劇場版 Free! the Final Stroke 前編のレビュー・感想・評価
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TVシリーズ・後編を含めての評価です。私はこの作品のターゲットではないので、厳しい評価は悪しからず。
天才スイマー七瀬遙の世界への挑戦を描く物語。
人気アニメ「Free」の完結版映画ですね。
アニメ好き、京アニ大好きの私としては、TVアニメも含めて全部鑑賞済みなんですが・・・鑑賞するのが辛い作品となりました。
一言で言えば、ターゲットを絞り過ぎ。所謂「腐女子」向けなんでしょうね。出てくる男性の美形ばかり。高校も大学も共学が舞台なのに、女性はほぼ登場せず。しかも競技水泳の物語なのに、女性の水着姿はほぼ映さない徹底ぶり。
BLを想起させるシーンも多く、正直ゲンナリします。
この物語の問題は、「腐女子ターゲット」というコンセプトだけはしっかりとしているのに、肝心の物語のコンセプトが不明瞭なところ。
最初は水泳部を舞台にした日常アニメ・・・と思って見始めましたが、シリーズが進むごとにスポーツ要素が強くなっていきます。
でも、スポーツ物・・・としては極めて浅く、面白みに欠けます。
例えば、この映画でも「打倒アルベルト」が物語の一つの軸のように扱われますが、具体的にどのように打倒するか・・・が描かれていません。技術的な成長、フィジカル的な弱点等がしっかりと明示され、その克服する努力が描かれていれば、画面に集中出来るのですが、そんな深い話にはなりません。
これは短距離水泳の問題でもあるのですが、競技シーン自体に面白みが感じられないのも致命的。
BL的な友情物・・・と考えれば分からなくもないですが、それなら登場人物が多すぎます。もっと七瀬遙の内面に焦点をあて、プレッシャーや葛藤を映すべきだったと思うのですが、そこ迄深堀りが出来ていないように思われます。
ただ、それでも京アニクオリティ。その映像は驚異的・・・と言って良いレベルです。特に、水の描き方は凄まじく、こんな描写が出来るのか・・・と驚いてしまいます。
それを加味しても、私的評価は2。極めて厳しくなりました。
Free 大好き
みんな素敵に成長して一人一人の性格とかもわかってるからあ~そうたよねって共感出来て終わるとまた見に行こうてことで明日最後に見に行きます。ただなんかモヤモヤしててその原因が投稿されてるコメント見て納得。登場人物おおすきでそれぞれ焦点あてて。そういうの番外編でいいんじゃないと思いました。
後編に期待!
今回は前後編で構成されていたので、前編は苦悩する展開になるだろうと思っていたら、案の定!
まあ仕方ないかな。
それだったら、国内大会で友人が優勝するとか、明るくなるシーンを追加しても良かったかも。
全てのフラストレーションは、後編で晴らしましょう!
チームから個人。部活からプロへ
待ちに待ったfree!の最新作。
後半は2022年4月22日だが、終わった瞬間から続きが気になる引きでした。
アニメも高校から大学への進学、スポーツで進学する決断に至るまでを描いてましたか、次は世界とどんどんみんな成長してるのがうまくまとまってます。
10で神童15で天才20歳過ぎればただの人
後半の締め方で評価がかなり分かれるのではないかなと思います。
映像も綺麗でしたので、個人的にはおすすめです。
前提が今までのアニメなど全て見てから見る必要がありますが。
「はる」
京アニ作品が好きで今作でFree!劇場版5作目ですかね。特に2017年4月の「Free!Timeless Medley 絆」と同年7月の「Free!Timeless Medley 約束」が好きで、泣いたのを覚えています。
今作も遙と凛の関係が気に入っていて、その2人に会えたのが嬉しく、またなじみの面子を見れたのも良かった。
鑑賞から3日。まだ気持ちの整理がつきませんが、後編公開を生きる糧にします
ずっと公開を心待ちにしており、浮付く気持ちを抑えつつ鑑賞してきました。
内容的には前回からの続きといった感じで、世界への挑戦と残されたキャラクターたちの成長といった感じで描かれており、皆良い形で前を向けていて順風満帆な雰囲気でした。
世界への挑戦をした遙・凛・郁弥。各々高い壁にぶつかる中で、前向きに壁への挑戦と決意を誓う凛・郁弥と対照的に、遙はファンの想像を遥に上回る形で後ろ向きに高い壁に直面します。
