「世界史の勉強×スパイアクション」キングスマン ファースト・エージェント @masahiro_1627さんの映画レビュー(感想・評価)
世界史の勉強×スパイアクション
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今までのキングスマンとは違うが、前作よりもズバ抜けておもしろかった!
いつも不謹慎で荒唐無稽なアクションを用意する『キングスマン』。しかし、本作で描かれる塹壕戦は意外なほどシリアスなテイストで、コンラッドの戦いと葛藤などは『1917 命をかけた伝令』を思い出させてくれた。
時代背景は、サラエボ事件からの第一次世界大戦の勃発、西部前線の塹壕戦、レーニンによるロシアでの革命とロシア皇帝一家の処刑、ヴェルヘルム二世の退位などを経て連合国軍の勝利まで。
ジョージ五世(英)、ニコライ二世、ヴェルヘルム二世、ウィルソン大統領やそれら歴史上の人物とかも出てきて、世界史の勉強にもなった笑。
(パンフレットや他のレビューを見てみると結構細かな史実に沿って描かれているらしい。)
全体的に調和が取れていて、今年見た映画の五本の指には入ると思う。
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