劇場公開日 2020年1月24日

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テリー・ギリアムのドン・キホーテのレビュー・感想・評価

全75件中、41~60件目を表示

4.0‪スランプ中の若手監督が再開したのは昔の作品の主役である10年間も...

2020年2月3日
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‪スランプ中の若手監督が再開したのは昔の作品の主役である10年間もドン・キホーテになりきったままのハビエル。夢に生きる男に巻き込まれた、現実に生きる若手監督の遍歴の旅の物語。‬とにかく狂ってる!

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stn

4.5とにかく面白かった!

2020年2月2日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

とにかく面白かった!

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哲也

3.0創造力と狂気の違いはなんだろう

2020年2月1日
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鑑賞方法:映画館

映画は才能溢れるクリエイターが作る芸術なのか、ただ大人数で作る幻覚なのか。何度も幻覚と現実がどっちかわからなくなって頭がボーッとなりました。
ドンキホーテのお話自体がアイロニーの効いた大人のおとぎ話で、さらに時代背景や映画づくりのメタ台詞も加わって、一回観ただけでは消化しきれない感じでした。

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zita

3.0テリー・ギリアムにしては陳腐

2020年2月1日
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鑑賞方法:映画館

なかなか愉快なオチはつけている。
また、狂気のなせる喜劇にして、かつ、悲哀の「ドン・キホーテ」像を描いたという点でも成功していると思う。
もともとテンプル騎士団の要塞だったというトマールの修道院をはじめ、ピエドラ修道院、ガリピエンソ村といったロケ地も素晴らしい。

だが、それだけだ。

テリー・ギリアムは、アート指向の強い作家だと思う。
ストーリーより先に、撮りたい「画」があって、そこに強引にストーリーをくっ付けることも少なくないというのが、自分の印象だ。
ただ、その「唯一無二の世界観」(公式サイト)が素晴らしいので、仮にストーリー的に「?」となっても、十分楽しめた。

しかし、本作品は、テリー・ギリアムにしては“陳腐”だ。
始まってすぐ、いくつかのシーンで“映像美”にゾクゾクしたが、それも最初だけだった。
「仮面舞踏会」という、金さえかければ誰でもそれなりの「画」が撮れてしまう、ありきたりな展開にもっていったのは、とても残念だ。

とりあえず、「企画頓挫9回」の作品を完成させ、ギリアム自身が「本物のドン・キホーテ」にならずに済んだ。
とはいえ、彼の代表作にならないのは確実だろう。

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Imperator

3.5タイトルなし

2020年1月31日
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鑑賞方法:映画館

テリー・ギリアム作品は
「12モンキーズ」しか観たことないし
小説の「ドンキホーテ」も読んだことないし観るかどうかずっと迷っていたけど
予告で流れていた
「欧州絶賛」「北米酷評」が気になって先週鑑賞。

想像していたより
お話しのベースはシンプルで
奇想天外なロードムービーになるのかな?
面白いシーンはちょいちょい出て来て
それなりに笑かしてもらったし
特にアダム・ドライバーと山羊の
シーンは凄く可笑しかったし
アダムとジョナサン・プライスの
掛け合いや演技は凄く良かったけど
うーーん、作品としては僕には合わんかったです


映画の鑑賞後、
テリー・ギリアム監督が2000年に撮影を開始しジョニー・デップ、
故ジャン・ロシュフォールが参加するも
頓挫してしまった時のドキュメンタリー
「ロストインラマンチャ 」が
Amazonプライムにあったので観てみました。
不運に不運が重なり思いもしない
状況下で泣く泣く中止になった
経緯と撮影の裏事情がなかなか興味深い内容。
先にこちらを観てたらもしかしたら
本編にもっと感情移入できたかも??
いや、それだと純粋に作品を観られないか🤔
まぁいいか。

完成した本作は個人的に
好みじゃなかったけど
企画が何度頓挫しても
諦めずに最終的に映画を完成させた
テリー・ギリアム監督の
情熱と執念には心から拍手を贈ります👏

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とみまる

2.0近年稀にみる駄作だった♥

2020年1月30日
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鑑賞方法:映画館

敢えて愛情込めたタイトルです笑 多分自分が欧州の古文化や古典物に疎いのも要因ではあるけど、それにしてもストーリーが…難解と美化出来んレベルでチグハグだった。映画館で初めてうたた寝した気がする。もう最後のギリアム作品出演であろうジョナサンプライスを観守った映画だった。ローズ・イン・タイドランドと同じくらい混沌。それとアダム・ドライバーの存在感が苦手。下手ウマに見えてしまう。SWもそうだけど、この役者を通して役柄の機微をどうしても感じ取れない。

