劇場公開日 2019年9月20日

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「オバケの肝試しならぬ、宇宙への孤独と絶望試し。43億キロの彼方に待つモノとは?」アド・アストラ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0オバケの肝試しならぬ、宇宙への孤独と絶望試し。43億キロの彼方に待つモノとは?

2019年9月20日
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鑑賞方法:映画館

萌える

100年後くらいの月にも火星にもステーションを作り人類が行き来出来る様になった近未来。主人公の父クリフォードが地球外知的生命体を探しに海王星まで行き消息不明。息子ロイは自身も宇宙飛行士の道を選び、秘密を抱えながら父の謎を追いかける。

な〜んて、父の謎を追いかける話が最重要っぽく聞こえますが、上記にも記載した「秘密」の為にロイは追いかけちゃう訳ですよw
5万人も犠牲者を出しているあるもの存在。
なんだその有り得ない小さい発生源の割には強力なヤツは?ww

この作品は「ゼロ・グラビティ」の様に宇宙空間のある限定的狭さの話では無く、広大過ぎる太陽系の話。(太陽系の割には少し淡白ではありますが。)
また、「インター・ステラー」の様に宇宙論や哲学が混じって凄く難しそうなものでも無く、話としては現実路線です。

映像も現実味があります。ガンダムアニメを観ていた方には「未来はそんな方向にいくのね」的似ている設備も出ますので、楽しめると思います。

やはり、ツッコミが入るのは父と子の親子関係でしょうか。正直つまらないw
親子関係の話よりかは、「人間としての在り方」が描かれていると思います。

いますよね。ある発明や目標の為に周りを犠牲にしてまでも、自分を孤独にしてまでも突き進もうとする人間。
いやいや、前に進む為には協力や周りの信頼が大事なんだ。それが人間なんや。
その二極化がこの作品では楽しめました。
宇宙モノでこの内容は珍しいと思います。

地球から遠く離れれば離れる程、孤独と絶望に苛まれる人間模様。43億キロの彼方に待つものとは?
ラストにて昔の人は「母なる地球」と上手く名付けたなと思わせてくれる作品です。

巫女雷男
kossyさんのコメント
2019年9月30日

実は海王星という設定だけでうさん臭さを感じていたのです。
岩石惑星じゃないんだから着陸すらできないはず・・・とか。
今のロケット技術はスイングバイを多用して遠心力で遠くまで行くのが常識なのに、それすら無視しているとか・・・
どれくらい未来なのかもわからないし、それなら太陽系を離れたほうが面白いかなぁ~と思ってたんです。
しかし、猿!これはインパクトありましたw

kossy
おじゃるさんのコメント
2019年9月24日

コメントありがとうございます。
「彼方のアストラ」は、母星から突然何光年も先の宇宙に投げ出された少年少女たちが、協力しながら母星への帰還をめざす中で、自分たちの身に起きた事件の真相やそこに隠された陰謀に気づいていくという、ミステリー要素を含んだ宇宙冒険物語であると同時に、若者の成長物語でもあります。原作未読ですが、いかにも少年マンガらしい絵柄で、アニメはけっこうおもしろかったですよ。お時間があれば、第1話だけでもご覧になってみてください。

おじゃる
bloodtrailさんのコメント
2019年9月21日

巫女雷男さんへ
お久しぶりです!ファクトと呼べるほどには科学は進歩してないですけどねw
にしても、巫女雷男さんの共感ボタン、相変わらず早! 俺、さっき吉岡里帆タン見終わって、これからアナベルです。皆さん、結構平気だったようですが、俺は一人でビビリ死んで来ますw

bloodtrail
コンブさんのコメント
2019年9月21日

ブラピはニュータイプやわ!

海王星て青いんやー
て 思ったけど
ほんまかいなー?!

コンブ
Bacchusさんのコメント
2019年9月20日

宇宙船のトラブルとか辿り着くのが難しいミッションとかならわかりますが、わざわざそこを通ったり寄り道したりの巻き込まれで、しかもストーリーに何も関係ないという…その二つはただの尺稼ぎにしか感じられませんでしたw

Bacchus