「初めて映画館でガチ泣きした」劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明 はるさんの映画レビュー(感想・評価)
初めて映画館でガチ泣きした
まずアニメメイドインアビス同様、背景が素晴らしく精密で美しい。所々の表現が絶妙で、特にボンドルド卿登場シーンは痺れた。足音に合わせて視界が揺れ、(これは劇場にもよるだろうが)重低音が五臓六腑を揺らし、絶望の縦線が現れた時は「あ、これ2周はするわ」と逆に冷静になってしまった。
原作未読勢なのでストーリーも楽しむつもりで行ったが期待を大きくいい意味で裏切られた。
Twitterではこの作品のことを「絶望」だとか耳あたりの気持ちいい言葉で言われているが、違う。確かに絶望はするし、グロいし、救われないかもしれない。だが本質はそれでは無い。
絶望しながらも、その絶望を受け入れ、戦っていたリコ、レグ、ナナチ、そしてプルシュカの強さ、勇ましさ、カッコ良さ、それこそがこの作品で学ぶべき、絶望なんかよりも大事なことなんじゃないかと思う。
ボンドルド戦の切り札のアツさで1ガチ泣き、プルシュカからの贈り物で2ガチ泣きしてしまった。
長々と書いたけど、まとめると戦闘シーンはめちゃくちゃかっこいいしストーリーもめちゃくちゃ良いから、みんなで3周くらいしようなってことです。
あとマルルクちゃんの日常は日曜7時で毎日やってくれ
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