劇場公開日 2019年4月26日

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「腹痛だったとはいえ、仕事を休んでまで観る映画じゃなかった。あれ、頭痛だっけかな?」バースデー・ワンダーランド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0腹痛だったとはいえ、仕事を休んでまで観る映画じゃなかった。あれ、頭痛だっけかな?

2019年5月8日
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鑑賞方法:映画館

 しんちゃん人形を見つけた時にはお宝発見!てな感じで子供みたいにテンション上がってしまいましたが、異世界に行ってからは退屈すぎる。まさしく異次元的なつまらなさ。もしやカマドウマってのは『海街diary』に出てくるアレじゃないだろうな?などと考えてるうちに魔法をかけられたように眠気が襲ってきました。

 観ようと思ったのはキャラや背景のタッチが今敏風だったためで、巨大な錦鯉に乗って泳ぐシーンからどう切り替わるんだろうと楽しみにしていたのです。しかも『クレヨンしんちゃん』シリーズの中でも名作を生み出している原恵一監督作品ですから・・・大人でも気になるよね。

 声優がどうのこうのとか批判をするつもりもありませんし、映像も綺麗だし、音楽も心地よくて、ストーリーさえ良ければ文句なしの作品です。思春期の女の子のジュブナイルとは予想はできるものの、どうしてもチィちゃん目線で追ってしまうので、編集の粗さとか展開が速すぎるとか、ヒポクラテスやピポやドロポのあり得ないキャラ設定など、文句をつけたい箇所だらけ。また、今年はパラレルワールドが流行ってるから比較しがちなのですが、全然パラレルになってないし、時間の進み方も違うとかいう点。まず、最初のツッコミどころは、自分への誕生日プレゼントを取りに行くという点だろうなぁ・・・。これも母親ミドリが以前の“緑の風の女神”だと想像できる伏線ではあるけど、3日が1時間という時の流れからすると、600年前は8年ちょっと前に当たるため、ミドリがアカネを産んだ後ということになり、ちょっと不自然。

 それでも錬金術師が作った“前のめりのイカリ”のペンダントとか、小物は良かったと思う。酔っ払い過ぎのチィちゃんも良かったし、ピポが意外とスケベだったところも・・・

「追記」1日1時間と言ってたので上記は間違い。25年でOK

kossy
kossyさんのコメント
2019年5月9日

Jovian-Cinephile1002さん、コメントありがとうございます!
ちょっと眠気のために聞いてなかった部分があったのかもしれません・・・
最後の方で「3日間も過ぎちゃった」というチィちゃんに対して、
「向こうでは1時間くらいじゃよ」という答えがあったと思うので、
それにしたがっちゃいました(汗)
25年だと考えると、すんなりまとまりますね~♪

kossy
Jovian-Cinephile1002さんのコメント
2019年5月9日

すいません、600÷24=25ではないでしょうか。

Jovian-Cinephile1002