「妄想と現実の間」テリー・ギリアムのドン・キホーテ バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
妄想と現実の間
テリー・ギリアムの映画はキャラクターはエキセントリックだしスッキリ分かりやすいわけでもないのになんだかクセになる
現代劇だしギリアム節全開なのに老ハビエルのお騒がせなのに憎めないドン・キホーテぶりがまさに原作通りな感じなのでちゃんとドン・キホーテしてる!となります
まあギリアム作品自体誇大妄想的なイメージの世界を表現するものが多すぎのでドン・キホーテとは相性がいいのでしょうけど
動物の死体や太った巨人など決して麗しいとは言えないものがたくさんでてくるのに一つの確固たるイメージに貫かれた世界観には、不思議と統一された美しさがあります
アダムドライバーもいいね
コメントする