「冷静に、合理的に」ある町の高い煙突 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
冷静に、合理的に
茨城県に実在した日立鉱山の煙害問題を題材にした1910~1915年の話。
煙害問題があったことは既知だったけど見識はほぼ皆無の状態で鑑賞。
建設的な話し合いで鉱山側と協力して煙害を解決しようとし結果に結びつけたとのことで、興味深い話でストーリーそのものは非常に興味深く良かった。
しかしながら、ど素人の自分が考えても煙道や阿呆煙突が上手く行く訳がないようなふざけた構想で建設された様な描かれ方がされていたし、大煙突にしても兎に角頭ごなしみたいな描かれ方で、そんなことあるのか?と疑問に。
(鑑賞後調べてみたら理屈は一応理解できた)
他にも疑問に感じたり余りにも大袈裟だったりする演出や脚本が多くて白け気味。
昭和の時代に作られた映画をみている様な感覚になった。
本当に昭和の映画だったらもっと高評価したけど…もうちょい何とかならなかったかね。
コメントする
kossyさんのコメント
2019年7月2日
「百姓は我慢するのが仕事!」(はっきり覚えてない)
という言葉にグッときたけど
途中退席した女性が二人。
我慢できなかったんですね・・・煙突作り始めるまで長いし。