「ブラピがいなかったら、-43億点」アド・アストラ じじまろさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラピがいなかったら、-43億点
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父と息子のヒューマンドラマに未来の宇宙探査をかけて、孤独と愛を考える物語。
がぁだ、科学無視の活劇にビックリ。発射中のロケットから内部に侵入。。そもそもロケット噴射で溶けて消えるだろう。。その後、内部に侵入。。おいおい未来のロケットのケツはいつでも入れる穴があるのかい。。極め付けは、ロケットのアンテナの部品で岩石群を突破。。未来の部品は凄い硬くて軽くてビックリ。。もうやめて。。そして、最後に原子爆弾の爆発力で高速航行。。。未来の宇宙船は何で出来ているのか。。あああ凄い。
だいたい、この宇宙船は反物質がエネルギー源になってるようだけど、爆発するのだろうか。対消滅しないのだろうか。。
そもそも知的生命を探すのに、太陽系探査でいいの?この設定に悩んでしまう。。
次に何で争いを描くのか?月での襲撃、ロケット内での抗争で人が死ぬ死ぬ。。争いと父との関連にどう影響するのか、さっぱり。。父への想いと争いの関係が解らない。
そして、途中まで旅をする父の友人は、途中病気でリタイヤ。多少の父の情報は得られたけど、結局、火星で父はクルーを殺したと判明。。旅の途中で父の事が少しずつ解明されるシナリオだろうけど。最終的に1人で父に合わせるために、関係者皆殺し的な状態だな。
最後に何故父は自ら死を選ぶのか?そもそも、16年以上1人で未知との遭遇のためだけに、全てを犠牲にしていたとはいえ、贖罪なのか。。死んだ方が物語的には良いのだろうが、何故死を選ぶのかが伝わらない。
まとめると、ブラピの顔芸を楽しむ映画でした。
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