ラ・ヨローナ 泣く女のレビュー・感想・評価
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作り物とわかってしまうレベル⇒恐怖ゼロ
典型的な効果音と化け物の見た目に頼ったホラー映画。
故に予想外の展開も意外性もなく、怖さもないがために迫り来る切迫感や焦燥感の心理描写も演技にしか見えず。出演者が懸命に演じれば演じるほど滑稽に見えてくるほど。
宗教やオカルト要素もなし。置物が移動する様はピアノ線で引っ張ってるだろうと突っ込みたくなる作りの低さもいただけない。
ラ・ヨローナが貞子に見えるのが面白かったのとリンダ・カーデリーニが良かったのでプラス一点。
sawやテキサス・チェーンソーが懐かしい。
意外と楽しめた
ホラー好き。でも、評価は低いんだよね。たいして怖くないとか書かれてるし…なんて思いながら観に行きました。前評判が悪いと、期待せずに観に行くから、意外と楽しめる。私、意外とドキドキしながら観ましたよ。殺人鬼とかよりも、怨念みたいなものの方が、個人的には、恐怖を感じる。だから、楽しめたっていうのもあるかも。ちょっと、ご都合主義的な設定もあったけど、まあ、大目に見ましょう。
よくできたホラー
可愛さ余って憎さ百倍という諺がある。多くの人が経験しているであろう言葉だ。人は得てして、愛に見返りを求める。実はその時点で既に愛とは言い難くなっている。見返りを求めるから、それが得られないときに、相手を憎む。別れた男の話をする女性は大抵このレベルだ。男の場合は更に酷い。
それに対して、何の見返りも求めない愛がある。キリスト教ではそれを神の普遍的な愛であるとし、アガペーと呼ぶようだ。マタイによる福音書には、汝の敵を愛し、迫害する者のために祈れ、と書いてある。無償の愛どころか、殺されても愛するという壮絶な愛である。
本作品はキリスト教の国が舞台だが、愛の形は見返りを求める低レベルだ。可愛さ余って憎さ百倍そのままのストーリーである。しかしエクソシスト作品はどうしてもそうならざるを得ないものだから仕方がない。そもそもアメリカはトランプ大統領の口癖でもあるdeal(取引)の国である。無償の愛など最初からないのかもしれない。にもかかわらず大統領の就任式で聖書に手を載せて誓うのは、ほとんどブラックジョークである。
さて、このジャンルの映画は世界観よりも恐怖と不安を主人公と共有することが大事で、その意味では本作品は成功していると言っていい。自信満々で鼻持ちならないヒロインが徐々に恐怖を増大させていく様子や、周囲の理解も協力も得られないであろう孤絶感が、観客の恐怖感を広げていく。現実にはありえないだろうと思いつつも、科学で解明できていないことがたくさんあるから、あるいはこういうことも起こりうる。未知に対する恐怖だ。
観ている間はかなり怖い作品だが、観終わると不思議な清々しさと、ある種の達成感がある。よくできたホラー映画に共通の特徴である。
国境はどうやって越えた?(笑)
悪霊に取り憑かれ→暴れ始め→神父登場→壮絶なバトルになる。
まぁ、定番の流れ。
ジャパニーズ悪霊退治と違い、神父様が強いのが違いか。
この手のジャンルも見せ方かな。
怖いってよりか、最後の方なんか、動きが悪霊とは思えず、笑いしか出なかった。
ラ・ヨローナの悪霊になるまでの過程も描いていたけど、メキシコなんだよねぇ・・・
「どうやって国境を越えたんだ?」
最後までモヤモヤ感が解消されないまま劇場を後にしたのであった・・・
(まぁ、最初に取り憑かれていた親子が、見た感じメキシコ人ぽかったから、「悪霊から逃げるために国境を越えた。」と解釈するしかない。)
南米幽霊なみだの恨み節
ジェームズ・ワン制作の『死霊館』ユニバースに、
メキシコで古くから伝承される怪談“ラ・ヨローナ”
を題材としたホラー映画が登場。
“ラ・ヨローナ”は、浮気をした夫への嫉妬に狂って
自分の子ども2人を怒り任せに溺死させ、その後悔から
死してなお泣き続けているという女幽霊。幼い子どもを
見ると自分の子と思い込み、拐って溺れ死にさせよう
とするのだという。なんというか、日本の古典怪談
にも通じる情念や怨念の深さを感じるお話ですね。
うらみます~♪みたいな。
...
