「ジャック、家、無理だろ、ダセーから」ハウス・ジャック・ビルト manamboさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャック、家、無理だろ、ダセーから
グロい、長い、重い、そしてなかなか唐突に幻想的な結末。
人間の闇の欲望をそのまま表に出しても、悪趣味なだけでメタファーも何もない。芸術になどならない。死体を並べて悦に入ってるクズ野郎に芸術表現は無理だということを、芸術的に描いた。
遺体をプラスティネーションという方法で保存し、表皮を剥ぎいろんな格好をさせて見世物的に展示して世界を回ったフォン・ハーゲンスというバカを思い出したが、この映画はジャックと共にフォン・ハーゲンスを地獄に落とした気がした。ボケ!
コメントする