「ポリーに首ったけ」キングスマン ファースト・エージェント mk♪さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ポリーに首ったけ

2021年12月28日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

興奮

知的

待たされて待たされて…ようやく観れました(嬉

あの王室御用達テーラー「キングスマン」における歴史の前日譚(エピソード0)であり、ストーリーは遡って1902年のアフリカから展開される事にもうワクワク。
第一次世界大戦時のドイツ、英国、ロシアを巡る史実や人物像もたくさん盛り込まれてるので、その辺は少しでも頭に入れておくと観ながらストーリーも深掘り出来るかと。
相変わらず各登場人物における役割という構図が分かりやすく、アクションシーンの激しさとスタイリッシュさの両立や一気にストーリーに引き込んでくるのは流石"Mr.キングスマン"マシュー・ボーン監督の手腕。
個人的にはポリーの八面六臂の活躍ぶりに惚れ惚れなのと、怪人グレゴリー・ラスプーチンの変態的な魅力、まさかのキングスマンで泣かされるシーン、とにもかくにもあっという間の大満足な130分でした。
もちろん今作もポストクレジット(正確にはミッドクレジット)映像付きなので終わってもトイレはあと数分我慢を。

ちなみにマシュー監督曰く、今作は来年クランクインするエグジー版の完結作「キングスマン3」に繋がっていく話の源流であるという事で、そちらもまだまだ楽しみが続くのが何より。

mk♪