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レオ

3.0もっとドロドロはダメなのかな、、、

2019年10月10日
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映画とワイン

3.0もっとヒューマンな作品だと思ったのに期待外れ。

2019年10月10日
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悲しい

単純

カメレオン俳優ホアキン・フェニックの役作りが凄まじいが… だだそれだけ。
基本「バットマン」なので展開が見えてしまい、映画としてのストーリー展開の面白さがありません。

元がコミックなだけに、リアルにすればするほど矛盾が出て来てしまい、この場合精神障害がある人は、ああなるしかないの?と真のヒューマン作品に置き換えるのにはかなりの無理がある、そんな後味の悪さ。

今やコミック系の作品があたり前になったハリウッド、この手の作品を映画作品としてワンランク上げたい映画会社の思惑に往生際の悪さを感じました。

これなら、ちゃんとバットマンシリーズの「ダーク・ナイト」のヒース・レジャーのジョーカーの方が良かったし、ホアキンもいっちゃってる系の作品なら断然「ザ・マスター」の方が狂気に満ちていて心が震えた。

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HIROKICHI

3.5魅力ないジョーカー

2019年10月10日
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ホアキンフェニックスは流石の存在感
マスターやビューティフルデイ、ゴールデンリバーなど近年の作品でのホアキンは好きだし
この作品のホアキンも好きだ

だけどこのジョーカーに魅力は感じなかった
こういうジョーカーもどう?
と言われてもこれだとジョーカーの犯罪に
肯定感を生んでしまい、
行動に同情をしてしまう余地があり、
ジョーカーが普通の悪党になってしまう
無軌道に見えながら人間の善意悪意を
試すようなジョーカーは
素性がわからない方が魅力がある

ビューティフルデイのホアキンの方が個人的には好きだ
ホアキンを見るならビューティフルデイをオススメします

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ワイナオ@フロワク@映画おじさんの風呂が沸くまで

1.5盗人にも三分の理

2019年10月10日
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かぴ腹

3.0「タクシードライバー」をやりたかったのかな?

2019年10月10日
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悲しい

これは分かれる映画ですねえ。

こういう詩的?な情緒的?な映画はたいてい評価が割れるもんですが、これはまさにそうでしょうねえ。

ジョーカーがなぜジョーカーになったかって話ですから、まあ、いろいろ筆舌し難い悲惨な目にあってジョーカーになったんでしょうねえ、と観る前は想像しちゃいますけど、う~ん...。

少なくとも我々が知ってる、タフで狡猾で心の奥底まで悪に染まっているジョーカーの姿ではなかったかなあ。

この映画に感銘を受ける人も多いと思いますが、残念ながら私はそういう感受性を持ち合わせていなかったようです。

「タクシードライバー」みたいな映画を作りたかったんでしょうか?
デニーロ出てたし...。

ただ、ホアキン・フェニックスの肉体まで変えてしまう演技は鬼気迫るものがありました。
もう、単にカメレオン俳優というのが失礼なレベルです。

追記・・・鑑賞後いろいろ考えてみましたが、最後のシーンの「面白いジョークを考えた」「理解できないさ」的なセリフは、「どうせお前らこんなお涙頂戴のありきたりなバックストーリーを俺に期待してんだろ?」「お前らがこのジョーカーを理解できるわけがないだろ」という、この映画自体がジョーカーのジョークだったんじゃないかと思うようになりました。

この映画に、「傑作だ!」と高評価をつけられること自体がジョーカーの思うツボってことなんでしょうねえ。

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よんしん