「鑑賞から3日。まだ気持ちの整理がつきませんが、後編公開を生きる糧にします」劇場版 Free! the Final Stroke 前編 山崎宗介のモンペさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞から3日。まだ気持ちの整理がつきませんが、後編公開を生きる糧にします
ずっと公開を心待ちにしており、浮付く気持ちを抑えつつ鑑賞してきました。
内容的には前回からの続きといった感じで、世界への挑戦と残されたキャラクターたちの成長といった感じで描かれており、皆良い形で前を向けていて順風満帆な雰囲気でした。
世界への挑戦をした遙・凛・郁弥。各々高い壁にぶつかる中で、前向きに壁への挑戦と決意を誓う凛・郁弥と対照的に、遙はファンの想像を遥に上回る形で後ろ向きに高い壁に直面します。
元々遙というキャラクターの性格や、その高い壁に一番近くで感じた遙だからこそ、凛・郁弥の二人より先のより大きな壁にぶつかってしまい気持ちが追い付かないのは理解できましたが、取り乱し様が痛々しくて見ていられない程でした。
前編・後編に分かれているという物語全体の内容のボリュームから考えた起承転結を完全に見誤っていました。
(全体的にテンポが速く、情報量がとても多かったので、願わくば、アニメ4期という形で小分けにして嚙み砕きながら彼らの成長を見守りたかったです。)
後編の公開までクールダウン期間が長すぎるので彼らの行く末を思うと、最後はハッピーエンドだと分かっていても今にも胸が押しつぶされそうです。
もう一度観に行って、更に作品の内容理解を深めたいと思っているのですが、私自身、気持ちの整理が追い付かずにいます。
前・後編の公開だと知った段階で「後編公開までのクールダウン期間を耐えられる自信がないから、後編公開前にBlu-rayが発売されることに賭けて全編は劇場に脚を運ばないという選択肢もあるのではないだろうか…」と脳裏に過っていた自分の直感を信じれば幸せだったのかな…とすら感じています。
4月22日の公開日を糧に、息をして、生活を送ります。