劇場版メイドインアビス　深き魂の黎明のレビュー・感想・評価

物語を作るとき、空想と言えど子供に残虐な仕打ちをするのは
結構抵抗があるものだ。
この作者は描写出来る限界値で残虐性を映像化したと思う。
多分これ以上のものはメジャーなメディアで難しいのではないだろうか。

12歳のリコを中心に子供たちが戻ることは叶わないという
冒険に無邪気に向かう姿はまるでピクニックの様なのに、
トンデモない出来事とのギャップがなんだか主人公達はただの
あほうの様にしか思えない😅

よくあるアニメの様にひたすらアクションシーンに終始するわけではなく
胸糞悪いがしっかりとしたストーリーが出来上がっていて見ている側も飽きることなく
最後まで見れるし、アクションシーンにも力が入るってものだった。

大変引き込まれて見たけど、果たしてこんな胸糞な物語を
好きかどうか非常に悩ましい。

なので★４つ。
理性が1個減らしました😵

原作漫画は、戦闘シーンの作画で何が起こっているのかよくわからない箇所があったのだけど、それが上手く補完できた映像化だった。
劇場版ならではの美しい作画を堪能できた。
痛々しい描写は声と動きがつくと更に強調されるのが堪らない。

前日にTVシリーズを見終えて鑑賞。完全続編なので、単体鑑賞には向かない。
それにしてもクオリティーが高い。レーティングの通り、ハードで大人のための作品。ついついキャラデザが可愛らしい為、そこで判断されてしまうが、この絵だからこそ、何とか観てられる。リアル絵だったら途中で見てる方の心が折れるわ。
TV2期の制作も決まっているし、確実に後世に残る作品になるなぁ。設定、ストーリー、作画クオリティー、どれをとっても近年最高傑作。
続きが待ち遠しすぎ。

アニメ版の続編であり、あらすじや説明が特にないためアニメを観てからがおすすめ👍
引き続き、幼く可愛いキャラクターたちが、厳しく胸抉る状況下で冒険を続けていきます🦊💦
白笛である黎明卿ボンドルドとの物語は、R-15も納得の内容で本作らしさ爆発でした😎
人を選ぶアニメだと思うので、アニメ版を観てみて、ハマった方には超オススメです。

戦闘シーンは作画無双してましたね。
見応え十分。

えー、アニメを以前全話見ています。
コミックは未読です。
久しぶり見ましたが、ちょっとつらかったです。
グロくなるのは重々承知の上。
プルシュカのフラグも承知の上。

あのレイメイキョウの最後まで浮ついたセリフ、要りますか。
あんなにそもそも語らせる時間、要りますか。
せめてもう少し本気の言葉を話して欲しかった。
こっちは、聞いたってるんだからーーー！
典型セリフ以外を聞かせてくれよ、悪役さん…

モブ悪役でした…

プルシュカのところかなり絶望しました。

テレビアニメの続きという事で原作の漫画は読んでいたのでストーリーは知っていましたが、アニメーションのクオリティが高く声が吹き込まれたキャラクターも素晴らしかった！
失禁シーンとかレグの暴走とか、どんな描写になるのかとか描写できるのかと思ってた場面もありましたが全部期待を超えてきたって感じでした。

物語の感想としては、本来なら廃人同然でそのまま死んでもおかしくないプルシュカを可愛がってたと思いきやカートリッジにしたり、カートリッジにされても尚、パパを助けようとしたりと黎明卿とプルシュカの関係性は理解し難い部分もあるんですが、プルシュカがリコの白笛になると踏んであのタイミングでカートリッジにしたのかな？
仮にそうだとしても、やっぱりプルシュカが可哀想過ぎる、、、生身で一緒に冒険する姿が見たかったな。
アビスの摩訶不思議な力でプルシュカが復活する事を切に願う。

漫画もアニメも面白い珍しい作品です。映画は完全なアニメの続きなのに、あらすじが一切なく初見の人には不親切だと感じるのが欠点。しかしアニメ版の１３話全て観てから見ても時間の浪費と感じないぐらい楽しめる作品。絵的にはグロく見えている部分はあるが話の内容は補助線引けば分かりやすく元気の出る作品に仕上がったなと感じます。何よりも作家性や創造性のモチーフに作者の意図が読み取れ次の第二シーズンのアニメも楽しみです。

原作未読の為、まさかの戦闘シーンが出てきてドン引き。
幼児の人体実験ネタで引っ張った上に、ロボ物か？のダブルドン引きで、冒険云々とか完成度高いとか、そんなん全部吹っ飛んじまったわ。
続きも落ちも気になるけど、どうかと思う点が多過ぎて、次あったとしても観るかどうか考えちゃうなあ〜・・・。