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Ray

5.0カイロレンの中の悪夢

2020年1月30日
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鑑賞方法:映画館

まだ少年だった頃に映画館で観た「バンデットQ」。…衝撃的に魅了されました。そして「未来世紀ブラジル」「フィッシャー・キング」「12モンキーズ」等々、ギリアムエキスを摂取してきて辿り着いたコレ。観終わった後は、原題が良かったなぁ…なんて思ったりもしましたが、まぁそんな事は些末な事。展開のわりに何だか優しくゆったりした時間を味わえました。
皮肉めいた虚実がない交ぜになりながら、各々の心のなかの旅路にそっと手を差し伸べてくる感じ、「仕方がないじゃない」と生きてきた人に「仕方がない事はない」と放たれてる様に、気が付けば落涙しておりました。
そしてアダム・ドライバーであることの奇跡。ふと思って、カイロレンの心象風景を体験する様な見方をしていたら、笑える位にシンクロしてたのですよ(笑)。まぁ、それも個人的には涙を助長するネタになりましたけどね。ドン・キホーテとその作者については知っておくと良いのかもしれません。ギリアムさんは、これが入り口でも良いんじゃないかな?なんて思いました。

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lynx09b

3.0"業者"

2020年1月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

異国の地での映画撮影、そして住む民の人生が狂い、主人公は現実が幻日?となり、映画の世界から抜け出せなくなるような!?

D・ホッパーの「ラストムービー」と近いものを感じてしまう、T・ギリアムが撮りたかったドン・キホーテはラストを含め堂々巡り?全然、ドン・キホーテは終わらない?

自分が観てきたT・ギリアムの作品はドン・キホーテ要素が必ずチラホラと、撮りたかった情熱は理解出来るが、まだまだ?次の作品もドン・キホーテを撮りたいのだろう?と、思わせるエンディングのオチが!??

そして、救いようがない哀しき男の末路が描かれる印象が強いT・ギリアム、彼の作ってきた映画自体がドン・キホーテそのまんまなのでワ?

突飛な描写がメチャクチャに繰り広げられるファンタジー要素を含めたブラックな展開、突き抜けた感じが足りないようにも思えたが、J・プライスの滑稽さの中にある爺さん特有な可愛さに癒され悲しくもあり、でも笑えたり老体に鞭打った演技にアッパレ!!

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万年 東一

5.0現実と虚構の間に輝くもの

2020年1月30日
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知的

幸せ

やっと完成したのか位にしか前情報なく観たけど、
いやぁテリー・ギリアムにやられた!
嘘かホントか行ったり来たり、トビーと一緒にドン・キホーテの世界に迷い込む。
過去も混ざりながら、ドン・キホーテと荒涼な土地を旅していくうちに、自分も一緒にいるような熱く乾いた風と土埃を感じる。
どのシーンも美しくて、大きなスクリーンで観られてよかったとうっとりしながら観てました。
ちなみに原題は『ドン・キホーテを殺した男』。いろんな意味でそのとおりのお話でした。

ユニークでシリアス一辺倒にならない、そして声も素敵でアダム・ドライバーがとても良かった。『ブラック・クランズマン』も良かったし、カイロ・レンだけじゃない、今後楽しみな俳優さんになったね。
頓挫したジョニー・デップ(嫌いじゃない、むしろ好きだけど)版よりもずっと良くなったかも。

虚構がモザイクのように入り交じるテリー・ギリアムの世界が苦手な人は退屈で長い時間に、
『未来世紀ブラジル』好きな人は最高の2時間半が過ごせるはず!

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アンディ・フク

5.0今で良かった

2020年1月29日
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アダムドライバーがハマった。30年前にできなくて良かったよ。とても満足でした!

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三毛猫泣太郎

3.5虚実、入り乱れ

2020年1月29日
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難しい

元ネタのドン・キホーテを読んだことはなく、なんとなくのあらすじを知っているだけという自分には、今作のほとんどの展開が、突飛で、なにをどう楽しめばいいのか、わかりませんでした。

眠たくならなかったのが不思議なくらい、話にはついていけませんでした。が、俳優陣の演技はとてもよかったです。

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ユージーン

3.5アダム・ドライバー目当てで…

2020年1月29日
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幸せ

スターウォーズで惚れてしまったアダム・ドライバーを観に行ってきました!
ドン・キホーテの物語は原作を読んだことはなく、バレエの演目として何度か観たことがある程度なのであまり詳しくは知りませんでした。
アダム・ドライバーは期待通りで、特に学生時代のナチュラルな感じが格好良くて気に入りました♡
大画面でたっぷり堪能できただけでも大満足です。
全体的にはドタバタで笑える所もけっこうありました。
ロッシ・デ・パルマも出ていて、先日『マダムのおかしな晩餐会』のDVDを観たばかりなので再会が嬉しかったです♪♪

