キングスマン ファースト・エージェントのレビュー・感想・評価
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Manner makes man
前回のキングスマン作品と比べるとアクションシーンが少なめと聞いていましたが、そんなこともなく!
ラスプーチンのバレエvsオックスフォードの対決から始まり、ラストの黒幕との剣術まで、ハラハラしっぱなしの2時間でした。
内容としては、
オックスフォード公爵が戦争に翻弄されながらも強力な使用人達と苦しみや葛藤を乗り越え、英国紳士らしいスマートな策略で世界を救い、キングスマンを設立するまでの物語を描いていました。
第一次世界大戦渦の中で秘密裏に動く組織を描いていた所、各国の指導者のシナリオ、時代背景は史実をほとんど脚色せずに製作したと言う所やは驚きでした。
紳士らしい身のこなし、仕立て屋として登場するキングスマンの衣装、どれをとっても英国らしいトラディショナルなセットとその当時を再現しているファッション。見ているだけでその当時を体感しているような気持ちになりました。
ラストはきっちり丁寧にまとまった感じがあり、とてもすっきりした気分でした。
より前作のキングスマンが面白くなる作品です。
帰ったら前2作を見直します!!
何より、どんな役でもこなしてしまうレイフファインズの圧巻の演技に見いってしまいました。
第一次大戦の裏側?
前2作とは色合いが少し違う印象です。
スパイ組織キングスマン誕生の物語なので、
歴史的な背景も描きながらなので、少しテンポが鈍い、
それにしてもイギリスっていろいろなことに関係して
そういう面白さもある。
アクションシーンもそれなりにあるけど、前2作と
比べると時代背景もあって、それほど派手ではない。
でもクライマックスの崖の上でのアクションはすごい。
それにしてもレイフ・ファインズって、こんなに
アクションのできる俳優さんだとは思わなかった。
今までのイメージとは違って驚く。
作品の中で光っているのがジャイモン・フンスー。
敵側の組織の登場人物もなかなかに魅力あり。
妻との約束を守ろうとするオックスフォード卿が
かっこいいです。
ビギニングは渋く
あれキングスマンってこんなだっけ?ってくらい割とシリアスな感じで話は進む。大きく設定はマンガ的ではあるけれど、なんせ大戦が絡んでるのとはじまりが大事な人を失いさらに、、となるのでシリアスにならざる得ない。そしてマジに世界のリーダーは本当にふざけた連中ばかりなのでこういう組織があったらいいな、あって欲しいという思いもある。この辺はスタンスとしてはヒーローを扱えどもクロエジャオ『エターナルズ』に似てくる。
あれに比べればアクションも面白いし、最後の砦のシークエンスの高さを使っての特別感もよかったけど、なんかマシューボーンの特徴は活かしきれてないのかもしれない。ひとことでいうともっとどっちかに吹っ切れて欲しかった、という。
ちょっと毛色が違うな
見どころ満載で、バトルシーンは秀逸
スタイリッシュなアクション
これまでより奥深さが増した一作
キングスマンシリーズの迫力あるアクションシーンは今作でも健在でした。キレキレのアクションに引き込まれ、物語により夢中になります。
一方、今作は前作までとは違う時代の物語なので、キャストももちろん違います。観る前は今までのキングスマンシリーズと雰囲気がガラッと変わってしまうのかと思いました。しかし、いざ観てみると良い意味で新しいキングスマンの雰囲気が出来上がっていて、とても見応えがありました。
第一次世界大戦あたりの物語なので、歴史の知識と物語に出てくる登場人物たちの行動をからめて理解すると面白いと思います。そういった意味では、世界史の知識があるとより楽しめるかもしれません。もちろん時代のある程度の流れは、映画を観れば分かるような作りにはなっているので歴史の流れがあまり分からない人も十分理解出来ると思います。
