「合わなかったかなぁ。 可哀そうなおっさんの半生を描いた映画なら良いが、「joker」としてどうなの?これ。」ジョーカー a7aさんの映画レビュー(感想・評価)
合わなかったかなぁ。 可哀そうなおっさんの半生を描いた映画なら良いが、「joker」としてどうなの?これ。
映画としては及第点なので3点献上。ただ、、、絶賛されているほど感情移入できなかったなぁ。ジョーカーってもっとインテリの頭いいキャラじゃないの?頭が良すぎるがゆえにバットマンらLOW側の欺瞞とかキレイなお題目に飾られてはいるが何の役にも立たないクソ世界を笑い飛ばし、深遠なる犯罪計画でヒーローをおちょくりまくって世界に疑問符やノーを突き付けまくる。
少なくともダークナイトでのジョーカーにはそんな悪のヒーローを見た気がするのだが。。。
私のジョーカー像が間違ってるのかな?
今回のジョーカーさん。だたの可哀そうなおっさんでした。いや確かに境遇には同情するよ?
気が狂うほどの孤独や悲しみや向けられる憎しみ、そして無関心。人間だれしもそんな境遇に置かれたら殺人だって厭わない人間になるだろうし、「世界に絶望する」とはまさにこのことだろうと想像できる。彼を精神異常者とするかは微妙なところ。誰にでも境遇さえ間違えば「ああなるかもしれない」という怖さを体験する映画という点では優秀な映画だったと思う。
しかし、これ、ジョーカーである必要あるの?
超優秀な人間が絶望の末に悪落ちするから深みが出るのであって、境遇の可哀そうなただのおっさん(あんまり優秀でもない)が祭り上げられたところでペラい感じがどうしてもぬぐえない。残念。
色んな意見があることに価値がある映画と思います。ただラストシーンで全部夢落ちの可能性も示されてたんで、最後アーカムで追いかけっこしていたアーサー(リアル)が、自分がこんなかわいそうな身の上で下克上して、なおかつウェイン家が可哀想な目に合う話があったら痛快だよね!っていう妄想だとしたら…
非常に同感します。
ダークナイトが良すぎた故にハードルが高くなりすぎていたのかも知れませんが、
ジョーカーにはもっと深い闇を深いエピソード期待してしまっていました。
今作のだと、ただの逆恨みおっさん。
まぁアメコミものには
いろいろその時に合わせたオリジンがあるので
明らかに続編という位置づけの無い作品まで繋げて解釈すると
映画の見方が変わっちゃいますね
事前に情報を入れずに観ましたが
違和感は無かったです。
「ほう、そう来たか」という感じ、あとはどっぷり作品世界にのめり込みました。
別人という説にすごく納得しました!今回のジョーカーは偶然生まれた象徴で、それを頭のキレる別人が利用し新たなジョーカーになったと思えば納得。
今回のはジョーカーというキャラクターを作ったオリジナルの存在なのかもですね。
読んでなんだか納得。てっきりアーサーがトーマスを殺害すると思ったけど違った。トーマスを殺害した仮面ピエロが2代目ジョーカーになったのかも?
