任侠学園のレビュー・感想・評価
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本当にいい人は悪い人をいい人にする人
期待以上に面白い
ストーリー的には興味なかった。予告編を観てて面白そうだったし、西島秀俊だから、観に行った。でも、観に行って良かった。
任侠がネタになってるけど、これ、完全にコメディー。
阿岐本組 掟 三箇条
一、カタギには手を出さない
一、勝負は正々堂々と
一、出されたものは残さず食べる
ヤクザらしからぬ掟。カタギに手を上げそうになると、西島秀俊が「阿岐本組 掟 一つ」と声をかけると、みんなが「カタギには手を出さない」と答える。もう、終始、笑ってました。学園モノの要素もあって、最近のガキが更生していく様は、ちょっと涙ポロリ。いやぁ…面白かった。
ラストに、今度は、温泉宿の再建だって言ってたから、次回作「任侠温泉」を見てみたい。
ほっこりコメディ
純粋に楽しめる、お薦めです。
単純に面白い⭐︎
記憶にございません とどっちを見ようかなと思って迷った結果こっちを見ましたが、こっちで正解でした!
最初の印象は西田敏行に中尾彬‥アウトレイジかよ!
とか思って見てました。
西島秀俊のヤクザの役がヘタではないんでしょうけど、初めは慣れませんでした。観ていたら段々と入っていけて良かったんですが。
生瀬勝久が出ているからでしょうか。ごくせんとどうしても被ってしまいます。それでもいいと思います。
小説は全く読んでないし、話もほとんど知りませんでしたが、捨てシーンはないと思います。随所に小ネタ、笑いもあり、クスクスなってしまいます。
あと西田敏行やっぱりヤクザの演技上手すぎです!
威圧感があるし、そこだけ本物のヤクザ映画みたいでした。
少し残念だったのは、葵わかなちゃんが高校生に見えなかった。20歳くらいなんでしょうけど、だいぶ上に見えますね。陽だまりの彼女のときは可愛かったんだけどなー
任侠道のゴリ押しが面白い
作品としては学園の再生と極道一家という異質の組み合わせによるダイナミズムをバネにしたコメディである。現代の価値観に対抗して任侠道をゴリ押ししていくのが面白い。ときに応じて唱和する「阿岐本組三か条」が傑作だ。
一応西島秀俊が演じた日村が主役だが、人情家で実はちゃっかりしている阿岐本親分を演じた西田敏行を存分に楽しめる作品である。本人がいないところでも日村が語る親分のエピソードに昔のテレビコマーシャルのセリフが出てきて笑える。主題歌は阿久悠作詞の「また逢う日まで」で、これを西田敏行が歌う。上手いのはもちろん、歌声に味がある。
伊藤淳史は脇役をやらせると物語が引き立つ。本作品でも斥候のような役柄で物語を先に進めていく。中尾彬のスーツは如何にもヤクザのスーツという感じで堂に入っている。伊丹十三監督の「ミンボーの女」でも迫力のあるヤクザを演じていて、本作品では往年の武闘派という印象だ。もう少し活躍してもよかった。若手では、葵わかながいい。この人も達者な脇役になるだろう。岡山の奇跡でデビューした桜井日奈子はいまひとつ。光石研が上手に演じた小日向の存在が作品を立体的にしている。
ところどころ笑える楽しい作品である。その上いくつかのシーンは不思議に心に残る。演出と撮影が秀逸だからだと思う。同じスタッフで続編が観たい気がする。
こんな世の中だからこそ
30 面白い
全体的に軽い仕上がり
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