「フォードが嫌いになる傑作」フォードvsフェラーリ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
フォードが嫌いになる傑作
IMAX試写会で、拝見。
素晴らしい作品でした!
フェラーリ買収に失敗した挙句、エンツォ・フェラーリー社長に侮辱されたフォードが、雪辱のためル・マンでフェラーリに挑むお話。
しかし、観終わった印象は「これ『シェルビーvsフォード レオ・ビーブ副社長』じゃね?」って思ったくらい、敵はフォード社でした!
ってか、観終わったら「俺は一生フォードの車は買わない」「買えるならフェラーリがいい」と思いましたよ。
自動車レース版『ボヘミアン・ラプソディ』方式。
話を盛ったり、真相の分からないもっともらしい「伝説」を採用したり、順番を入れ替えたりなど、現実と違う部分は少々ありましたが、おおむね事実に即しておりましたよ。
演技の面では、クリスチャン・ベールが素晴らしい。
いい出来で満足度が高く、たぶん一般公開したら、改めて足を運ぶ見込み。
その時は、IMAX並みにでかい画面のよい音響のスクリーンで観たいです。
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