「タイトルなし」テリー・ギリアムのドン・キホーテ ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
テリー・ギリアム作品は
「12モンキーズ」しか観たことないし
小説の「ドンキホーテ」も読んだことないし観るかどうかずっと迷っていたけど
予告で流れていた
「欧州絶賛」「北米酷評」が気になって先週鑑賞。
想像していたより
お話しのベースはシンプルで
奇想天外なロードムービーになるのかな?
面白いシーンはちょいちょい出て来て
それなりに笑かしてもらったし
特にアダム・ドライバーと山羊の
シーンは凄く可笑しかったし
アダムとジョナサン・プライスの
掛け合いや演技は凄く良かったけど
うーーん、作品としては僕には合わんかったです
映画の鑑賞後、
テリー・ギリアム監督が2000年に撮影を開始しジョニー・デップ、
故ジャン・ロシュフォールが参加するも
頓挫してしまった時のドキュメンタリー
「ロストインラマンチャ 」が
Amazonプライムにあったので観てみました。
不運に不運が重なり思いもしない
状況下で泣く泣く中止になった
経緯と撮影の裏事情がなかなか興味深い内容。
先にこちらを観てたらもしかしたら
本編にもっと感情移入できたかも??
いや、それだと純粋に作品を観られないか🤔
まぁいいか。
完成した本作は個人的に
好みじゃなかったけど
企画が何度頓挫しても
諦めずに最終的に映画を完成させた
テリー・ギリアム監督の
情熱と執念には心から拍手を贈ります👏
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