「良い意味で久しぶりに嫌味キャラをハリウッド映画で観た感」フォードvsフェラーリ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
良い意味で久しぶりに嫌味キャラをハリウッド映画で観た感
企業買収失敗を機にフォードがフェラーリにレース(デイトナ&ル・マン)にて喧嘩を売るお話。
そこに主人公2人が巻き込まれる訳ですが、その2人の友情、家族ドラマ、会社役員との企業ドラマがあって映画内容に面白さを醸し出しております。
そのドラマの中で1番気になった俳優はレオ・ビーフ役を務めたジョシュ・ルーカス。フォード社の副社長で主人公2人を悩ませる意地の悪い役を演じており、この意地の悪さは最近の他映画では観れないし、逆に80〜90年代のハリウッド映画を思い出させてくれた。
(昔はこんな引き立て役の嫌味キャラが映画を楽しませてくれておりました。)
さて、次は車の話をするとしましょう。
映画に出てくるシェルビーコブラ、フェラーリ330P3、フォードGT40等名車が走る姿がカッコいい。
やはり映像的見所は時速300キロオーバーのレースシーン。7000回転ぶっ飛ばし!!
展開的に周回遅れの車が直ぐトップに追いつくのはご愛嬌だが、迫力があるカーレースを劇場の大きなスクリーンで存分に楽しませてくれました。
最後にマイルズが息子ピーターに走るコースについて語り合うシーンにはジーンと来るものがありました。
(嘘でもいいから)親父の意志を受け継ぎレーサーになるピーターの姿を続編で観てみたいものです。
やっとレビュー書きました、
(NOBU さんのところにもコメント入れました)。
DVDは真夜中にヘッドフォンで視聴したのですが、ジャックが半抜けでした!
アパート中の皆さんにレースの爆音を聞かせてしまったという大失態(汗)
でも面白い映画でした。
周回遅れだけど、外れた地区にある小シネマにてメジャーな出来の1本を無事鑑賞できました😌
最近観たいのがポツポツあるけど、中心地の小シネマは激混みで今のご時世だと終了間際まで避けたい気分🤔
巫女さん
こちらではまだ上映中なのでせっかくだから大スクリーンで観てきますね。
メルセデスはあと20年で内燃機関車の製造を終了とのこと。欧州ではその時期にガソリン車の新車販売も禁止になります。
まさかこんな時代になるとは。モータースポーツムービーが過去の記録映画になってしまうなんて悲し過ぎ(号泣)
「レッド・ライン」もおすすめですよ。話はB級ですが車は凄いです!
クミリン様、こちらにてコメ返し✨コメント有難う御座います。
映画なければコアな車ユーザーのみの人物物語だけになっていたでしょう。人物へのスポットライトの当て方見事だったと思います。
私もラストテロップで殿堂入りを知って嬉しくなりました!
副社長役の憎そさといい、男達の仕事っぷりといい、夫婦親子の愛に迫力のレースシーン…これぞ映画ですね!
巫女雷男さんへ
Peter、マジっす。彼がChief Crewを務めたのは「Mint 400」と言う、ラスベガスのカジノ&ホテルがスポンサーとなっている、アメリカで最も有名な「Desert Off-Road Race」です。で、クルマがNissan NAVARAをベースにしたNissan 400 ってところも嬉しかったりします。単に親父さんの影を踏むのではなく、彼自身の選択でメカニックの道に進んだところが、地味にカッコ良いですw
巫女雷男さんへ
1991年のロサンジェルス・タイムスでPeterのリアルなその後が判ります。
https://www.latimes.com/archives/la-xpm-1991-06-06-sp-55-story.html
彼はドライバーでは無く、メカニック&クルーの道に進みました!
その通り憎まれ役は必要ですね!
最後のテロップで救われました!マイルズが殿堂入りと出たのでほっとしました。爽やかな気分で席を立ちました。
これも憎まれ役の効果ですね。
でも、社長からしたら、ゴールのあの提案とか、いつも『うい奴じゃのう』と思わせることを囁いているのでしょうね。
アメリカン・サラリーマン‼️
それに比べてさすが、アイアコッカは骨のある奴でしたね。