「努力の方向」エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
努力の方向
中学校卒業を間近に控え、最優秀無口賞を受賞してしまったチヤホヤされたいけれど、さらけ出せず、ネットでハッタリをかます少女の話。
憧れや虚栄を自分のことの様に語る動画をアップするも、そんなもの誰も面白いと思ってくれないからフォロワーなんている筈もないし、嘘で固めていたり構えてしまっているのが判るから、現実世界でも目立つ子達には相手にされない主人公。
いや面倒臭いって。
変わりたい。変われたつもり。でも、肝心なところが変われておらず。な立場からのほんのり成長物語で、世代の差、性別の差、国の差、勿論個人の差もあって、自分がその年代だった頃を考えると被るところは何一つないけれど、判らなくはないところを感じるものはあってなかなか面白かった。
ただ、いかんせん自分が主人公と比べて歳を重ね過ぎているからか感動や共感までは至らなかったかな。
…我ながら回りくどい日本語だなw
バカなことを言えたり、自分のバカさを認められることが大切だと感じられるか、ホントに何も考えていないかが正解だということなんだけど…難しいよね。
素直であれ!
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