劇場公開日 2019年6月14日

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「ふふふ、マ王は芸術に疎いのよね」ハウス・ジャック・ビルト マ王さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ふふふ、マ王は芸術に疎いのよね

2024年12月28日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

各方面で何かと本作のタイトルを目にする機会があったマ王😁
U-NEXTで無料配信しているので試しに観てみる事にしました✨
当然、マ王の言う各方面とは碌でも無い映画を紹介しているトコで、残酷描写が云々、とか書いてたので、んじゃ遠慮なく、と鑑賞に至った次第です✌️

まぁ確かに気分のイイ映画ではないわな、コリャ😅
サイコパス?シリアルキラー?本人は芸術家(建築家)と称してバンバン人を殺しまくる、そんな映画ですね😐
自分の理想の家を建てる、何て思ってるだけで作っては壊しを繰り返す傍ら、自分の感情を制御出来ず赴くままに殺人を続ける主人公ジャック😑
そのジャックが土壇場で家を完成させた後に地獄の底へと誘われる結末までが端的な話だわな🥸
しかし、ジャック本人の芸術論や人生観が犯行内容とまるで一致しないので、一種の言い訳を並べ立ててるとしか感じなかった🌀
サイコパス特有の嘘と虚栄だけが悪目立ちするジャックは、お粗末な殺人を止めようとしないもんで結局は警察に嗅ぎつけられてしまうという辺り、物語の展開としては視点が違うクライムサスペンスな映画としか思えませんがな💦

ま、確かに残酷な映画ではある🤔
R18なのも頷ける内容と言ってもいい😶
でも、殺人と芸術はイコールではないし殺人と建築も同軸では語ってはアカンと感じた😔
ある種の世界の内側では、もしかしたら芸術の中に死を取り入れてる作品もあるかもしれない←死をテーマにした作品は多数あるよ
マ王が言いたいのは、殺人を芸術に昇華する行為は映画外での犯罪への言い訳を作り兼ねない危険性を孕む作品なので良くない、という事なのよ😑
デビット・フィンチャー監督の映画「セブン」でも復讐を肯定的に描いてた節があってマ王は今でも嫌いな映画だが、今作も見事に悪いポジションの映画にエントリー決定である😬

しかしこの不道徳な印象、マ王は初めてでは無かった🫡
調べてみると監督のラース・フォン・トリアーって「ドッグヴィル」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「インフォマニアック」の監督だったわ💨
アンモラル中心主義の映画ばっか作る人だから、コイツは許してやらんとなぁ😅←クセというか人格なのよね
各作品で不快な感覚を経験してたのでピンと来ました🤩
よってマ王が気付かずに鑑賞しただけなので自己責任ですね❤️

そんなこんなでお子様は論外!不条理系が受け付けない方も止めた方がよいかなと😫
マ王的には楽しめましたが(今回のレビューに褒め言葉は無いが)余程慣れてる人向きか元々変態若しくはサイコパス気質な方以外には毒なので鑑賞注意で宜しくお願いします🫵

映画館での鑑賞オススメ度★☆☆☆☆
ジャックは子供の好奇心持ち過ぎ度★★★★★
だけど子供は殺めちゃダメ度☠️☠️☠️☠️☠️

マ王