「THE UPSIDE 最強のふたり」THE UPSIDE 最強のふたり 築地 歩波さんの映画レビュー(感想・評価)
THE UPSIDE 最強のふたり
2019年の締め映画はこれと決めていました。
リメイク版の最強のふたり。フランス版の最強のふたりが、めちゃくちゃ好きで期待して観に行きました。
結果は…これはこれでいいんだけどな、んー…もうちょい違いが欲しかった。
リメイク版だからオリジナル版と比べてしまうのは仕方がないね。そういう見方しか出来ない自分も嫌だけど。
オリジナル版を観た人は物足りなく感じるかなと思いました。
・オリジナル版には、ストーリーがゆっくり進むにしても疾走感があった。リメイク版はストーリーがゆっくり流れてくように感じた。
・あいも変わらず冒頭と結末の綺麗さがあった。そのためストーリーに入りやすい。
・障がいというものを頭では理解していても実際、目の当たりにする時の反応は違うということ。
・フィリップの怒りの表現が良く再現されていた。「私の人生には自分で管理できるものがない」的なニュアンスのシーン。
・いい出会いにはいい別れがある。
いや、いい出会とは関わってくうちに関係性が変わることによっていい出会いになるのか。
・抜群の存在感を放つニコール・キッドマン
リメイク版がオリジナル版を越えるような作品は少ないと思うが、それは作品を比較してみるからであって、1つの作品としてみれば素晴らしい映画だと感じる。
時には比較するのも大事なのかもしれないが1つの作品として観ることが1番大事だと感じさせられました。
※個人の価値観で書かれています。ご了承ください。
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