まずホラー映画なので、怖いかどうかについて。
まあ僕は元々ビビりだが、ええ怖いです。きっちり怖いです。
『アナベル 死霊人形の誕生』よりもやや上くらいかしら。
アメリカンホラーとして平均以上。『死霊館』
ユニバース作としては真ん中くらいの恐怖度かと思う。
序盤の薄暗い廊下を歩いていくシークエンス、
予告でも使われていたハンドル式車窓の使い方、
ビニール傘越しの恐怖シーンはかなーり怖くて良い。
終盤も、『死霊館』ユニバースらしいダイナミックな
恐怖演出で、悪霊VS主人公一家+α の死闘が描かれる。
相手がメキシコ由来の幽霊ということもあり、
ホラー映画でよくある悪魔祓いとは多少異なる手法で
対決していく流れも面白い。本作で協力してくれる
人物はカトリックの神父でなく、多様な自然の神や
精霊と交信して呪術を執り行うシャーマン(祈祷師)
なのである。『宗教を問わず“信じること”が力になる』
と説くフレキシブルな価値観の持ち主が登場する点も、
キリスト教圏の映画としては珍しいんじゃなかろうか。
悪霊への対抗手段も、火、お香、卵、植物など一風
変わったアイテムが対抗策として登場する。タラーン!
宗教は無関係と言いながら祭壇で浄化したアイテム
や十字架が劇中の悪霊に有効なのはちょっと違和感が
あるが、それも悪霊が生前信じていた宗教に基づいて
選んだアイテムと考えれば個人的にはまあ納得かな。
ただそのせいで、シャーマンによる悪霊祓いという
特徴も薄めに感じられてしまうのが惜しいのだが。
...
この”特徴が薄め”というのは、
残念ながらシャーマンに限った話ではない。
本作の恐怖度はなかなかだし、上記のように
面白い要素もあるにはあるのだが、総合的には
イマイチ個性の薄いホラーだったという印象。
なによりまず、”ラ・ヨローナ”という題材の活かし方。
白いドレス姿で黒い涙を流すラ・ヨローナさんは
おっそろしい風貌だし、その出自も怖いのだが、
“泣き声とともに現れる”や“水の近くに出没”といった
特徴などがさして恐怖演出に活かされていないので、
凶暴だがシンプルな印象に留まってしまっている。
先に述べた傘や車窓のアイデアを除けば、オリジナ
リティのあるギミックや演出が少ないのも残念だ。
それに"裏切られた女の情念"というこれまでの『死霊館』
ユニバースでは描かれなかった恐怖を扱っているのに、
最終的には近年のアメリカンホラーにおいてステレオ
タイプとも言える"家族・親子の絆"というテーマに
収まってしまっているのは、やはり勿体無い。
幼い長男が憧れた父のように妹を守ろうとする姿や、
"ラ・ヨローナ"が一瞬憎悪を忘れる場面には心を
動かされたが、今回は親子の絆だけではなく、
夫婦間の愛憎といった要素も描いてほしかった。
序盤で登場した主人公のペンダントは明らかに
"ラ・ヨローナ"と主人公との対比を狙っていた
と思うのだけど、結局活かされなかったしなあ。
あと、考えてみれば何故“ラ・ヨローナ”がメキシコ
からロサンゼルスくんだりにまで出張して来たのか
(いちおう地理的には近いが)という点も特に
説明されていなかったり、1973年という時代設定も
実話ベースの『死霊館』シリーズに年代を合わせた
だけでそこまで作品には活かされていない感じ。
あともうひとつだけ野暮なツッコミ入れるなら、
主人公の娘さん、肺活量ハンパ無いね……。
...
以上です。
女幽霊に狙われる恐怖譚としてはまとまっているし
しっかり怖いけれど、"泣き声"、"水"、"情念"といった
この怪談ならではの特色を打ち出してほしかった。
まあまあの3.0判定。
<2019.05.11鑑賞>
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余談:
『死霊館のシスター』と本作を観ると、さすがに
『死霊館』ユニバースもやや息切れ気味か……。
とはいえ、毎回一定以上の出来のホラーを世に送り出して
くれているのでホラー好きとしてはありがたい話。
それに、ご存知かもだが『死霊館』ユニバース
次回作はすでに予告編が公開されております。
次の主演怨霊は、もはや看板女優のアナベル人形!
心霊現象研究家ウォーレス夫妻が保管している大量の
呪物がアナベル人形によって一斉に発動してしまい、
「死霊ズ……アッセンブル!!」な事態になるらしい。
タイトルも『アナベル 死霊博物館』!
