エスケープ・ルームのレビュー・感想・評価
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テンポの良い物語
冒頭、いきなり危機シーンが描かれますが、時間軸をいじってます。
そのかわりに、最後に最終盤に次作に繋がる話が描かれてます。
コケてしまえば次回作もあったもんじゃないのにこの監督なかなか大胆なことしますね。
mojoによれば、制作費9m$で世界興収155m$とか。充分続編狙えますね。
作品を見た感想として、
・テンポは非常に良い(冒頭、いきなり危機シーンがあって引き込まれる)
・複数ある脱出シーンについては説明不足というか雑
・100分という短い時間なんだからもう少し丁寧に作っても良かったのでは
・次回作作るなら見に行くぞ
という感じ
お好みでどうぞ。
続編を期待してる自分にビックリ‼️
『アンブレイカブル』と『ソウ』からのインスパイア感が嫌味なく発揮されてて、素直に感心しました。
〝陰惨さ〟はこの時期の花粉さながら、うまくフィルター除去されているし、リケジョとヘタレの新鮮な〝バディもの〟誕生の気配も……。
掛目(カケメ)って言葉があります。
金融や不動産業界の方ならお分かりだと思いますが、
土地や建物を担保にする場合、その時の時価が将来も同じというように楽観的には評価しないので(特に建物は経年劣化は避けられない)、その時の情勢も踏まえて、担保としては時価✖️◯◯%などと評価しますが、その◯◯をどう想定するか、というのが掛目です。
この映画の続編に対しての私の掛目は高めの80%です。業界のおじさん達なら、掛目8割だな、というふうに言ってたように記憶してます。
つまり、鮮度や仕掛けが本作に比べて2割くらいダウンしてもそれなりに楽しめそう、という感じです。
私の中では『グランド・イリュージョン』とダブる印象があります。
新メンバーや組織の正体次第では相場が上昇するほど化けるかも、という期待もありますが、掛目はこのままにしておきます。
なんだかんだとグダグダ言いましたが、意外と続編に期待してる自分に驚いてます。
レッツ脱出
個人的にはそそる設定なんだけどね。
もう少し謎が分かりやすいと良いかな。簡単、という意味ではなく、仕掛けなどの全景を見せて、こちら側にも考える事ができるようにしてもらえると。
淡々と進んでしまってねぇ。
もったいない。
この手の映画にそもそも辻褄なんて期待しない!
正体不明の謎解き部屋から脱出する。もはや定番になりつつある脱出ゲーム系映画。
本作は結構シンプル。部屋の中に掲示されているヒントをもとに次の部屋への扉を開いていくというもの。まさに脱出ゲームのリアル版。
脱出ゲームに慣れてるキャラがいて、天才っぽい女子やリーダー然としたやつ、フィジカル強い系、文句言うときだけ強いやつ、そしておじさん。まー、この手の映画に登場するキャラとしては定番かもしれない。
なんて斜に構えてたんだけど、意外とテンポよくて気づいたらガッチリ引き込まれていた。いや、誰が?何のために?なんてことはあまり関係ない。どうやって脱出するの?ってハラハラを楽しんでしまった。
正直なところ、細かく言えば突っ込むところはある。すべての部屋の仕掛けを、全く証拠を残さずに片付けることって可能だろうか。極寒部屋の水とか、逆さになってる部屋の落下する空洞とか、ラストの徐々に狭くなる部屋の仕掛けとか。そしてラストの仕掛け(飛行機の生き残りゲーム)も実現可能?と疑問に思わなくもない。でもそんなことはあまり気にしない人がこういう映画を観にくるんだと思う。
そういう意味では大成功だ。なんなら続編を期待してる自分もいるもの。ただ、続編はかなりつまらなくなることは確実なんだけどね。
アイデアがいい💡 面白かった😸
疾走感のあるスリラー
2020-12
とりあえずミスターSASUKEと、林先生と、コナンくん、来て。
ビッグプロジェクトを抱えた海外出張を控えていました。健康でいろ!テレワークいいぞ!となったからには、外出を控えてました。
案の定入国制限で出張なくなりましたー、はいー、もう映画館行けるから私の勝ちー🙌(落ち着け自分)
脱出ゲーム流行ってますよねー、施設もたくさんあるし。行かないけど。だってあほは絶対置いてけぼりだもん、、、。
招待状を受け取り、パズルを解いてとあるビルに集まった個性豊かなメンバーたち。
何やらその過去に共通点があり、集められたことを悟りながら、一人、また一人消えていく感じは『ハンガーゲーム』シリーズ始め、色々と他作品ありますが、
知力、体力、五感を揺さぶる要素が新しく、飽きさせなかった。
序盤のキャラクターの描き方で、誰が生き残るのかがわかってしまった辺りは残念でしたが、
どうする?どうしよう?何が起こる?誰が脱落する?、とこちらもハラハラしておもしろかったです。
続編こと『ファイナル・デスティネーション』も待ってまーす。
(SAW+CUBE+ファイナルディスティネーション+脱出ゲーム)÷10
疲れてるな、中盤またまた寝落ち。 皆さんほどハラハラドキドキできず...
おもしろかったけど… (追記:「キューブ■RED」でした)
CUBEっぽく、頭脳戦を期待してたら…肉体の限界に挑戦!みたいな感じですね…。
謎が解けても体力がないとダメじゃないですか~。
逆さまのお部屋なんて…私なら足がすくんで身動きとれなくなりますね(^^;
大どんでん返しがあるにしても、冒頭で誰が生き残るかわかってしまうので…あのシーンは先に入れなくても良かったような…
前に観た、タイトルはすっかり忘れたけど「謎が解けないとお部屋が狭くなっていく」映画を思い出しました。
最終的には男女のペアで生き残るとか(恋愛関係にはなってないけど)、富裕層の娯楽のためのデスゲームとか…お約束なパターンですが…まぁ楽しめました(^^)
続編にも期待しましょう!
