「観たい人の要求は満たしている…はず。」任侠学園 うにたん♪(新型コロナで映画館へ行くのに躊躇う)さんの映画レビュー(感想・評価)
観たい人の要求は満たしている…はず。
門外漢のヤクザたちが学校経営に乗り出す。
舎弟六人しか秋元組、指定暴力団からも外れてる弱小組織なのに組長(西田敏行)がよそからの無理難題を引き受けてしまうのは、このテの作品にはよくあるスタートであるが、やや時代遅れの認識をもったヤクザを西島秀俊が演じ、周りをコメディリーフが囲みコメディ作品になってはいるものの、中々にひねくれた生徒や保護者が登場し、モヤッとしたものもほの見えて一筋縄にいかない感は面白い。
基本的に渡世のルールで学生を感化していく展開で、人の心を忘れた社会の不満を変えていくのが心地よいのだが…まぁ安易ではある。
敵対する相手が半堅気で企業舎弟だから、当然ケツモチがいて、白竜が出てくる(笑)
西田敏行対白竜(笑)
損得とメンツで白竜を納得させる様はヤクザそのもので、人情噺やなぁ…と思ったら、見た目通りタヌキだった西田敏行に(笑)
ヤクザとか言われても人を喜ばしたり、感謝されたりしたいのは人間誰しもあるもんだ。
リアルには通用しない内容理屈ではあるが、3ヵ条は面白かった
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