やり過ぎ感はあるけどなんだかんだ楽しみ。
あー楽しかった怖かった
すっきり!見て思った❣
だってとりあえず解決しました!あちこちでキャーキャーと観客席から悲鳴が聞こえてきてそれも面白かったです!映画はびっくり系!ただやられっぱーなしはきらいなのでこの映画はましでした!評価低いのが納得いきません!だってこれホラー何ですもの!❣
家族愛
細かい事を言ったら楽しくないのでこれは、ただ、ただ、ジェームズワンワールドを楽しめばいいんじゃないかなと思います(笑)急にデカイ音でびびらす所とか幽霊屋敷のアトラクションみたいで◎でした。家族愛も良かったです。悪霊から子供を守ろうとする母親、悪霊に立ち向かう兄妹達。最後悪霊が少しだけ、人間の姿に戻るんですが美人でした。一つだけツッコミたいのが、今回の悪霊を退治する元神父も決して、決して悪くはないのですが、個人的にはアナベルと闘った神父が良かったかな。また、アナベルの新作がやるらしいから楽しみです。
普通に面白いホラー😄
特にこれ!とほめるところもないけど、普通に怖いところは怖い面白いホラーでした😄
お約束をきちんと守るというのも、大事…。
あれなんやったん❓
わからん🤔
つまらなーい🤢というのが少ない感じ。
ホラーマニアには物足りないかもしれないけど、一般の人には充分怖く、オススメできる映画です。
デートで見るホラー映画に良いかもしれない😘
正直B級ぽい…映画❗
星🌟🌟🌟死霊舘のシスターが良かったので観たのですが…前半はラヨローナがいつ出るか❓緊張感があって良かったのですが…呪術医が出たころからB級ぽくなりラヨローナとの対決のラストはあっけない結末で前半怖がった自分が ちょっと悔しい位でした❗でも見方を変えれば分かりやすい作品だったので星三個付けました❗次回作人形のやつに期待します❗
よくあるこの手のパターンそのもの作品
本作品、ジェームズ・ワンが製作、中南米で伝説となっている怪談を映画化の事なので、何時ものながらこの手の映画に裏切り続けながらの少しの期待を持って見に行きました。
まずは、本作品、ある意味、エクソシストホラーと言うべきか、よくあるこの手のパターンそのものの作品・・・・
まず、題材となる「ラ・ヨローナ」は何とも身勝手な考え方だな・・・・・ま、だから悪魔なのか・・・・
しかし、この辺は、もう少し脚色出来なかったのかな・・・・
また、襲われる家族が思いきりバカぽい・・・・・ま、こうでもしないと話が進むないか・・・・
この手の作品って、やはり薄気味悪い雰囲気を満載にして、しかし、ホラーと言えども、最後は、悪霊の方にも同情が出ると良いんだけどね・・・昔、日本テレビのお昼の番組で「あなたの知らない世界」って言う視聴者からの実体験を基に怖いお話を作るのですが、内容は怖くて、しかし、その心霊の真相が暴かれるとなんかほろっとさせられたよな・・・
この「死霊館」シリーズですが、毎度期待を裏切られるかな・・・・
ま、1時30分位でまとめているので、この辺は評価出来ますが・・・・
違和感なく楽しめる
自ら川に身を投げた女性が成仏出来ずに悪霊として現世をさまよう。日本にもよくあるような心霊怪談なので違和感なく楽しめる。
「決して水に近づいてはいけない」とのキャッチコピーだが実際には水場以外にも現れ「水のある所に引きずり込まれる」一般的なホラー作品。
2019-107
ひねり無し
ストーリー、展開、設定どれをとっても全く捻りがない
恨みを持った女が悪霊化して、それに神父と親子で対決というよくあるブロット
対処方法も後から取ってつけた設定
ただ音とお化け屋敷の演出で驚かそうとするだけの映画
その演出もありきたりでほとんど読めてしまう
今年のワーストワン
チャッラ~ン
ジェームズ・ワン製作ということなので、あの系統なんだろうな~ってな気持ちで観賞。途中、見たことあるような神父が出てきてアナベル人形の映像を出すものだから、ようやく『死霊館』や『アナベル』のシリーズなんだと気づきました!ま、まだ続くのですね…
それでも新ヒーローみたいな存在が誕生しました。元神父で今ではダークサイドの仕事ばかりのラファエル。悪霊と対決するのは初めてなのか、「武器になるかもしれん」とか自信無さげなところもいい。もしこの路線の続編があるなら再登場必要なキャラですね。
300年前の怨霊は物理攻撃も可能な、ちょっと反則気味な霊でしたが、一瞬だけ険が取れた素顔も良かった。全体的にはありきたりのホラー作品でしたが、シリーズ未経験でもOKな優しい作りでした。
これは
65本目。
ビビった。
ビビりの俺のビビる基準は分からないけど、これはちょっと。
フリオ(ドラマでの役名)が出てるのに驚きだし嬉しった。
丁度いま、メジャークライムズ観てるから、タイムリー。
武骨なイメージだけど、目が優しいんだよね。
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