「色々と惜しい」劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song どどすこさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5色々と惜しい

2020年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

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どどすこ
patiさんのコメント
2020年8月17日

> あと個人的に最も駄目だったのは、士郎が気づくと台所に立 っているシーン。

時系列を勘違いなさってると思います。
気づいたら数年会ってなかった士郎が突然いて何食わぬ顔で弁当詰めてましたって・・・余韻も何もあったもんじゃないですよ。
蒼崎橙子の人形素体を手に入れたのは凛が時計塔に留学する直前か初期です。凛がツインテールでしたし。
鳥籠から魂を素体に移した描写がありますが士郎がすぐに目覚め日常に復帰出来たとは思えません。日本の自宅まで桜と凛で運び、魂と素体の融合と桜の精神状態が安定したのを確認した後に凛は独りで時計塔に戻ったはず。
凛が時計塔から花見の為に一時帰国し衛宮家を訪問します。大人の女性って感じで髪型や容貌からすると数年たってます。UBWエピローグ時よりも年取ってる感じがします。
桜を手伝い料理を詰めている士郎をみて、この人は昔と何も変わらず側に居て私を支えてくれている、私の罪を一緒に背負いこれからも生きていってくれる・・・と桜が感じ入ってる場面だと思います。『春はゆく』の歌詞のとおりに。

数年ぶりに会った桜を見て凛が問いかける「今、幸せ?」と。
後悔、苦悩、眠れない夜を過ごし、もしかしたら贖罪の方法がわからず罪の重圧から自殺を考えた事もあるかも知れない。そんな日々を士郎と一緒に支え合って乗り越えてきた。
そんな経験を経たからこそ、あの桜の笑顔と返事なのだと思う。

pati