「爆発力は控えめ」キングスマン ファースト・エージェント こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
爆発力は控えめ
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フィクションではありつつも、予想外にきちんと
第一次大戦の流れを描いたためか
これまでの二作に比べて、
ばかばかしい爆発力は抑えめだった。
とはいえ音楽と動きの見事な合致は今回も衆目で、
一目見てラスプーチンとわかる
寄せ方してくれた者が、
バレエの白鳥の湖の黒鳥33回転よろしく
くるくると回るのは一番の見せ場だったのではなかろうか。
あそこだけ繰り返し見たいくらい。
黒幕は早々に想像がつくので驚きはないのだけれど
強引に史実をそこにつなげた手腕は見事かと。
妙にまじめになりすぎず、
往年の007のようにツッコミどころ満載だけど
楽しいスパイ映画の路線をキープし続けてほしい。
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