キングスマンシリーズのアクションや、少しのミステリー要素、コメディ要素などに戦争の歴史が加わり、これまでより物語に厚みが出ていました。
歴史の裏に隠されたキングスマン誕生秘話!かなりシリアス路線
キングスマン誕生物語。
今作は第一次世界大戦の出来事とかなり絡ませて描いており、実在の人物も多く登場する。
歴史の裏ではこんなことがあったのかと創作ながらかなりワクワクした。
ただ、これまでのキングスマン二作であったテンポ良いキレ切れアクションは抑え目で、クールな音楽も無かったので、面食らってしまうかも。
戦争を描くということもあり、シリアスなムードで終始描かれている。
西部戦線でのシーンは緊迫感が凄まじく、まさかの展開も含め、「これ、本当にキングスマン?」と思うほどだった。
そして、キングスマンといえばあの有名なセリフ…お前が言うんかい!今作、一番の驚きだった笑。
後、最初のオックスフォード卿、イングリッシュペイシェントら辺の若かりしレイフ•ファインズを思い出させてくれた。
正直、誕生物語よりハリーとエグジー2人の続編を観たかった。
出演者は地味だけど中身で勝負
ラスプーチンに首ったけ!になる映画。
レイフ・ファインズが老体に鞭打ち身体を張ったアクション満載の映画。
父親が死に、息子が意志を継いでキングズマンを立ち上げる話かと勝手に思っていたのだが、予想とは違った展開。(そっちが主役かい!)
舞台設定が第一次世界大戦直前の欧州という事もあり、これまでのシリーズで一つの売りだった近代的なハイテク武器などは一切出て来ないが、ラスプーチン、マタハリ、レーニンなど実在の怪物?達とのバトルを面白く楽しく観せてくれた。
特にラスプーチンの描写には力が入っており、ベリョースカで登場しコサックダンスでバトルするというぶっ飛んだ演出。
最も衝撃だったのはオックスフォード卿の太腿を舐めるシーン。(あれ演者のアドリブか?)
あまりのやり過ぎ感から声を押し殺して笑うのに必死になったw。
あれだけでも観に行く甲斐のある映画だと思う。
※あくまでも個人の見解です。
よくできた娯楽作品
父親と子供そして戦争
三作目でこんなに面白いとは!
キングスマンは好きだけど前作の続きだと少しはダレるかもな〜と思いつつ鑑賞したら良い意味で裏切られた!
三作目も最高でした。
1、2 あってこその3で、シリーズの要素はうまく散りばめつつも、お馴染みの登場人物は出てこない。スパイ道具もかなりのローテク。にも関わらず、まさかの3に一番感動させられてるかもしれない。。
キングスマンの前日譚ということで主人公も時代も、ノリも少し違うので新鮮だった。
とはいえ愛すべき悪ノリ感も健在だったし、シリーズを通してのテーマである「継承」やキングスマンの根幹とも言える真の正義や、守るべきものは何なのか、という問いかけはしっかり伝わってくる。
コンラッドがキングスマンを訪れてからの後半からの展開が胸熱すぎて。
展開もなかなか読めなくて、ハラハラしながら見守っていたのだが、思いもよらないパターンでの継承だった。。
粋で切ない、そして説得力のあるストーリーにホロリ。
戦争を描くことはマイナスではなく、この物語をより骨太にしているように感じた。
やっぱりキングスマンのアクションシーンは良い程度にふざけてて、迫力もあって、ピカイチに好きだわ。
ラスプーチンとのバトルシーンはアクションシーンに残るであろう。音楽よしテンポよしキャラクターよしアクションよしオチも最高ときている。何回でも見たいな。
世界を動かした悪人オールスターが揃ってるのも笑った。笑
本作ではコミカルに描かれてるけど、きっと世界情勢的には暗くて緊張感漂う激動の時代だったんだろう。そんな中でも平和を願うがために勇敢に戦って消えていった名もなき人々へのリスペクトも多分に感じ、キングスマンの成り立ちにも首がもげるほど納得させられた。
キングスマンらしさがどっかいった
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