「遂に終わってしまった寂しさ」劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song waisighさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0遂に終わってしまった寂しさ

2020年8月23日
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「俺は、桜にとっての正義の味方になるって決めたから」
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が万能の願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。
ひとりの少女――間桐 桜は犯した罪と共に、昏い闇に溺れてしまった。 桜を守ると誓った少年・衛宮士郎は遠坂 凛と共闘し、「聖杯戦争」を終わらせるため、過酷な戦いに身を投じる。
最後の戦いが、遂に幕を上げる。(フィルマークスより)

終わってしまった寂しさが一番最初に来てしまう、そんな映画でした。
三部に収めるためにやや駆け足ではあったものの、戦闘シーンの躍動感、ヒロインのかわいさ、決め台詞のかっこよさなどはしっかりとありました。

見終わったあとは、映画として面白い面白くないではなく、ここまでやってくれてありがたいという気持ちが一番最初に来ます。
PC版のエンディングを迎えた時の気持ちを思い出しました。
一部、二部と観てる人には絶対に観てもらいたい作品です。
次はhollowを楽しみに待ちましょう。

ただ、要復習です!
前作までの流れ+HFルートのラストまでをもう一度確認しておくと映画に集中できます。

waisigh