劇場公開日 2020年1月10日

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「安全運転」フォードvsフェラーリ わんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5安全運転

2020年1月14日
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鑑賞方法:映画館

王道で安心して観れる映画。
ドーパミン蓄えられないものかなぁ。

クリスチャン・ベールなのでクリストファー・ノーラン監督なら後半胃がちぎれるかなーってトコで満点にせず。多分彼余裕でやってる、と思いたい。

マット・デイモンはオデッセイと同じ役割。危機管理能力にたけた役どころ。ハイライトからエンディングまでがクールダウンとして必要かどうかはアナタ次第です。息子の存在が台本に活きてる。

奥さん役のカトリーナ・ドルフが最初に出てきた所で「タッカー」を思い出す。「あ〜この人ならジュラシックパークみたいにイライラしないわ」と一目瞭然。彼女のドライブシーンは見もの。「ジョーカー」みたいな映画、市場はもう望んでないんだな、と思う。

まずアクセルイジるトコで音楽のアレンジが変わる。分かりやすい。サントラが台本を担ってるってのは「蜜蜂と遠雷」もそうでしたよね。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドと同じ感触。アメリカ映画は古くていいモノ大事にしますよね。

敢えてケチつけるとしたら7000rpmで自問自答するケン・マイルスの心理は220km/h出した人にしかわからないかな。

あとテレビCMで歌ってるロバート・プラントの曲、劇中で流れなかったけど、レディ・プレイヤー・ワンのラッシュと同じ扱いだから、マいっか。

わん