「あちゃー・・・と思いつつも楽しめました。」ユーリー・ノルシュテイン「外套」をつくる Toyotoyoさんの映画レビュー(感想・評価)
あちゃー・・・と思いつつも楽しめました。
ずーっと中身を見続けているうちに
「あ、やっぱりコノ映画(外套、の方です)、完成しないな…」
と思ってきます。
恐らくはユーリー・ノルシュテイン監督自身が
色んなものに捉われすぎてて上手い事いかなくなってるんだろうなぁ
と。
資金面だったり、外套という作品の偉大さだったり、
あと、多分完成しない事そのものへの苛立ちだったり…
インタビュー中、時々入ってくる、監督(才谷氏の方です)
心の叫びも、まぁ、多分酒を飲みながら語ってるうちに
熱くなっちゃったんだろうなぁ、と見えてくる。
ジブリ作品(特に高畑作品のほうが顕著ですが)が長引きながらも
何とか完成にこぎつけたのは、鈴木さんというプロデューサーが
いたからなんでしょうね。
このノルシュテインスタジオにも、有能なプロデューサーが
居れば、完成するんでしょうけど。
監督の拘りが強すぎて、なかなか…。
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