元々遙というキャラクターの性格や、その高い壁に一番近くで感じた遙だからこそ、凛・郁弥の二人より先のより大きな壁にぶつかってしまい気持ちが追い付かないのは理解できましたが、取り乱し様が痛々しくて見ていられない程でした。
前編・後編に分かれているという物語全体の内容のボリュームから考えた起承転結を完全に見誤っていました。
(全体的にテンポが速く、情報量がとても多かったので、願わくば、アニメ4期という形で小分けにして嚙み砕きながら彼らの成長を見守りたかったです。)
後編の公開までクールダウン期間が長すぎるので彼らの行く末を思うと、最後はハッピーエンドだと分かっていても今にも胸が押しつぶされそうです。
もう一度観に行って、更に作品の内容理解を深めたいと思っているのですが、私自身、気持ちの整理が追い付かずにいます。
前・後編の公開だと知った段階で「後編公開までのクールダウン期間を耐えられる自信がないから、後編公開前にBlu-rayが発売されることに賭けて全編は劇場に脚を運ばないという選択肢もあるのではないだろうか…」と脳裏に過っていた自分の直感を信じれば幸せだったのかな…とすら感じています。
4月22日の公開日を糧に、息をして、生活を送ります。
変わらない景色がありました
いよいよ公開となった Free!、初日に鑑賞してきました。
この作品の新作公開には実に色んな意味があったと思います。
作品の中に見えるテーマ「繋いでいく想い」を正に体現した様で、京アニの覚悟も垣間見えました。
作中ではとても丁寧にFreeの面々が描かれており、懐かしくもあり嬉しくもあります。
相変わらずスイムの描写は見事、アニメーションでは間違いなく頭一つ抜きん出ているでしょう。
またTVシリーズからの思い出も含め、それぞれの出来事をキャラクター達と追体験できるんですね。
何よりそのキャラクター達が瑞々しく動いているだけで、どこか胸にくるものがありました。
全体的に静かな作りで少し緩急に乏しさは感じる部分もありましたが、前編とあり少しタメを作ったのかなとも思います。
あと不調の演出?今度は凛のパッチンが見たいもの。
次は本当のファイナルとなるFree!、その後編をゆっくりと待ちわびたいと思います。
そこに変わらない景色がありました。
後半に期待はできる!
TVは全シリーズ視聴済
映画はTV本編からの続きになり
競技部門のメインは遥、凛、郁弥3人にほぼ新キャラの金城とアルベルト加えて進行していく感じだが、既存のキャラもしっかりと入れてくれるので各ファンも満足できるできかなと思う
映画としては大会一つと大会後の葛藤、そして次回に続くという感じで、大会一つ分一応やってくれたので前編だが一つの映画作品としても及第点かなと思う
葛藤に関しては凛や郁弥は前向きなのに対して、遥は後ろ向きな分、遥またかよ……と思ってしまう部分もあり、しかもそのクールで解決するテレビと違い約半年間放置なのを考えると後半への期待より、前半のモヤモヤのほうが感情としては強く残る
葛藤に関しても、元々遥自身が、そう言った部分を表にしないキャラというのもあって、そこまで大会を引きずってしまって、最後あんなことを言ってしまったとこちらが納得するには少し不十分かなと思います
相変わらず京アニの表現力はピカイチですし、話もまあウジウジ含めてFree!らしいっちゃらしいので、駄目な映画では全然ないです
『kyoto Animation』が日常にある幸せ
高校生〜大学生と青春をぶつけるに相応しい時間を過ごすキャラクター達皆んなが輝いています。
日常生活から遂に掴んだ世界大会そしてまた日常に帰る…
大会に出られなかった者もそれぞれに抱く思いがウルっとさせてくれます。
子供の頃から脈々と続いたFreeの世界が次で終わる。
寂しいなぁ。
今作の日常とピリピリした大会場面とのバランスが絶妙です。
そして仲間たちみんなが帰省する電車から少しづつさよならする風景。
今までのストーリーと重なって切なくなりました。(勿論京アニの風景も抜群)
ラストの終わり方から次作への予告も良い。
ダメなのは来年の4月まで待たなきゃならないと言うこと(クールダウンには長過ぎるw)
大会前の静けさ
水泳で世界を目指してる七瀬遙ら選手たちが、シドニー大会を前にして絶対王者アルベルト・ヴォーランデルへ挑むために士気を高めていってる話。
2部作の前編であまり盛り上がりも無く後編につづく、って感じ。
これが前編なのだが、後編の公開は7ヶ月先の22年4月らしい。先すぎて前編の内容を忘れそう。
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