追記:
思い出しました! 『キューブ■RED 』 スペインの映画で、集められた数学者が難問を解かないと四方の壁が迫ってきて潰される…という…
あのCUBEシリーズとは関係ないけど面白いですよ。
100分休まるヒマなし!
評価を見てあまり期待していなかったけど、
エンドクレジットを終えた後、
長めのジェットコースターに乗ったような興奮状態になった。
物語は感謝祭の休暇シーズン、
面識のない6人は流行りの脱出ゲームに知人から招待される。
6人が揃ったと思うや否やエスケープゲーム開始!からのそのままノンストップ。
開始早々のエスケープシーンで、心の準備なしに世界へうまく引きずり込んでくる仕組みがいい!
あらすじはサイトの記載そのままなので、ストーリーやオチに重きを置くというより、
エスケープルームを視覚、聴覚、少しの知覚(一緒に謎解きする暇がないからね)で楽しんでいくスタイル、
または量子力学という巨大なテーマに思いを馳せてみるか…
最初から最後まで行間を読む必要もなく受け身のまま高スピードで乗せられて100分飽きが来ずに見ることができた。
趣味は分かれると思うが、
いきなり現実から隔離される合図となる溶けるマネキン、
オールディーズの不協和音と逆さ部屋、
トリックアートな上にぐにゃぐにゃ、
ちょいちょい出てくるeat me♡的なファンシーな命令文
と、意外にワンダーランド色があるところが好きだ。
ぼやきですが、
体内から見つかった3つの薬が気になる。
幻覚剤、毒ガス、あとひとつは?
パニックを起こす狙いはこんな感じか、、
あつい部屋→アマンダ
トナカイ部屋までの穴→マイケル
寒い部屋→ジェイソン
逆さ部屋→ゾーイ
ガス部屋→ダニー
トリックアート→最後の一人に振り落とす用
マイケルがよく分からないな…
何はともあれアマンダかっこいい。
どんな作りのビルなんだろうか?
よかった
量子力学の入り口だけでも予習推奨(ゾーイの夢)
何で4DXっきゃないん?なんて、当然の疑問を抱きつ、あのウザすぎる4DX予告に堪えて鑑賞開始。途中で気づく。4DXの派手な演出で誤魔化せ!作戦な映画なんだね。
クイズ・パズル・トンチを解いての脱出もの。チームには善人も居れば悪いヤツも居て、協力したり反目し合ったりしながらゴールを目指します。短時間で、そんな謎解けねーよとか、ムリです無理無理溶けません!、とか。合理性の欠落には目を瞑って頂戴。って言う映画。「ハンガーゲーム」を思い出してしまいました、なぜか。でも、4DXの迫力と人間模様に引き込まれて、結構手に汗かいたし、興奮した。
天才少女的存在であるゾーイ役の、テイラー・ラッセルが可愛い。なんか、このとろんとした目が好き。時系列上は、理系女子である彼女が「量子論」の講義を受けている場面から物語は始まります。が、己の記憶力の無さが情けない。教授が彼女に話す内容は、後々への伏線だと判っていながら覚えられなかったと言う。マジで忘れたw
でも、その核心は、量子物理の入口も入口の考え方の問題です。
In-Process-OutのProcess部分を「作用素」と呼ぶとします。通常は、プロセスで何らかのモノがInに働きかけてOutとしては違うものが出て来ます。「リンゴ(In)」の「皮をナイフで剥けば」(Process)、「かわの無いリンゴ(Out)」になります。これに対して、Inに正しく何らかの作用素が働きかけた結果、同じものがOutとして出て来たとします。その時、この一連の流れを「固有状態」と呼びます。
脱出ルームに入ったゾーイたちは、そこで謎を解き、部屋から脱出します、全員じゃないけど。これが作用素。
幾つの部屋を脱出したとしても、「仕掛け人と参加者の関係」には変化が無い。これが「固有状態」。
量子力学とは「固有状態である波動関数を探す事」と言う言い方も出来ます。大学の部屋の中でルームメイトにゾーイが力説していた数学の証明問題とは、「その様な波動関数が存在しない事の証明」。固有状態となる波動関数が存在しなければ、物質の存在の普遍性が量子レベルで否定されることになるからです。多分。おそらく。よく判らんけど。
ってことで、ゾーイは「固有状態」にある仕掛け人と参加者の関係を壊しに行く訳ですが、それって、まさに大学の部屋でルームメイトに語っていた彼女の夢、そのものです。
ご都合主義だし、派手な絵面で誤魔化しに来てはいるんですけど、カメラを壊して回るゾーイの姿を見ながら、「固有状態を否定する数学的証明」の話を思い出して、ちょっとゾクゾクっとしました。
テイラー・ラッセルがタイプだったので、☆半分おまけ。
今日も、理系と漢字で攻めてみました。
スキでやってる訳じゃないんですけど、そう言う映画だったからw
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ザックリかみ砕き追記
ある物に何かが作用すれば、その結果、それは違う何かになる。ってのが普通の物理・力学の世界の話。量子の世界では、「何かが作用したとしても、最初の物から何ら変化が無い状態」があると言う考えがあります。
ゾーイの夢である数学の証明問題は、変化が無いなんて有り得ない、と言うもの。つまり、何かが正しく作用すれば状態は必ず変わらなければならない、と言う証明。
ゲームマスターと参加者の関係と状態を変えるために、カメラを壊して死んだふりをするゾーイの行為は、彼女の夢である数学の証明問題と同じです。
って、かなりザックリ丸めると、そう言うストーリー仕立ての映画でした!
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