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ROSE

2.0ブラジルは、あまりに遠かったかな…

2020年1月29日
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鑑賞方法:映画館

平日の昼間。仕事を抜け出して映画館へ。遅ればせながら、今年初めて見る映画である。
場内には僕と同世代かその上、50代後半、60-70歳代の男性客が結構来ていた。
公開5日目だから、上映館も少ないし、そこそこの客入りだったのか。

この監督の「未来世紀ブラジル」(1985年)が、自分にとっての、ザ・ベスト・オブ・ザ・ベストなので、相当期待値は高かった。いや、結局、テリー・ギリアムはその後の30年余、あの作品を超えるどころかそれに近づくような作品もないままだったから、見終わって「やっぱりね」と思うしかなかった。
積年の努力を実らせたことを評価して「4つ☆」をつけたいのはやまやまだが、ブラジルも、モンティ・パソンもリアルタイムで知らない世代には、実に退屈なファンタジーでしかないだろう。

未見の人には、内容をあれこれ言いたくはないが、ブラジルに重なる場面が多数。何といっても、ジョナサン・プライスが出ているんだからなあ。
ジョニー・デップが出ていて、ドンキ役を別の役者にして、もっとえげつない表現(セックスと暴力)を織り込めば、まだ迫力ある映画になった…かもね。
残念です。

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町谷東光

3.0これは賛否両論あるかなと

2020年1月29日
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鑑賞方法:映画館

いやあ、なんとか完成したんですねという感じです。

正直よくわからなかった。笑
とにかく、ドン・キホーテが凄い勘違いしちゃって大変なことになってます。

この映画で、スターウォーズで、見たくもないと思ってたアダム・ドライバーを好きになりました。かなり頑張ってました。

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ハリソン

4.0ぐちゃぐちゃなのに端正。自己投影奇作

2020年1月28日
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鑑賞方法:映画館

呪われた題材、それこそがドン・キホーテ。オーソン・ウェルズも完成させられなかったドン・キホーテ。正直この映画が完成して日本で公開されたのが奇跡感ある。ワールドプレミアである、2018年カンヌでのクロージング上映すら危ぶまれたんだぜ...。
物語を現代に移していても「ドン・キホーテ」の枠組みは健在である。「ドン・キホーテ」の中に「ドン・キホーテ」が入れ子になっている感じ。
ドン・キホーテ役はジャン・ロシュフォール、ジョン・ハートから最終的にジョナサン・プライスになり、サンチョ(に勘違いされる、この罪つくりな状況を作った男)はジョニー・デップからアダム・ドライバーになった。奇しくも今年のアカデミー賞で主演男優賞にノミネートされたふたりである。
嫌なやつ感満載で登場するアダム・ドライバーが、卒業製作で撮影した映画の舞台を訪れ、映画が村人を破壊してしまったことを知る。それがドン・キホーテを演じたハビエルであり、「スターになれる」と言われたアンジェリカ。ハビエル(改め?)ドン・キホーテに「おお、サンチョ!」と言われたトビー、一旦逃げ出すもあらゆるものに見放され、結局旅に出る羽目に。
端正で冷静というイメージのアダム・ドライバー、序盤中盤と映画で何回禁止用語を叫んでいるのでしょうかというくらい弾けきっている。数えてみると面白いかも。CMディレクターとしてイけてても従者として全くイけてないのが彼の特徴である。そして一番「自意識」が強い。ジョニー・デップがやってたらもっと鼻持ちならない奴だったろうな、とは思う。
そして撮られて人生が変わってしまうハビエル=ドン・キホーテ。ジョナサン・プライスは「面白い顔」と言われつつも、やはり端正さが残っている(その上な、美声なんだ)ので、狂気に見えるようで見えない、「こいつ...まさか...?」という不思議なおじいちゃんになっている。そしてどんどん透徹化(こんな言葉ないけど)していく。
展開は捻りつつも大体ドン・キホーテだし、ラストも概ね予想どおりで、ビッグ・サプライズはない(というか、原題からしても隠す気持ちないよね)。自分が生み出した狂気にどう落とし前をつけるのか、といえばこれが決着点なんだろうなあと。
面白いのは、「自分が自分が」となるサンチョ...いやトビーが(ジョナサン・プライスが "Me, Me, Me!"って言うの最高感あるよね)結局小物でしかなく、ただただ踊らされているところなのかもな、と思った。そこから抜け出した果てに見つけた"Me"もまた、ってところが面白い。
テリー・ギリアム、私は初めて観た。このぐちゃぐちゃに自己を突き詰めてしまった感じは好きである。ただ最近の発言については全く同意できず、悩ましい...。
なんとなく、監督の発言の感じを読み取ってしまったのがオルガ・キュリレンコさんの役。オルガ・キュリレンコさん、まじ怖かったです。怖いよ。あんな怖かったっけ?と思うくらい怖かった。あの描き方自体がなんかな、と思ってしまう。
それにしてもなぜ邦題を「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」にしちゃったのかしら。別にそのままで良かった気がするけどね...。

