ルパン三世 THE FIRSTのレビュー・感想・評価
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大好きなルパン3世のテイストがいっぱい
自分の大好きなルパン3世がいっぱいだった。
なんといっても大野雄二のおなじみのテーマソング。これを聞かないとルパンの感じがしないんだよね。
なんせ、小学生の時には夕方のアニメ枠で、一年中ルパンが再放送されていたから、体に染み込んでるんだよね。この音楽を聞くと上がるね⤴️
軽やかな身のさばきで、予告通りお宝を盗むだすルパン、そして、そのルパンをしつこく追いかける銭形警部。もう二人の鬼ごっこはダチョウ倶楽部のネタくらいお約束なんだけど、このやりとりがやっぱりいい。山寺さんの銭形は、納谷さんの銭形のイメージを壊すことなく、しっかり昭和一桁の銭形を演じていて、MVP。
3DCGになったことによって、各キャラクターの表情が生き生きとして良かった。心配していたクラッシャー山崎監督の脚本もルパンテイストを大事にしていて、昭和のルパンを見事に再現していた。
カーチェイスもアニメっぽい動きと実写感のあるメカがすごくマッチしていて迫力満点だったし、アルキメデスの対戦でも見せてくれた海を使ったシーンがこれまたいい。
水陸両用機が着水する時の波しぶきがリアルで実写感がすごくあった。
今回の山崎監督は、自分の得意な3DCGに徹して、ルパンのオリジナルの世界観を変えなかったことがよかった。山崎監督も昭和のルパンが好きだったのかな。
広瀬すずは、声優の訓練をもっとした方がいいね。藤原竜也が意外とうまいのには驚いた。
小ネタは多いが…
山崎監督が好きなのか、ルパンシリーズ(特にカリオストロ)の場面や台詞をオマージュしたような展開が多かった(ルパンと銭形の共闘、『さすがとっつぁん、昭和一桁』の台詞、カップヌードル)。ただ、1970年代のはずなのに複葉機で戦闘している中でカップヌードルが出てくると違和感があった。
敵役もナチス残党の科学者という使い古された設定で、オチも簡単に読めてしまう。
広瀬すずの演技は若いキャラクターに合っているし、CGも迫力があるだけに残念。
【モンキー・パンチの想いは、山崎貴監督に確かに引き継がれた】
ストーリーは安定した(予定調和)王道の面白さである。
期待した絵のトーンも美しいし、今作のヒロイン、レティシアのキャラクター設定及び登場する様々なアイテムの造形美、質感も宜しい。
秘宝、ブレッソンダイアリーの謎解きプロセスも興味深く鑑賞。
・トムとジェリーからモンキー・パンチさんが発想した、ルパンと銭形警部の楽し気な追い駆けっこもお約束で、複数パターンで見せてくれ満足。
・斬鉄剣の切れ味も相変わらず冴え渡る。(今作では意外な使われ方もしています)
<雑誌掲載から50年を過ぎた、「ルパン三世」。山崎貴監督が今作をスタート(THE FIRST)として、今後、どのように描いてくれるのかが、楽しみである。>
カリオストロは越えられない
傑作である「カリオストロの城」には到底およばない。しかし3Dにチャレンジした事は賞賛に値するし「カリオストロ」のオマージュである事はルパン好きであれは暖かい目で鑑賞出来たのではないだろうか。
ヒロインのレティシア役を演じた広瀬すず。「打ち上げ花火」の時よりも段違いに良かった。話題作りの側面もあるかと思うが確実に実力を付けてきたと思う。世間ではミスキャストとの声も多く聞くがルパンに思い入れが強い一部の熱狂的ファンが多数を占めているのではないだろうか。なんにせよ人気作品のヒロイン役は良くも悪くも何かと批判されやすい。
オープニングのタイプライターの音を聴いた瞬間、TVシリーズ第1作目をリアルタイムで観た時の感動を思い出して、別れのシーンでクラリスを思い出し目頭が熱くなった人が多くいること願いたい。
CGなならではの迫力
一番の賛否両論となるCGのルパン三世たちの違和感は予告で免疫力がついたのか序盤であっさり消え去ります
それよりもある意味アニメのルパン三世らしいちょっとSFチックなストーリーとCGならではの迫力あるアクション映像のワクワクの方が勝り楽しめました♪
悪い評価も有りますが自分自身の眼で確かめた方が良いです♪
カイジ藤原とすずちゃんで全て台無し><;
予告の不安的中・・・・^^;;;;
声優って仕事は、キャラによって声色を変えるって事を理解してない俳優は、キャスティングするべきではない。
同じ俳優さんでも、アナ雪の羊さんと今回の吉田鋼太郎さんは、後でそうだったんだ!?って感じを意識されてると思う。
内容もThe Firstって感じではなかったけど、山崎監督は、令和版カリオストロが撮りたかったのかな!?
