アド・アストラのレビュー・感想・評価
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ポップコーンとコーラを手に見るような映画ではない
ブラピ主演のSF大作…といったテイの宣伝になっているが、これはハッキリ言って観客を選ぶ映画だ。
トミー・リー・ジョーンズにドナルド・サザーランドの両御大、リヴ・タイラーと『スペースカウボーイ』や『アルマゲドン』への目配せを思わせる配役もしながら、これはどっちの作品にも全く似ていない。
観ながら真っ先に思い出したのは同じくブラピが製作・主演した『ツリー・オブ・ライフ』、そして『地獄の黙示録』、宇宙映画なら『ファースト・マン』、もちろん『2001年宇宙の旅』は言うまでもない。この辺りの映画がピンとこなかった人にはあまりオススメ出来ない。
主人公は暗い深宇宙と同時に自己の心の闇に潜っていくような、非常に内省的な地獄巡りの話であり、付き合いたてのカップルがデートで観にいったらその後の会話に困る作品だ(逆に盛り上がるようなら間違いなく気が合うのだろう)。
脚本には説明不足やツッコミどころなどの粗もやや多いが、個人的には暗闇の中で2時間浸るにはピッタリな、なかなかの佳作でありました。
よくわからなかった。。
銀河系の縁から考える葦
ワザとなのかと勘繰りたくなるくらいのキャスト。クリント・イーストウッドは無理だとしてもマット・デイモンぶち込めたらパーフェクトだったなぁ(笑)。
序盤は疑問を感じつつも、見応えのある展開で引き込まれました。そして、常に自問自答している感じも好き。宇宙軍側の思惑や想像と主人公の葛藤なんかも、滲むように表現していたのも好き。そう、概ね好きだったし、宇宙は美しかった。それでもどこか、必要なものが足りなくて不必要なものが挟まってる違和感、みたいな気持ちからは脱却出来なかったなぁ。とてつもなく、惜しい作品。そんな印象。
それでも、納得したいからもう一度観ようかな?という気にはさせてくれました。だからこそ、惜しいって事なのでしょうけれども。
期待し過ぎには要注意?
自分探しの宇宙物
静謐な孤独感は好み
何かを極限まで追求しようとすると、犠牲は免れない。ロイの父はそうだった。母を捨て、息子を捨て、知的生命体を見つけたいとする自分の欲望の犠牲になった。ある意味誰よりもモンスターかもしれない。
自ら孤独に閉じこもるように生きてきたロイが父のことを理解しに宇宙の果てまで行って、その壮絶な孤独と向き合うのも悪くない。ブラピのゆったりとした静かな演技は今までになくしっくりきて、ロイという人物にリアリティを与えている。そこは素晴らしい。
最終的には宇宙を舞台装置にしたヒューマンドラマなのだ。いかにもブラッドピッドが好みそうな物語だと思った。ただ、そこまで大事なものは宇宙まで行かずに見つけろ、とも言いたい。命粗末にするのは、ダメ、絶対。
面白くはない
寝不足で観るのは、危険!
SFとして、ドラマとして
こんなにも宇宙の孤独さを感じさせてくれた映画は初めて! 宇宙とか全...
雰囲気とか音楽は好き
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