「自分探しの宇宙物」アド・アストラ エンドラさんの映画レビュー(感想・評価)
自分探しの宇宙物
SF物ではないな、という印象。素人目にも、これっておかしくない?っていう事があるけれど、科学技術的にどうかという検証は野暮というもの。これは自分探しの旅を宇宙という舞台でやっているのです。
太陽系の中を飛行機で海外旅行に行くような感覚でできるようになっているくらいの未来なのですが、どんなに歴史を重ねても科学技術が進歩しても、人が信仰に委ねたり、メンツを守るために暗躍したり、不変なものってあるんだなぁと、つくづく思った。
最後にロイが帰還して、人をみとめた時に少し涙ぐんだシーンが、それまでの苦しさが回収された感じがして、ホロリとした。
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