ルパンの魅力の一つの不二子ちゃんの魅力もまったく・・・
3Dアニメーションは、パチンコのリーチアクションレベルで丁度良い感じで、ルパンはやっぱり初期のアナログアニメが一番似合ってると思う。
ただ次元だけは、声も変わらずコバキヨさんは、次元がう!!
3Dでもカッコ良すぎ(๑˃̵ᴗ˂̵)
「また、つまらぬものを斬ってしまった。」
井上真樹夫さんのご冥福をお祈り申し上げます。
ルパンサウンドは、鉄板!!って事で、☆一つ上乗せの☆3つ
3DCGで生まれる新たな魅力!
待ちに待った3DCGによるルパン三世!一体どんな仕上がりになっているのかと思ったら、これが期待以上にいい出来で、驚きました。冒頭の話の起こし方で、往年のルパンを彷彿とさせ、そこからカーチェイスを経てのメインテーマで、完全に心を鷲掴みにされました。久しぶりに劇場でルパンに会えるだけでも幸せなのに、3DCGという新たな形で再会できたことにただただ感謝です。アニメ版ルパン特有のコミカルな動き、スピード感、会話のテンポ等が、見事に再現されていました。そこにCGならではの質感や滑らかさ、目まぐるしく変化する豊かな表情などが加わり、ルパンに新たな魅力を添えていたと思います。
ストーリーは、ルパンが狙ったお宝にヒロインと悪党が絡み、お宝にまつわる謎とともに悪党の陰謀も暴かれ、最後はルパンがお宝の代わりにヒロインのハートを盗んでいくという、ルパンの王道中の王道展開。多少のひねりや伏線はあるものの、ルパンらしい予定調和は賛否の分かれるところかもしれません。子供でも楽しめるわかりやすい展開ではあるものの、大人としてはやや物足りない印象でした。謎解きの楽しみやどんでん返しの驚きなど、劇場版ならではの深みがあれば、さらによい作品になったと思います。
ルパンファミリーや銭形警部など、お馴染みのキャラもいい感じに3D化され、全く違和感がありませんでした。ここまでしっかり描かれているわりには、次元や五ェ門の扱いが軽かったので、出番がもう少し欲しかったところです。あと、広瀬すずさん、吉田鋼太郎さん、藤原竜也さんらも、十分に及第点の演技なのですが、やはり声優さんを起用してほしかったです。とはいえ、初期からの唯一のキャストとなった小林清志さんの渋い声が、本作でも聞けて大満足です。
今年はモンキー・パンチさんがご逝去され、また井上真樹夫さんの訃報の直後の公開となった本作は、ファンにとっては思い出深い作品になりそうです。ラストでスクリーンに映し出されたメッセージを見て、目頭が熱くなりました。これからもまだまだ活躍するルパンをいつまでも応援し続けようと思います。
CG版としての伝承
久しぶりのルパン三世の映画。フル3DCGで山崎貴監督。豪華俳優陣によるアフレコ。ちょっと期待しすぎた面もあったのだけど、想定内の出来上がりだった。まあテレビアニメでの印象も強いし、アニメ映画でも未だにリピート放送されていて、中でも「カリオストロの城」という圧倒的な存在もあるし、小栗旬の実写版など話題には事欠かない原作。これだけの強敵との比較の中で、なかなか良い結果を残したと思う。