アニメーションのため、そこまでリアリティはなく、このくらいなら過去にも同じような表現はあった覚えがあるし、漫画などでも結構あるように思う。シーン自体も短めだし。

最後のプリュシュカに対してのリコの「こぼれちゃう」という発言は切なくてすごい表現だと思う。

リコは子供の姿に見えるけど、不似合いな言葉だ。
人間に対して使う言葉ではないが、その時の現象に対して使う表現としては適切。

ある程度仲良くなった相手がそうなったらこの表現は出てこないと思う。感情が邪魔をして普通ならその状況を受け入れられず、普段なら出てくる言葉だと思うけど、その言葉は出てこない。

凄惨で悲しい物語。それでも前に進もうとする彼らだからこそ、なのかもしれない。

感動するアニメ5選をYouTubeで見て本作品が出てきたので視聴。
こんな凄いアニメがあったんですね。ノーガードでした。
TV版を見てから本作品へ行ってください。
感動です。
続編が来年だそうで期待！！
私もナナチに触れたい！！

作品中最悪の敵・ボンドルドとの闘い。
鬱展開に心が張り裂けます。
だがそれが良い。

原作未読、TVアニメ版は1〜2話目のみ視聴、という状態で鑑賞。

1、2話目を見ているので、話の大筋は理解しているつもりだけど、アビスの中によもやこんな世界が広がっていようとは！驚愕の内容でした。いゃ〜、グロい！

無慈悲なアビスに生きる生物達。でも彼らは目的の為の最良の手段を講じているだけであり、一定の理解ができる。んだけど、あまりに人間を残酷に扱っているので、報われない。
方や、リコ達は探究心に従ってアビスを降りていく。探究心で行動をしているという意味では、黎明卿も同じであり、その差は手段を選ばないかどうか。
と考えると、意味深いテーマを持つ作品ともなる。

なんか、衝撃が強すぎて、観賞後もドキドキしてます。

黎明卿ボンドルド…プルシュカ、ナナチ&ミーティ、そしてレグ…
めちゃくちゃ胸糞悪いのに、アビスの神秘や秘密を知りたいと思ってしまう。
本当にすごいアニメ

痛々しい描写があるため、そのようなものが苦手という方には視聴しないことを勧めます。

アビスという世界観に引き込まれてアニメを見たのですが、この映画ではさらにアビスの奥底に広がるまた新たな世界が広がっており、ワクワクがとまりませんでした。
レグとボンドルドの戦闘シーンは迫力が凄かったです。
ただ、見た後はなんとなくお葬式モードになりました。

泣けた。
悲しい。
でも面白い！
早く続きが観たい！

言うほどグロくないと思うけど。
テレビ版に続き失禁あり。(笑)

　ヘソへの痛撃に幼少期のトラウマがあるせいで、かなりつらかった。座席で身もだえしてたから、近くの人には気持ち悪かったはず。ごめんね。

原作も読んでますが、原作にはない映画の良さがでていたと思います。
とても日本っぽい映画だと思う。全編を通してレベルの高い仕事を普通にしていて、特に戦闘シーンの筆圧の高さはプライドの高さを感じました。
しかし、好き嫌いが如実にでる作品なのでダメな人には全くダメなんだろうと思います。

やっと地元で上映されたので

原作未読、アニメのみの知識で鑑賞

最初のシーンから映像美。
オーケストラの演奏も迫力があって、尚且つ映像からは浮いてなくてめちゃくちゃよかった。
エンドロールのMYTH & ROIDも物語の余韻に浸らせてくれて最高。

ストーリーは、ボンドルドの純粋なる狂気が主軸という印象
なので、冒険要素は少なめ

アニメではナナチ目線でのエピソードだったので
ボンドルドがとにかく憎くて仕方なかったし、嫌いだった

今回も見事な外道ではあったけど、
それも純粋で探求心が強く、アビスからの祝福のためなのかとわかると納得の行く部分もあった

制作陣、声優陣が
作品とすごく向き合って深く解釈を重ねて作られたんだなと思った

終わったころにはボンドルドのこと好きになれた
愛されるヴィランを作るのはそこに愛がないと難しい

ただ、映画の長さで描くにはプルシュカへの感情移入が難しく、あんなに重要な役なのに勿体ないと思ってしまった

パパへの忠誠心を軽く越えリコに白笛を与えるまで
感情の動きをじっくり見たくなった
これは原作で味わうべきかな

2時間無い上映時間でリコ、レグ、ナナチのそれぞれの変化や新たな伏線
ぎゅっと詰まっていて台詞やシーンで新たな発見がありそうなので2回目鑑賞予定