「紳士であれ!!」キングスマン ファースト・エージェント MARさんの映画レビュー(感想・評価)
紳士であれ!!
妻を亡くした過去を持ち、現在は平和主義者の富豪、オーランド。大戦の前線に行くことを希望する息子を止めようと衝突するが、実はこの家庭には息子も知らない真実があり・・・と言った物語。
2022年初映画は、昨年の取りこぼし作品から。
英独露の列強が戦争状態になる中、強力なドイツにイングランドを攻撃させようと、ロシアにある刺客が送り込まれ・・・
各所のスパイから機密情報を集め、イングランドを守ろうとするなかで、オーランド親子のやりとりを見せていく。
所々挟まれるスタイリッシュアクションが見所!!いや~な奴だが、ラスプーチンの舞うような闘いは華々しい。・・・でも、思いの外早い段階で・・・!?
その他、開戦を巡るお偉いさん達の描写も◎
オーストリア大公とハンガリー人のくだりは史実のオマージュ(?)的な!?
中盤はガッツリ戦争映画。若き兵の後悔よ・・・このあたりは戦争作品としても見応えがありましたね。
上記の通り全体を通し、普通に面白かったけど、特にサプライズが全くなかったのは少し寂しい所。
勘の悪いワタクシでも初見の初見で黒幕の正体に感づいちゃったり、最後の決着のキッカケも、まぁそう来ますよね。
スパイアクション大作なので、トリハダの立つような意外性や騙しが欲しかったですね。
とは言え、本作もコロナの被害で延期に延期を重ねられた作品。楽しみにしていたので、漸く観ることができて良かった。
今年は問題なく全作品が公開されることを願って☆
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