不満ではないのだけど、やはり俳優と声優は違うのだなと感じた。広瀬すず、吉田剛太郎、藤原竜也などの名俳優は、どうしてもイメージが出てきて画面とのフィット感が薄くなってしまう。ストーリーも、あールパンっぽいという安心感はあるものの、過去の作品のような驚きはなかった。古代遺跡といえば、インディジョーンズ、トゥームレイダーなどの鉄板ストーリーがあるのに、そこに持っていったのは、安全策過ぎたように感じた。あとは、小ネタをもう少し盛って欲しかったかな。
でも、これだけ人々に親しまれてきた名作の伝承として、ひとつの形を示たのはよかったと思う。これからも作品が、見れるようになることに期待します。
映像は素晴らしいが物語のクォリティが惜しい
ルパン三世はこれまで 10 作も劇場版の映画が作られてきたが、今作では遂に全編 CG アニメとなった。まずは映像が素晴らしいリアリティを誇っていたことに驚嘆した。水の表現やマジックアワーのオレンジ色の世界などが見事に表現されていて、これまでのアニメーションのクォリティを凌駕していた。舞台がパリということもあって、パリの街並みが出てくるが、どの場面もため息が出るほど美しかった。
物語は第二次大戦末期に厖大なエネルギーを作り出した科学者が記した日記の争奪戦から始まり、やがてそのエネルギーの正体へと話が進むわけだが、いくら何でも重力がコントロールできたり、地上でブラックホールを作り出すなどという話はあまりに荒唐無稽過ぎて、リアリティを欠く結果になってしまったのが残念であった。いっそ入っていたのは、アインシュタインが亡くなる直前に密かに完成させていた統一場理論の論文だったとかいう方が面白かったのではないだろうか。難解な数式の羅列に面食らう一行を尻目に、数学の才能を受け継いだレティシアが読み解いて行って謎の装置の仕掛けを理解すると言った話なら数倍面白くなったのではないかと思う。
キャラクターデザインは、ルパンと次元はほぼ問題なしだったが、五右衛門はやや鋭さと神秘性に欠けてしまった感じがした。最も問題があったのは峰不二子で、顔の造形から体のプロポーションまで違和感が抜けなかった。新キャラのレティシアは、もっと可愛くした方が良かったのではないかと思った。声優は、次元を演じた小林清志が 86 歳で頑張っておられたことに感激し、また銭形警部を演じた山寺宏一が初代の納谷五郎の雰囲気を見事に再現していたのが非常に嬉しかった。
音楽は、シリーズ全作を手掛けている大野雄二が衰えることなく雰囲気を盛り上げる曲を書いていたのが素晴らしかった。演出は前半はミステリアスで良かったが、謎の装置が出てからは、その操作法が簡単に習得できてしまうところがご都合主義的だと思った。カリオストロの城の完成度に比べると、やや物足りない感じがした。3D CG という道具立ては次回以降もツールとして使えると思うので、続編に期待したい。
(映像5+脚本4+役者5+音楽4+演出4)×4= 88 点。
カリオストロ感満載の王道ルパンがめちゃ楽しい
これぞルパン!という王道展開とアクション、コメディ要素がてんこ盛りで大満足でした。キャラクターの表情も魅力的だし、いちいちポージングもカッコいい!ドヤ感が気にならないし、むしろ心地良い。
山崎監督らしい湿っぽさやクドさはありますが、このくらいは許容範囲。それよりもルパン愛が溢れていて良かったです。
子どもの頃に楽しんだルパン一味の冒険は、大人になっても楽しかった!!
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