アーサーは、シンボルとしての存在だったのかも。と思いました。
いや、これダークナイトの世界じゃないからwww
もともとのジョーカーってのはただの間抜けな強盗で、化学薬品に落ちて肌が白くなった設定だからむしろ今回の方が設定は忠実、ダークナイトのと同じ者として見てはダメでしょ
JOKERという映画自体が、ダークナイトに出ているジョーカーのジョーク。ラストの病院でのシーン、ジョーカーが「面白いことを思いついた」といった場面だけが本当で、映画自体がジョークだったとしたら、ダークナイトでのインテリなジョーカーと、JOKERでのただのおじさんのジョーカーとのイメージにギャップが生じてもおかしくないなと思いました。
ジョーカーをカリスマと仕立て上げているのは実は周りなんだよな…その演出とキリスト教のアメリカ建国の背景を知れば、ただのおっさんがジョーカーなった映画じゃないってわかるはず
私も同じ様に感じました。映画としては素晴らしい出来だと思います。ジョーカーってもっとこう、頭は良いのにサイコパス的な、猟奇的な形で社会を混乱破壊するのを楽しむ感じだと思いますが、この映画はただの精神病患者が社会の闇によってジョーカーになったというのが何か引っかかりました。
私は「違う世界にあるゴッサムのジョーカー」と思っていますが、
無理矢理映画とこじつけるなら、
アーサーのジョーカーはアイコンとして犯罪者に受け継がれ、
ウェイン夫妻を撃ったのがジャック・ネイピア、後のニコルソンジョーカー。
オープニングの不良少年がジャレッドジョーカー。
ヒースジョーカーは、まだ幼児。
というところでしょうか
>>大澤凱心さん
無理やり整合性を取ろうとすると、「別人説」はアリですよね。私も同じように考えて自己納得してました。もっとも、コメント欄で指摘していただいた「作品ごとに別キャラでも許容されるアメコミ」からすると無粋な妄想かもしれないですが。
あくまで今作のジョーカーはゴッサムシティーが悪の巣窟の都市と変貌する「きっかけ」を作ったにすぎず、頭の良い悪人がこの「キッカケ」にうまく乗っかって悪事を働きバットマンと対決するって流れが一番しっくりくる妄想かなぁと思ってます。ピエロマスクも上手く「名無し・顔無し」として機能しますしね。アノニマス的と申しますか。
ダークナイトじゃなくてティム・バートンとジョーカーが大好きだったのでもう1人いるって思わなきゃこの映画観てらんなかったです。
そもそも、頭脳やら設定やらよりも何より狂気的部分が足りないですよね。
もっと置いてけぼりにして!振り回して!と思ってしまいました。ここで私は自分がM気質かと新たな疑念がわきました。
別人なのではないでしょうか?
ダークナイトのジョーカーは2代目、3代目、などと、今回の映画「ジョーカー」でのジョーカーとは別人なのではないかと僕は考察しました!
今回の映画「ジョーカー」によって、ジョーカーというカリスマ的存在がゴッサムシティに登場する(最後の街が火祭りになってるシーンでたくさんのピエロに崇められていましたよね?)
いわば彼はジョーカーの先駆者的な存在で、
街に存在する民衆の心の中のジョーカーを解き放った存在かと。
ダークナイトの劇中で、「俺が死んでも誰かがジョーカーになる」というようなセリフを言っていた覚えがありますが、まさにそれだと思います。
ジョーカーが消えても別のジョーカーが出てくる。
初代ジョーカー(ホアキン)⇒今回の狂って開花したおっさん
2代目(仮)ジョーカー(ヒースレジャー)⇒頭脳明晰悪のカリスマ
という感じなのかな?と思いました。ブルース・ウェインも小さかったですしありえる説かなと。。
そうですね。ベネチア映画祭で金獅子賞を取るくらいなので、エンターテインメントですらないと、予想してもおかしくなかったかも知れません。
映画は文化であり芸術という側面もあるので、お金を無駄にしない為には、観る前に最低限調べるという作業は必要不可欠なものなのかもですね。
視聴制限のR15+が本作にはついているので、多少グロテスクなシーンや表現があるのは観る前から分かりますし、アメリカの現状を鑑みれば、それほど突飛な表現ではなく、いつでも起こりそうな日常に見えます。
ちなみに僕もシンゴジラは大好きです!
