「キャンディトラック」ゴーストランドの惨劇 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
キャンディトラック
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今時風のちょっと尖った姉ヴェラとラヴクラフト大好き自分で物語も書いちゃうオタクな妹ベスという15歳ぐらいの双子の姉妹が母親と3人で引っ越して来た郊外の家で何者かに襲われて巻き起こる話。
母親の奮闘で暴漢達は殲滅、16年後ベスが書いた「ゴーストランドの惨劇」という本がベストセラーとなり旦那と子供と幸せに暮らする中、病んでる姉から掛かってきた電話を切っ掛けに実家に帰りことが起こって行くストーリー。
ここまでは面白かった。良い導入だと思っていたけれど、姉の言動に違和感があり、又、母親のリアクションにも違和感がありという状況が結構続き、話が見えると騙されたとかやられたというより何だそれ。トリップが過ぎませんか?
基本、絶叫&唸り声に突然の大きな音での驚かしの連続。余りにそればかりで退屈。
そこにベスがみていたものの辻褄合わせが織り込まれているけれど、何だそれ?と感じてしまったものについての説明だから白々しく感じる。
再びのトリップはまあ悪くはなかったけれど。
もう少しガチャガチャしていたり騒々しかったりを抑えて、ヒリヒリした圧を感じさせてくれる方が好みだし、トリップの内容を抑えてくれたらなと。
何だそれ?とならなかったら面白いのかも知れないけれど、自分にはストーリーがハマらなかった。
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