「純粋な魂と技術をもつ男の生きざまを描いた、手に汗握るヒューマンドラマです。」フォードvsフェラーリ もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
純粋な魂と技術をもつ男の生きざまを描いた、手に汗握るヒューマンドラマです。
最初は「プロジェクトX」のようなドキュメンタリー作品なのかと思ってました。
作品紹介を見ていたらちょっと違う… (ちょっとじゃないかも)
「絶対王者に挑む、挑戦者たち」。そんなドラマかもと気になり鑑賞。
レースカーの開発。 そして
フェラーリを抑え「ル・マン」での優勝を目指すフォードのチーム。
それを軸に描かれる人間模様に惹きつけられました。
期待した以上の人間ドラマがありました。
心臓の病気のため一線を退いた、かつての天才ドライバー。
人づきあいの苦手な天才メカニック兼ドライバー。
二人を軸に、弱小チームが最強チームに変わっていく。
男のロマンですね。 良いです。
ハラハラドキドキ。
手に汗握る、見応えのある2時間半でした。 満足。
☆
とはいうものの。
綺麗なだけのお話ではなく。 ダークな要素も…。
嫌なヤツ わりとたくさん
嫉妬や妬み 渦巻いてました
大人の事情 ちらほらと見え隠れ
そういったものを振り切ってゴールを目指す
挑戦者たちの姿に乾杯。
あれこれ☆
監督さん
「ローガン」の監督さんだと後で知りました。
↑好きな作品です。
「ナット」デイモン
フェラーリのピットに近寄りなにげなく ぽいっ
… あっ
なんて巧妙なトラップ。
整備スタッフが見つけたら
どこの部品だ~ って
いやいやいや。恐るべし。
マッハGOGOGO
カーレースの作品というと、やはりこれ。
1960年代のタツノコアニメ。 懐かしい。 遠い目…
アメリカでは「スピードレーサー」という名で流行ったらしいですが
制作スタッフの中で見てた人いるのかな。
最後に
同時ゴールしたのに…
観終わって時間がたつのに、胸の内のもやもやが晴れません。
なんだかなぁ…
といいつつ
・レースカーのドアが閉まらない とか
・トランクをボコボコにして容量チェックをムリヤリ通す とか
さすがアメリカ映画と思える作品でした。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
kossyさん
コメントありがとうございます。
きゃー
マッハGoGoGo ですよね
マッハGOGOGO では無かった
調べないとこうなるという見本です
実はお詳しいのではないですか?
NOBUさん
コメントありがとうございます。
私もNOBUさんのレビュー拝見しております。
笑っていただけて本望です。
何か思いつく度に、チコちゃんに叱られないかと
びくびくしながら書いてます。
『マッハGoGoGo』懐かしいです!
ストーリーが全く思い出せないのですが、ホイールが回るアニメテクニックが冴えていましたよね。
ウォシャウスキー兄弟(今は兄妹)の『スピードレーサー』(2008)も映画館で観ましたけど、目が回りました・・・
今晩は。
「ナット」デイモン・・
素晴らしい、ワードセンス・・。
(笑ってしまいました・・)
参りました・・。
(私のレビューでは触れていないので・・)
では、又。