>>Film_Montage
「ダークナイトのジョーカーが誕生する話とは誰も言っていない」は確かにその通りなんですよね。なにかの評論で聞きかじりましたが、監督が予算を集めるために「ジョーカー」を前に出したと聞きまして、なるほどと合点がいきました。監督は最初から「かわいそうなおっさんの話」をしたかったわけで、バットマンシリーズを描きたいわけじゃなかったと。
結局は僕はこの映画でのスタンスは「シンゴジラはゴジラじゃない。ゴジラである必要が無い」と非難していたゴジラファンと同じなわけだなと理解しました。(ちなみに僕はシンゴジラを大絶賛しておりまして、大好きです(笑)
「社会の断絶」や「社会から見捨てられた人たち」にフォーカスした映画としては出来の良い映画であることは間違いないと思います。似たような境遇な人がこの映画に感化されて「街に火を放て」ぐらいはやりだすかもしれないって思いますから。病み深い米国で厳戒態勢が敷かれて日本においても18禁になってるのは納得できますね。
アメコミは作者によって世界そのものが違うというルールを知らないと難しいですよね。投稿者さんと同じように、ダークナイトのジョーカーだと思ってる人は多いと思います。
この作品のジョーカーはどちらかと言えば現実の世界の不条理を体現させたようなキャラクターなので、ダークナイトのジョーカーとは方向性が違っています。まぁ、名前が同じなだけでほぼ別キャラというのはアメコミにはよくあるので、私は違和感がなかったです。
因みにダークナイトのジョーカーはアメコミファンの間では賛否両論で、演技もキャラクター性も強烈で人気はありますが、コミックのジョーカーとは似ても似つかないという意見も多いです。最もコミックのジョーカーに近いと言われているのは、ジャックニコルソンの演じたジョーカーです。まぁあれはあれで映画自体がバットマンのルールに反してるとファンから悪評を貰っているんですけどね。むずかしい。
ご興味があれば一度ご覧になってみてください。
ダークナイトのジョーカーが誕生する話だとは、どこにも書いていないので、a7aさんの思い込みが強すぎたという事ですかね。もちろん作品には色々な感想や受け取り方はあって良いと思いますが、監督が変われば世界観は変わると思って観に行かれた方が良いかもしれません。
あと、主役が悪役なので、社会常識のある一般人は感情移入は難しいと思いますよ。この作品のテーマはアメコミではなく、リアルな人間ドラマにフォーカスしていると思うので、アメコミのファンタジーのような要素は入らないと思いますよ。あと、どこにでも居そうな可哀想なおっさんが悪のカリスマになっていくまでが面白いと思うので、最初から頭が良くてヒーローを手玉に取るようなキャラクターだと映画にはならないんじゃないかと個人的には思います。作品の中ではバットマンもこれから生まれる訳ですし、ジョーカーもこれから育っていくと感じました。
あと、ジョーカーには「外せない設定」としてこのあとバットマン(正義のヒーロー)と対決するって大事なお仕事が残っているんですよ。
この「かわいそうなおっさん」がその仕事を全うするのには不適当ではないのか?と。どうしてもそこが納得できないのよね。
ヒーローのいない世界を滅茶苦茶にして楽しんで、ヒーローが現れたら初見接敵でワンパンでやられる。。。みたいな役どころならギリこのおっさんでもこなせると思いますが。
>>hlgfsさん
こちらは「ダークナイト」のジョーカーが誕生する話だと思って見に行ってるわけなので、それが「期待外れだった」というだけ。シンゴジラみて「こんなのゴジラじゃない」って思った人と同じです。
「世界に絶望したおっさんの話」をわかって見に行ってればもっと感情移入できたかもね。
コメントしてる人たち、ダークナイトのジョーカーをイメージしすぎでは?
「思ってたのと違うから納得いかない」っていうのは、キャラクターの可能性を狭めるような意見だと思います
かなり、近い感覚の方が居て安心しました
ウェイン夫妻を殺害したのは、ダークナイトシリーズや原作、ティム・バートン版のどれとも違う設定になってましたが、誰なんでしょう?
じつは、彼がバットマンが誕生するまでに入れ替わっちゃうなんて言うストーリーが書けそうな感じです
ラストのシーンで、この映画全てがジョークなのでは?と思わされる部分があったので、もしや全てが嘘だったのかも。。
ダークナイトであった、口が親父に切り裂かれたエピソードもなかったですし。
確かに、そのとおりですね。でも、ブルースとの年齢差を勘案すると、もしかしたら、もっと知能犯が、今回のジョーカーを殺して、身代わりになるのかも?って、考えると辻褄があったりして(笑)
もう一本映画が撮れますね。
同感
あのスーパーヒーローバットマンと同等にやり合う悪のカリスマがあんなダメダメなおっさんて…
つまらない映画ではなかったけどここまで絶賛されるほどではないですね。