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andhyphen

4.5ドン・キホーテを殺した男

2020年1月28日
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「ドン・キホーテは死なない」
そう、彼はこうして生き続けるのだ!!

なんて狂おしく愛おしく哀れで面白い物語なの。
テリー・ギリアム初体験の為、セルフオマージュやらギリアム節やらは分からなかったけれど、まっさらな状態でストレートに受け取っても非常に楽しい映画だった。

学生時代、スペインの小さな村で撮った小さな自主映画。
あれから10年、CM監督として再び訪れたあの村で突き付けられた、とある因果。
地味な靴職人の老人は自らをドン・キホーテだと信じ込み、酒場の娘はスターを目指すも上手くいかずに権力者の愛人へ。

自分の映画が人の人生を決定的に変えてしまった。
ズキッと痛む胸を押さえ、キホーテじじいと共にあちらこちらを転がり走り回る奇妙な旅道中。
どうしてそうなる!?を連発し、奔放に展開していくストーリーが楽しくて楽しくて、ずっとニヤニヤしながら観ていた。

狂気と正気、幻想と現実、夢と目覚め、それらを行ったり来たりする描写が面白い。
目覚めたらヤギ!のキスシーンが好き。
移民の集落で見る夢が好き。同じ夢を見ていたのは後々への伏線だったのかもしれない。

グロテスクでファンタジー要素盛り沢山のモチーフも大好き。
生々しい動物の死骸が頻繁に出てきたのは、死と生をがっつりと対比させるためなのかなと思った。

確実に流れゆく時間の先には必ず死が在ることを示し、その中でドン・キホーテがどう生きていくのか、作品がどう残っていくのか。そんなことも描いているのかなと思った。
「あの頃」を眺めるトビーがあまりにもエモーショナルでうっかり泣いてしまったので。

支離滅裂に見せつつきちんとストーリーを組み立ててくれていて、思っていたよりもかなり観やすい。
何が起きているのか混乱する部分も若干あれど、すぐに持ち直して巻き込んでくれる力がある。
謎すぎる現地の青年の、ストーリーテラー的な案内人的な立ち位置が面白かった。

演者も製作陣もすごく楽しみながら撮影していたのでは!?なんてことを思える映画だった。
私のアダム・ドライバーの好きなところもたくさん詰まっていて、大満足である。

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KinA

2.0理解不能

2020年1月28日
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終始よく分からないまま、観終わった感じ。
それが監督の世界観なんでしょう。
唯一の印象としては
アダムドライバーがホントよく頑張ってた。

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キャプテン

3.0アダムドライバーのでくのぼう具合がとても良かった。

2020年1月27日
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アダムドライバーのでくのぼう具合がとても良かった。

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パプリカ

4.5テリー・ギリアムだからこその世界観

2020年1月27日
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鑑賞方法:映画館

テリー・ギリアムもマストな監督の一人です。今作は構想から30年を経て完成させたという渾身の一作。あまり話題になっていないようだが必見の傑作だった。

CM監督のトビー(アダム・ドライバー)は学生時代に映画「ドン・キホーテを殺した男」を撮影したスペインの田舎の村を10年ぶりに訪れ、映画撮影が村の人々に大きな影響を与えていたことを知る。

自分を本物のドン・キホーテと信じ込んだ靴職人の老人ハビエル(ジョナサン・プライス)、スターを夢見て町へ出たが娼婦に堕ちた酒場の娘アンジェリカ(ジョアナ・リベイロ)。

トビーとハビエルの道行はおかしくもあり、厳しくもあり。観る我々もありえない世界に迷い込む。

これは上級者向けのファンタジー。さすがテリー・ギリアムとしか言いようがない逸品だ。

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エロくそチキン

2.0思った以上にB級だった。今の時代にあえてドンキホーテをやるなら、も...

2020年1月27日
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思った以上にB級だった。今の時代にあえてドンキホーテをやるなら、もっと面白くできそうなものだが。
B級映画の評価基準がわからないので、とりあえず二つ星で。素直に原作を読んだほうがよい。少年文庫とかでも。

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kikimimi