最高の人生の見つけ方のレビュー・感想・評価
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人生で本当に大切なことを教えてくれる
小百合様
本当に素敵な吉永小百合さんをみせていただきました。
普通じゃない小百合様がサチさんという普通の主婦として暮らしてきたのを感じました。さすがです。それだけで観て良かったです。
家で看取ることが少なくなり日常で死をみるのは病院となり、死は現実感が無くなり非日常で怖いもの特別なものになっていると思う。
人は誰でも必ず死ぬとわかっているのになんとかそれを避けたいと思って暮らしている。できることなら後悔のない人生を送りたいと思っている。
私は病院で癌を患った父を家で認知症で母を看取りました。二人の死に様は私にとっては人生を全うした人への惜別と敬意であふれたものでした。
映画のようにハートマークに色を入れることはできなかったので本人はやりたかったことあっただろうなとは思いますが。
この映画は、やりたいことが10どころか50個くらいはのこっている私のような普通の人に、今の自分を認めつつ、少し頑張れば本当はやれることに手が届くかもよ、という応援歌だと思う。
死ぬときに他人からみたら普通だけど自分なりに苦楽の振り子の中で生きて何個かやり残して、最期に、あれやれなかったな、と思うのも「最高の人生」の様な気がしました。
もちろんそのときになってみないとわからないけれど。
ムロツヨシさんが
プロフェッショナル吉永小百合の密着番組で、映画の裏側を垣間見たので...
観るべき邦画!
モーガンフリーマンとジャックニコルソン主演の『最高の人生の見つけ方』のリメイク作品を邦画で?主役の2人を女性で?最初は予算もキャストも脚本もロケも日本仕様にスケールダウンしたヤツかなあと思いパスしようかも思いましたがレビューの好意的なコメントや、先日の吉永小百合さんの「ザ・プロフェショナル」を見て鑑賞しましたが、見て良かった映画でした!
まず吉永小百合さんの演技が素晴らしくて圧倒されます。天海祐希さんの演技も素晴らしい!
社長の秘書役だったムロツヨシさんも抑えた演技で良かったです。最後のオタ芸とかいらなかったけど、、
気になる、やりたかったリストの中身も良かったと思います。限られた予算の中で日本の魅力も出しながら素晴らしかったです。
残念な点としては今さらの結婚式とか、最後のチャチいロケット発射や(ムダにJAXA全面協力)
極め付けはエンディングの2人のチープな宇宙遊泳シーン!はホント作品を台無しにするような不要なシーンに感じました!最後のエンディングでその作品の「ああ、いい映画だったなあ」という感慨にふけるのに、あれは無いなー!!せっかくの良い作品なのに後味がチープ!(個人の感想です)
でも、それ以外は号泣まではいかなかったが泣けて笑える作品で、オリジナルとは違った素晴らしい作品に仕上がってます
観てよかった
基作品であるハリウッド映画を当時観たので、大筋は覚えている。絶対に泣ける映画だと分かっていたけれど、思っていたよりも早い段階から泣かされました。それも何回も。
私個人の人生において1型糖尿病も癌も身近なところに存在するので、余計に感情が高まるのかもしれない。まだしばらく先であってほしいけれど、自分の終活のことも考えてしまいました。
吉永小百合さんの映画をまともに観たのは初めてかもしれない。こんなチャーミングな女優さんなんだと、今更ながら知りました。
天海祐希さん、役にピッタリ。カッコよくて、でもなんかそのカッコよさが切なくも感じられて。
このお二人のキャスティング、素晴らしいです!
そして、ところどころでクスッと笑わせてくれるムロツヨシさん。これが香辛料的な効果をもたらしています。
この時期観たい作品が多すぎて鑑賞優先順位はあまり高くなかったのだけど、やっぱり観ておいて良かった。
観たことを後悔する人が絶対にいない、そんな映画です。
時間は有限
予想以上
「悲しみ」ではなく「幸せ」の涙
登場人物が死んで涙する映画はたくさんありますが、この映画は死ぬことを見せるのではなく、生きることを見せている映画でした。
時間というのは不思議なもので、ダラダラと生きていると、いま不満に思っている現状を何も変えようとしない自分がいたりします。でも、時間が限られたものだと認識しただけで、人は何かしないといけない、自らを変えたいと、動き出すことができます。
その行動を見て、周りにも良い影響が広がっていく、その様子を丁寧に描いていました。
狙っている世代が高いのか、たまに昭和を感じさせるBGMが流れるのですが、それはこの映画には余計だったかなと。そして、あと20分は短くできたのかなと思いました。
とても感動して勇気が出る作品ですので、是非とも劇場で❗️
絵空事ではなく
スクリーンに映し出される2人の人生
まさにタイトル通りの最高の人生を地でいってるように見えました。
自分に境遇を置き換えてみれば、少なからず、そう遠くない将来、訪れるであろう災厄を鑑みると、あのような立派な終末を迎えられることはないんだろうなとも感じ入った次第です。
好きなことを沢山我慢して過ごしてきた自分が弾けられるとは到底思えないから、きっと、もっともっとみすぼらしく情けないんだろうなと考えることは想像に難くない。
ただ、人間という生き物は本能だけで動いている訳ではなく、煩悩に耐えふみとどまって存在していると思うので、あと一歩がなかなか踏み出せない。
その僅かな一歩が自分にとって最高の人生であったと最期に思い知らしめることになったなら、この映画をみた価値があったことになる。
この映画を絵空事と捉えるのではなく、自分のひとつの糧となればなと思います。
高齢者向け映画に仕上がっていた
良い作品
人生の見つけ方
人生の見つけ方とは良き友人を得ること、と言うのがテーマなのかな、と思った。
辛い人生を歩んで、でも勝ち抜いてきた球磨子(くまこだけど、マ子と言わせている)と平凡に生きてきた幸枝の出会いは残り少ない人生への贈り物だったのかもしれない。
やりたい事リストが子供ぽいのは仕方がないけど、ホテル王のマ子のお金があるからとりあえず全て実現出来た。宇宙までにも飛び立つ(あれは遺灰となってという事でしょうね)。遊泳のはめ込みは要らないかな。
子供の病気への寄付(1型?糖尿病)は、本当にしたんだと思ったが、その理解でよかったのかな。
ムロツヨシが最高でした。この人が出ると楽しくなる。
吉永さんはいくつになっても素敵な女性のようです。
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